曲がれ!スプーン 公演情報 曲がれ!スプーン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-19件 / 19件中
  • 満足度★★

    期待しすぎた
    ゆるすぎないですか?

  • 満足度★★★★

    なんて楽しい
    本当に楽しい時間を過ごしました。
    映画よりやっぱり舞台ですね。

    ただ、紀伊国屋ホールはちょっと大きすぎた感じがありました。

    もっと近くで観たかったなぁ。

  • 満足度★★★

    ゆる~くぐだぐだと描くのが「ヨーロッパ企画」の特長!
    喫茶店カフェド念力に集まった超能力者たちが巻き起こす大騒動。

    超能力者が集まっても、特に大きな事件は起きず。
    喫茶店内でのドタバタを、細かい笑いをはさみながら、
    ゆる~くぐだぐだと描くのが「ヨーロッパ企画」の特長ですね。

  • 満足度★★★

    広すぎかな。
    いっぱい笑った~!
    相変わらずのゆる~い空気感が大好きですが、
    紀伊国屋ホールは、ちと広すぎた感。
    ヨーロッパは、多くても客席数200位の小屋で観たいなぁ~。。。

  • 満足度★★★★

    沢山笑った
    あの超能力者たちの輪の中で一緒に盛り上がりたい。
    なんで私超能力持ってないんだろ。

    そんなことを思った。

    だって、ずーっと楽しかったから。

    超能力者が集うという非日常的な空間があるのに、その中で当の超能力者たちはすごく日常的なゆるい会話をしていて、笑ってしまう。

    まだ来年も公演が続くようですが、今から次が楽しみです。

    ネタバレBOX

    あと、他にも書いている方がいるように劇場が合ってないんじゃないかな・・・と思いました。
    最初のシーンで思ったんですが、なんか、遠いんですよね。
    席の問題なのかな。
  • 満足度★★★★

    勘違い
    初めて見ました。さすがに人気の劇団らしく特に笑わせるところでもないに役者が喋っただけで笑いが起きる。こういう空気苦手です。まるでグローブ座!良い本に良い役者。勘違いしない様に立派な劇団になって欲しいです。ハコもう少し小さくて良いんじゃない?

  • 観ました。
    12月21日19:00の回。

  • 満足度★★★

    劇場空間とのミスマッチ感が
    この作品が何年にもわたり繰り返し上演されてきたということは、
    それだけ観客に支持されてきたということであり、脚本・演出家、
    出演者らの間でじゅうぶん練られ、熟成されたということになる。
    その熟成の要素の中には当然、観客と俳優との「間合い」、
    芝居の世界で言うところの「息」も含まれていると思う。
    小劇場の芝居におけるこの「間合い」「息」は独特のもの
    であり、それが芝居の密度の濃さにも通じ、大劇場にはない
    小劇場演劇ならではの魅力を生むのだと思う。
    その密度の濃さという点で、私には今回の紀伊國屋ホールと
    いう劇場とこの芝居との微妙な温度差というか、ミスマッチ
    感を拭えなかった。個人的にはサンモールスタジオあたりで
    観たらもっと楽しめたかなという気がした。
    しかし、この戯曲が傑作であることに変わりはない。

