RIOマテリアル 公演情報 RIOマテリアル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    リーディングっぽいっぽい!
    芝居というよりリーディング。
    なんだか・・、岸田理生アバンギャルドフェスに登場する芝居はみんな、リーディングなんじゃ・・・?と疑ってしまうほど。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    理生の作品を忠実に再現していたがそれはリーディングだから出来る事。

    一滴の血によって姉妹となった毒子と薬子とか、避雷針売りの男とか、蝋燭屋とか、女村長の孕みとか、その子供・ひることか、坂ノ下の一軒屋とか、100人の男たちの血は一人の女に吸われたとか、避雷針の末裔は吸血鬼になったとか・・・、理生の世界は、登場人物の名前や情景がどろどろしていて奇抜で何だか黄泉の世界の出来事のように感じてしまうから好きだ。

    だけれど、殆どリーディング模様の今回の芝居は芝居というより創作ダンスとリーディングを融合させたものを観ているような感覚で、飽きた。
    飽きた!という表現は作り手にとってはひじょうに失礼な言い方だが、それでもやっぱり、飽きた。

    ワタクシの記憶は先週公演したリーディング「水妖忌」から始まる。
    その後、またまた観た「大正四谷怪談」も芝居の半分はリーディングっぽいぽいだった。
    そこへ持ってきて、「水妖忌」に出演してたキャストが今回の「RIOマテリアル」にも出演してるという、どんだけ身内感覚なんよ?(・・)と仰け反ってしまったのだ!

    キャストがどーのこーのではない。ないが、「やっぱ、リーディングじゃん!」とがっかりしてしまったのだった。それを反映してか、目立つ空席。





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