実演鑑賞
満足度★★★★
ホリゾントセンターに大きな月 中央出捌けを挟むようにパネルが貼られ、パネルの開口部近くにシンメトリックに取り付けられた巨大な眼球のような照明。東洋館のレイアウトは、皆さん既にご存知だろうからくどくど書かないが上手には螺旋階段を上った先に小部屋がある。
実演鑑賞
満足度★★★★
ドガドガもコロナの走り(謎の感染症に最もビビッドに反応していた時期)の不安の中で観劇した一つだったと記憶するが、その後雌伏を余儀なくされ今回晴れて二作品のリバイバル上演となった由。
ただし、「金色夜叉」の末尾に「改」とある通り、以前観た(と思う)内容から相当なボリューム増しとなっていて、明治期の歴史の立役者たち及び小説の登場人物が絡みに絡んで昇華して行き、進むにつれ台詞は生き生きとして作者望月氏の魂がメラメラと舞台を焦すよう。2時間半超えが全く苦痛でなかった。お祭りだ!