ろじ式 ~とおくから、呼び声が、きこえる~ 公演情報 ろじ式 ~とおくから、呼び声が、きこえる~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★★

    面白かった
    こう言った作品は初めて観たけど、期待以上に面白かった。まだ説明するだけの知識が無いので、あくまで自分が感じたままの観想です。

  • 満足度★★★★

    一瞬一瞬が絵になる
    博物誌
    生活物
    動き声を発するオブジェたち

    あるときは、舞踏・ダンス
    またあるときは、合唱

    ネタバレBOX

    タイトルにあるテーマを背骨に、各パートごとに構成されている。
    それは、舞踏やダンスにも似た構成であり、実際に舞台で表現されるものも、それ似たような感覚のものだった。

    白塗りの顔で、まったく同じ衣装でカテゴライズされた出演者たちが、音楽に乗せて、声を発し、身体を動かしていく。
    発する言葉と、その様子、そして舞台装置にある標本類から、まるで博物誌のような印象を受けた。
    過去の遺物を留めることは、舞台にも現れる昆虫網を持った少年たちのようで、「ろじ」という言葉とともに郷愁を誘う。

    ただし、白塗り同じ衣装に塗り込められてしまい、同じ動き、言葉を強いらた個性は、その存在を発することはなく、まさに、骨となって個別の名前ではなく、種の名称だけを付けられてしまった標本のようだった。
    もちろん、体型などから個人の認識は可能だが、意図はそうではないのだろう。
    同じように白く塗り込められてしまう、舞踏では、その白塗りから、立ち上がる個性があるのとは対照的だ。

    「絵」としては美しいのだが、舞台にいるのが役者ではなく、動き、言葉を発するオブジェのように感じたのは私だけだろうか。
    「ろじ」という抽象的な概念から、さらにそこに生きた「人」へ落とし込んでほしかったように思うのだ。
    まさに、舞台の外では、屋台村のような路地でわいわいと、食べたり飲んだりしている人がいるのだし。

    また、音楽に合わせての台詞と動きが、内容はそれぞれ違うものの、パターンとして同じなので、少し飽きてしまった。
    途中にあった、競りなしでの動きは、力があり、素晴らしいと思ったし、女性たちが頭に小物を乗せ、言葉を発する様は、ケチャのような気持ちのいい音楽にさえ聞こえたのだが。

    さらに、多くの出演者が舞台にいるときに、手を抜いているのか、気が抜けているのか、なんかちよっと違う動き(動きが少なかったり、ぴっと力が入っていなかったり)をする人がいたのに、全体を見渡していると気がついてしまい、少々残念。

    台詞の中で、固有名詞はしょうがないとしても、そうでないであろう台詞が、大勢で言うので、何て言っているのかつかめないところもあり、なんか悔しかったり(笑)。

    これらの印象は、維新派に対する期待が大きすぎたのかもしれないのだが。
  • 満足度★★★

    今度は外で
    あこがれだけが勝手にふくらんでいたのかもしれません。
    前回の琵琶湖の『呼吸機械』をぜひ観たかった。

    ほかの方が書かれたように、最前列というのがまずかったのかも。
    一人ひとりの表情に目がいってしまい、たぶんそれは、この劇団の目指す表現とはちがう見方になってしまったかもしれません。おもしろかったけど。
    ぜひ、後ろの方で観られることをおすすめします。

    「ろじ式のろじ」はすてきでした。投げ銭ライブやモンゴルパンとか、アジアの楽器口琴とか、「グルグルの畑」(?)とか、それら含めて、すてきな体験をした日になりました。

    次回は、野外での舞台を観たいです。

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