    ネタバレBOX

    映画版はヒロインがAD役の長澤まさみだが、舞台版はより
    エスパーたちが中心で楽しめるものと期待したが、自分の場合、
    そう単純な結果にはならなかった。
    この芝居を知り尽くしている常連ファンが多く来ているせいか、
    台詞の頭を言っただけでけたたましく笑い出す人がいて、
    申し訳ないがその声が耳障りでかえって興がそがれてしまった。
    TVのお笑いバラエティーで録音済みの笑い声を入れるのと同じ効果
    (逆効果と言うべきだが)で、みなまで言わないうちに先に笑いが
    くる。お笑いライブに来ている親衛隊ファンや狂言の茂山家の若い
    ファンにも共通するが、本当に可笑しくて笑っているというより、
    「ここで笑わなくちゃ」という雰囲気で笑っているふうに感じてし
    まう。
    エスパーたちの会話も内容は面白いのだが、台詞が劇場の壁に
    吸収されてパワーダウンしてしまうように感じた。
    会話のテンポも演劇というよりコントに近く、良くも悪くも
    小劇場的な芝居に見えて、最後まで劇場空間との違和感が残った。
    風間杜夫も初めて紀伊國屋ホールに出演したときの感想として、
    「台詞が劇場の壁に吸い込まれるようで小劇場とは勝手が違い、
    冷や汗が出た」と語っていたことを思い出す。
    上田誠によれば、紀伊國屋ホールの内部はこの作品の舞台となる古風な
    喫茶店の雰囲気が合っているとのことで、それは同感だ。
    映画版のマスター役・志賀廣太郎は古風な喫茶店のマスターがよく似合う
    俳優だが、映画版のセットはカフェ風だと上田氏は言い、舞台のマスター
    (角田貴志)は若くてむしろカフェ風なのも面白い。
    映画のマスターは一歩引きながらもエスパーたちの能力を当然のように
    認めているが、舞台のほうは積極的にエスパーたちの中に入ってまぜっかえす。
    透視の際、筧(中川晴樹)が女性ADの名刺の「米」という字を毒蜘蛛の形と
    誤って認識してしまい、映像では一目瞭然で大笑いした場面。
    これも舞台が遠いため、混乱の中で「ヨネ」という名が発せられてもわかりにくかった。映画を観ていなかったら、聞いただけで名前のヨネ→米とすぐにピンと来なかったと思う。
    長澤まさみが参考にしたと言うだけあって、桜井米役の山脇唯は雰囲気も何となく似ていた。
    透視という超能力のため、筧がエスパーたちからエロの偏見を持たれて分が悪くなっていき、僻むあたりが可笑しい。
    テレポーテーションの小山(本多力)が時間を数秒ストップさせ、映画版よりも悠然と歩いていく。
    細男(永野宗典)がトイレの窓から脱出をはかろうとして見つかる場面も意外に客席の笑いは少なかった。これも舞台の大きさが関係しているように思う。
    トイレのドアがこじあけられたとき、目前で細男のからだが窓枠にはめ込まれたようなせせこましさが直接伝わらないからだろう。
    ラストのサンタクロースにされて細男が飛ばされる場面もチープな仕掛けで
    笑わせるが、小劇場ならより面白く感じたのではないだろうか。
    この細男という役はエスパーではなく、TV出演候補者としてADとの打ち合わせのためにこの喫茶店を指定してやってきたのだが、舞台版の細男は、態度が大きく、エスパーたちに自己紹介されてもさほど当惑する様子はなく、むしろ余裕でふんぞり返って見ている。
    実際に狭くないところの「通り抜け」も当然と言うべきか簡単に通り抜けてしまう(笑)。
    映画版の岩井秀人は、エスパーたちに囲まれ、「どうも様子が変だぞ」と
    いう警戒心と困惑が見え、「通り抜け技」も勿体をつけて難しそうに演じた。
    終演後のトーク・ショーで以前、細男を演じた土佐和成が良かったと言う
    中川のリクエストにより、土佐がそのときの「通り抜け」の演技を再現して
    客席を沸かせた。
    好みの問題だが、確かにこのほうが映画の岩井に近い感じで私には面白く感じた。
    今後も上演を繰り返して、進化を続けそうな魅力的な作品だとは思う。
  • 満足度★★★★★

    ブルーな日にはヨーロッパを観よう
    面白いのが当たり前だからと思って観に行ったけれど、やっぱり面白かったですね。超能力なのに、あの地味さってなんでしょう。
    会社帰りに観てすっきりして帰れるよいお芝居です。
    映画よりやっぱり舞台を観てほしいかんじ(映画版観てませんが)
    ヨーロッパ企画はインパクトあるのに役者さんの顔がまだいまいち覚えられてないので、次回もまた観て覚えたいと思います。

    ネタバレBOX

    あの中でほしい能力って予知能力かエレキネシスですかね。
    自動販売機で当たりが出せるってスゴいラッキーな人だと思うんですけど…。

    小山の能力2回目のときすっ転んだのはめっちゃリアルでトラブルかと思ってしまいました。

    ピアノ線とハーネス丸見えは…舞台だから仕方ないですかね。。
    せめてハーネスの紐も赤くすればよいのになぁ。。

    エスパレッソ?は美味しいんでしょうか。結局どんな味のものかわからず。
    あのあとどなたか召し上がったんでしょうかね。気になってすごい見てしまいました。
  • 満足度★★★★★

    なんて楽しい
    「サマー・タイムマシン・ブルース」を彷彿させるおもしろさ。
    ヨーロッパは会話劇が本当におもしろいなあ。

    前作の青山円形劇場で「あれ?」と思いましたが、完全に
    迷いは払拭されました。本当にこれは良作!

