セイレーンの痕 公演情報 セイレーンの痕」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-9件 / 9件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    だいぶ時間がたった今でも、あの舞台セットの吸い込まれるような感覚を思い出します。

  • 実演鑑賞

    何より脚本の「ゆるしの広大さ」に目を見張りました。演出面だとメイン所どころかアンサンブルひとりひとりでさえしっかりと活きていて、これは本当に珍しいのでひょっとしたら凄いことなのかも知れません。歌唱シーンは個人的なアレルギーが出ちゃってウムムとなっちゃいました。すいません。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/06/24 (金) 14:00

    カリスマ的な人気を博す萌香のライブに足しげく通うファンはそれぞれに「迷い」を抱えていて……というイマを反映したような物語。
    それぞれの物語を併行して描いてそれがやがて一つに撚り合わされてゆく構造が大きめ(従来比)の会場・多めの出演者に即して巧み。
    また、この会場ならではの舞台美術もステキでやはり何年かに一度でもこういう公演が観たいな、と。(「FIRELIGHT」以来10年ぶりだったとは……(驚))

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/06/27 (月) 12:00

    高低差のあるステージで精神性の高いストーリーを展開。複数の人間の複雑な心の機微を、時に共感できたり、時に面倒臭く感じたりしながら観劇しました。この劇団の真骨頂。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2022/06/25 (土) 18:00

    心情表現が巧みでラストシーンが良かった。
    照明が綺麗で、衣装も鮮やかで良かった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    セイレーンの歌う舞台のセットが素敵でした。
    導かれたいとか、導かれたとか言うことのない私にはあまり共感できませんでしたが、久しぶりに舞台の青木さんが見られたので良しとします。
    もっと妖しい物語かと期待していたのでしたが。
    アフターイベントで役者さんがマスクをしているのは何故ですか?みなさん舞台で一緒なのだし、観客もマスクをしているので、マスクしなくてもいいと思うのですが。
    声が聞きづらいですし、お顔が見えた方が嬉しいです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    いきなり開幕からピーズの『しげき的な日々』が轟く。
    「バカはたばになって がなっているだけ
     バカはちぢこまって だまっているだけ
     きどってねーで スリルだぜ
     しげき的な日々」
    作品世界とは全く関係なく、15周年を迎えた劇団の雄叫び。人生やったもん勝ち、吉祥寺シアターが沸く。

    幻想的な舞台美術は海上にぼんやりと浮かぶ光る金属の環。ギリシア神話の海の怪物セイレーン、美しい歌声で人々を惹き寄せ惑わせたまま喰い殺す。

    物語はカリスマ的人気を博す女性シンガーの歌声に導かれた人々の群像劇。岸口萌香役の北川理恵さんがメチャクチャ説得力のある歌声、楽曲の完成度も高い。(本物の歌手だった)。『Polaris(ポラリス)』は頭上に輝く北極星、闇夜を彷徨う旅人達の唯一の目印。それを遠く見上げる者達一人ひとりに「大丈夫」と優しく告げてくれる。ライブシーンが盛り上がるので、もっと観たかった。
    信者のように熱狂し取り憑かれていくファン達。そこに疑念を感じた者達がライブハウスに潜入する。

    同時に描かれるのは、とある女子高の合唱コンクール前の様子。やる気をなくした教師(中田暁良〈あきら〉氏)や何かに悩み続けている生徒(永田紗茅さん)、それを心配する友人(中野亜美さん)。

    小柄なチカナガチサトさんと身長182cm!の杉田のぞみさんの対峙するシーンが絵になる。
    印象に残るのは信望厚い学級委員長の中野亜美さん。彼女はどんな役を演らせても何か気になる存在感。
    ファンの一人、小野里茉莉(おのざとまり)さんが可愛かった。

    ネタバレBOX

    北川理恵さんに自分の力を預け一緒に歌う幽霊は巨乳が目立つ永渕沙弥さん。(今作を最後に無期限休養とのこと)。聴く者の潜在意識に働きかけるサブリミナル効果で次々に聴衆を魅了していく。ただ自分の想いを誰かに聴いて貰いたいと思うだけの孤独で純粋な女性。普通はこの手の悪霊キャラには邪悪な野望があるものだが面白い設定。
    北川理恵さんを信奉し路上ライブからずっと追い掛けている最古参ファンは山咲和也氏。彼女を「キチキチ」と呼ぶのが気になる。
    ライバルだった筈がどんどんファンを取られて激しく人気の差を付けられていく落ち目のシンガー、大森さつきさん。金髪ロングはやたら似合っていて美しい。ウィッグだと思っていたが、地毛か?
    独りアクション俳優のような青木清四郎氏。舞台上を上下左右奥手前、走り廻り踊り廻る。気ままな風来坊の亡霊。
    古参ファンの細田こはるさんは『嫉妬深子』の印象が強い。
    北川理恵さんの「助けて」と云う心の声が聴こえて会場に訪れた宇佐見輝(あきら)氏。彼の存在を上手く使いこなせていないのが残念。