  • 満足度★★★★

    面白いかった~。
    映画版、2007年の舞台DVDを最近観た関係もあり
    観ててなんか安心感、逆に細かい違いで笑えたり。
    セットは今まで以上にしっかり作られていた印象。

    この回、おまけトークつき。
    本多さん仕切りで、諏訪さん、酒井さん、角田さん、上田さん参加で
    ゆるゆるトーク30分。劇団内の上下関係も垣間見える所も面白かった。

    ネタバレBOX

    ストーリーは
    映画版を元に長澤さんのエピソードをカットした感じかな。

    ただ、土佐さんと西村さんの出番がほとんどなかったのが残念。
    あと、細男は
    映画版の岩井秀人さんが個人的には一番好き。
  • 安心感の莫大さ!
    演劇初心者の友人に「ヨーロッパ企画は面白いんだよ!」と
    連れられて初めて拝見しに行きました。

    演出家さんの何が起こっても面白いという、
    余裕のある内容に猛烈な安心感。
    しかも、日常会話の延長戦な雰囲気を持ったセリフが多かったのですが、
    とても面白かったです。脚本のセンスも感じました。

    また観劇しに行きます!

  • 満足度★★★★★

    ずっとニコニコ観てられるってシアワセ
    こんなに終始安心しきって、客席に身を委ねて笑顔で観ていられる舞台は久しぶりでした。
    言葉で説明するには、かなり他愛ない取り留めのない内容なのに、こんなに面白い芝居に仕上げてしまえる、ヨーロッパ企画って、スゴイ!

    それに、皆、まるで、アドリブかのような、自然な会話をしているのに、全員の台詞がきちんと聞き取れるなんて!
    これって、かなり高等技術な気がするのに、そんなところを微塵も感じさせない自然体がまたスゴイ!

    これでエンディングかと思いきや、もう1シーンあって、その最後の台詞が気がきいている。最後をきちっと納得させられて、スキッとした気持ちで席を立てたのも久々でした。
    二ール・サイモンの芝居のような、心地良いエンディング。
    観客の理解力を信頼した脚本にも、大変好感が持てました。
    こういう、作者のご都合主義が全く露見しない舞台は、大歓迎。すっかり、ヨーロッパ企画の信奉者になってしまいそうです。

  • 満足度★★★★★

    笑った! 笑った!
    ヨーロッパ企画にしか出せない空気感と世界観がある。
    完全に普通と地続きでありながら、それはないだろうという展開と設定になってもさほど違和感を感じさせない(というか、舞台に釘付けになり、そんな余裕を与えないというか)ところがウマイのだ。

    やるなー! ヨーロッパ企画!

    ヨーロッパ企画はやっぱり大好きだ。

    ネタバレBOX

    クリスマスの日にエスパーに助けられたというエピソードを持つマスターがやっている喫茶店、カフェ・ド・念力に、ここの常連たちのエスパーが集う。
    彼らは、日頃は周囲には秘密にしている、透視や瞬間移動、テレパシーなどの超能力を見せ合おうというのだ。
    5人の男たちは、それぞれの力を披露するのだが、遅れてやって来た6人目の痩せた男の様子が変だ。
    その6人目の男のスゴイ能力とは何なのか、そして、ある人の危機を察知し、そこから救うために、カフェ・ド・念力に集まった超能力者たち力を合わせることになるのだが・・・。
    そんなストーリー。

    とにかく、ゆるいというか、普通というか、ヨーロッパ企画らしい空気感が素晴らしい。
    この感じが好きなのだ。
    どうでもいいような伏線が楽しいし、あり得ないようなゆるい展開も楽しい。
    しかも、笑いがたたみ掛けるように襲って来る。

    どうやって見せるのだろうと思っていた、超能力の見せ方も、思わず笑ってしまうほど楽しいし、マスターの能力の開花や(TVでインドの・・って出た時点でややフライング気味に笑ってしまった)、マスターを助けたエスパーの正体などを、あえて指摘せず、さりげなく見せるあたりのセンスもさすがだ。