    複雑な物語の語り口には作家のオリジナリティが溢れる。ばら撒かれたエピソードが多彩で話の構造がなかなか読み取れない。二つの話が実は5年間の隔たりがあったことが最後に分かる仕掛け。

    生徒に掛かりっ切りになり過ぎて、家庭が崩壊し妻に去られた教師。仕事への意欲を無くし次に何かあればもう辞めようと思っている。
    両親の離婚問題で自分が何かを選択することに恐怖している少女。
    友達の為に何かをしてあげたいのに何もしてやれない無力さに涙する少女。
    もう誰が歌ったものかさえ分からない『Polaris』、それを編曲し合唱する生徒達の歌声が流れる。
    「何もしてやれないかも知れないけれど僕はずっとここにいるよ。ずっと君の傍にいるよ。僕は君の味方でいるよ。」
    北極星が闇の中で煌めく様が確かに見えた。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    たすいちは本当にキャラ立ちが凄い、役者一人一人を生かすのが上手い。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2022/06/23 (木)

    価格5,130円

    23日19時開演の初日公演(120分)を拝見。

    普段より広く・天井が高い会場も
    普段より大所帯の出演者も
    巧みな照明・考え抜かれたミザンスに
    アンサンブルの一人一人にまで血を通わせたホンのきめ細かさで
    充分に使いこなしていた本舞台。
    内容が内容だけに、上演中・終演直後の観客席を見渡すと、特に若い客層には訴求力があったと感じられた。

    ギリシャ神話のセイレーンに擬したカリスマ・シンガーの歌声に魅かれて、若者達が自ら思考し苦悩することより導かれることを選んだのも
    女子高生が悩み事を内に抱え込んだのも
    個人的にも共感できる。
    だが、とある事情で、思考や行動がフリーズしちまった教師には「キミって、それでもオトナなの?」と、そのナイーブ過ぎる感性に観劇オジサンはかなり批判的にw

    最後に演じ手について雑感2点。

    それにしても、怪しげな人物を演じさせたら、フジタタイセイさん、まさしく天下一品(注.ラーメンチェーンの名にあらず)だなぁ!

    永田紗茅さんと中野亜美さん、ホンマ、息ピッタシやなぁ。

    ネタバレBOX

    【配役(敬称略)】
    岸口萌香
    …北川理恵(お初の方なので、経歴見ました。道理で唄えて演技も出来る訳だぁ!)
    志子田乃衣(萌香に協力する幽霊)…永渕沙弥
    琴浦月(萌香の友人→マネージャーへ)…白井肉丸
    梨沢礼(萌香のファン※→マネージャー?)…小太刀賢
    濱戸綾乃(萌香のファン※)…細田こはる
    丸の内にか(萌香のファン)…小野里茉莉
    下橋大樹(婚約者を無視して萌香のファン)…梅田優作
    灰田駿(萌香の熱烈なファン※)…山咲和也
    設楽開(萌香の熱烈なファン)…宇佐見輝(うさみ・あきら)
    ニ本裕子(下橋の婚約者)…中村桃子
    朱鷺羽院与説(金儲けの下手な霊能力者)…フジタタイセイ
    石上錬磨(朱鷺羽院に使役される幽霊)…青木清四郎
    愛川麻理沙(萌香を一方的に⁈ライバル視するシンガー)…大森さつき
    浦井蓮人(思考フリーズな高校教師※)…中田暁良
    浦井紀香(蓮人の妻)…杉田のぞみ
    下野律歌(蓮人の身を案じる同僚教師)…星澤美緒
    神崎侑雄(蓮人の身は案じない同僚教師)…高村颯志

    【浦井クラスの女子高生】
    加藤瑠衣美(悩みを内に抱えた女子高生※)…永田紗茅(内面の苦悩がよく表現されいて熱演)
    能見志恵子(瑠衣美の身を案じる同級生)…中野亜美(朱鷺羽院先生曰く「立ち姿の強さと美しさ」←同感!)
    安斎空子…神原晶
    呼子ころね…宇田奈々絵
    糸庭梨々花…山田奈々緒
    中柴呂美…チカナガチサト
    布下美衣…佐瀬ののみ
    筒草和美…芦屋那奈(元気な目立つ役柄を好演)

    ※は萌香の心の声が聞こえている

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