    1時間50分ずっと笑いっばなし、いや、ちょっと大げさだけど、結構笑ってしまう。

    とにかく、会話(台詞)がいい。確かにそんな風に突っ込むな、というような台詞が挟まれる。物語的には脇道にそれちゃうような会話って日常しているので、それが実に楽しいのだ。

    これを9年前の21歳ぐらいのときに書いていたという、上田さんの力にも驚く。

    肩の力が抜けているようにしか見えない役者たちの演技もあってこその、ヨーロッパ企画だと思う。
    劇団としての一体感もあるし。

    前回のドラゴンのやつは、ちょっとアレだったのだが、今回は思いっ切り笑えた。
    それは、前回は、そのバックボーンというか、世界観の背景までも観客のイメージの中にゆだねてしまったので、ちょっとアレだったのだが、今回はそんなこともなかったし、前回は、会話の普通さというかゆるさが究極すぎた感じだったのだが、今回はお芝居的に展開が楽しめたということもあるだろう。

    今回は、再演なので、新作となる次回が一体どういうことになるのかが、気になるところだ。そして、同時に非常に楽しみでもある。
  • 満足度★★★★

    笑い過ぎて疲れました(笑)。
    前回とは装置の配置も変わっていて豪華に。休む暇なく笑わせてもらいました♪映画版はいつまでやってるのかなー。

    ネタバレBOX

    最後の音楽がとっても良かった。心が安らぎました。
  • うん
    いい劇団だなと思いました。

  • 満足度★★★★

    拝見
    とにかく笑わせていただきました。
    ずっと楽しい時間がすごせました。
    映画より、面白い

  • 満足度★★★

    同日鑑賞
    「冬のユリゲラー」の改訂版。この作品とは付き合いが長い。2002年に京都の劇団であるヨーロッパ企画が東京に初登場したときに見ているし、2年前にも回顧上演されている。テレビでも何回かに分けて連続ものとして放送された。そのほか2002年の舞台版のDVDを買って2度見ているし、きょうの観劇のあと、勢いで本広克行監督の映画版も同じ日に見てきたので、いろんなバージョンをひっくるめるとトータルでは7回見たことになる。
    歌でいえばスタンダードナンバー、劇団の演目としてはレパートリーといっていいのではないだろうか。これだけ繰り返し見ても飽きないというのはもはや古典落語のネタに近い。
    今回の舞台版「曲がれ!スプーン」は、改訂されているとはいえ、これまで舞台で上演されてきた「冬のユリゲラー」に近かった。一方、映画版はそれに比べると改訂の度合いがかなり大きい。長澤まさみという有名タレントが主演しているぶん、そちらの顔を立てるかたちになっている。正直なところ、映画版よりも舞台版のほうが面白かった。
    舞台と映画に同じ役で出ているのは諏訪雅と中川晴樹の二人。映画で見る諏訪が異様に太っているのがちょっと不気味だった。それと映画では役者の顔のクローズアップがけっこう多くて、舞台では小さく、いつも同じサイズだったのがスクリーン上では3メートルくらいに膨らんでいるのも気持ち悪かった(笑)。

  • 満足度★★★★

    遊び心満載◎
    初・ヨーロッパ企画さん。

    映画と見比べたいな、と思って観てきました。まんまと罠にはまった感じではあります(笑)

    笑いをとれるセリフを連続でドンドン並べてる組み立てがお見事!同じやりとりで笑わせているようで、ツボにハメたセリフは各回異なるんじゃないかな。笑いの中、ポロっと言ってるセリフも充分面白い事言ってましたし。今日ウケたセリフがウケなくても、次のこのセリフで笑いとれるんだろうな~と。

    「好みじゃない」人以外は気持ちよく笑える場面が必ずあると思います。
    そんなに好みでもなかった僕ですが、結構ゲラゲラ笑ってました(笑)

    凄く「劇団」という感じがした公演で、そこも好感が持てました。

    ただこれ、舞台だから面白いっていう場面がたくさんあったように思うんですけどね…映画どうなってるんだろ?来週行ってきます。

このページのQRコードです。

拡大