SURROUNDED ALWAYS 公演情報 SURROUNDED ALWAYS」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★

    初観です!
    この劇団の不思議な魅力が、ジワジワと伝わってくる。
    松下さんも素敵なキャラクター。

  • 本質がすっと伝わってくる
    白を基調にした居心地の良い空間
    そこで描かれる満たされなさの表現に
    じわりじわりと惹きこまれていきました

    お互いの求めるものがすれ違いしながら
    ゆらぐ夫婦の関係に見入ってしまいました。

    なかむらきりんの紙アートも実に秀逸。


    ネタバレBOX

    細かい雨ふりだったのですが、新宿眼科画廊の空間が心地よくて。
    ウェルカムドリンクの紅茶、本当に美味しゅうございました。

    たおやかな気持ちを持って見始めた芝居、
    ちょっと変わったテイストが見る側にやってくる。
    登場人物たちの強い個性に比して
    主人公の夫婦が地味にかみ合わない・・・。

    最初は倦怠期の夫婦かともおもったのですが
    そういうわけでもなさそうで・・・。
    その家に訪れた人々が
    自らの個性を表す中で
    主人公の夫婦の内側に横たわる不思議な距離が
    だんだんと露わになっていきます。

    紙アートが並んでいるその空間では
    強い個性もすれ違う想いも
    その生臭さのようなものが吸い取られてしまう・・・。
    その家を訪れる個性の強い人々にしても
    良い意味で形骸化した感覚が
    観客にはすごくわかりやすくて・・・。

    主人公の夫婦の空気というか、
    お互いに踏み込むことができない領域の生臭さも
    壁に飾られたオブジェが消し去って・・・。

    その本質が露わにされているから
    終盤の夫婦の会話がまっすぐに伝わってくる。

    いろんなことがあとに残る
    作品でありました












  • 満足度★★★★

    思ったより良かった
    キレイな画廊、女性らしい内装、開場前から暖かい雰囲気が醸し出されている。
    が、開演すると一変、キャラクター達が自在に動き出す。
    結構濃いが、これはかなりいいキャラクターを作っていて、笑った。

    後半で夫婦の真相が見えてくるシーンは、少しひねっているので、すっと入ってこなかったのは残念。
    しかし作品全体の心地よさは最後まで続いていた。
    90分。


    飛び道具たちを一手に引き受ける、旦那さんの受けの演技が良かった。
    むしろテンポが良すぎるので、旦那さんだけはもっと受けがゆっくりでもいいかもしれない。

    ネタバレBOX

    最後のセーターの話はすみません、わかんなかったです。
    でも奥さんの演技のナチュラルさは好きです。
    夫婦役の二人くらいナチュラルなとこが他のキャラクターにあってもいいかもと思いました。

    冒頭の前さんと松下さんはちょっと声大きいかも。



  • 満足度★★★

    ブタとサイとカバが好き☆
    壁面に飾られていた、なかむらきりんの紙アートがとても柔らかい空気を発していて、とても居心地のよい空間に。

    反面、その雰囲気のなかでは、いかにもな白もの家電っぽいオーブンレンジや、テーブル、イス、時計あたりは不釣り合いだったかも(紙アートは弟の作品、という説明があっても、です)。
    さらにいえば、台詞も演技ももっと抑え目、引き算なほうが体感にあったかも。

    たとえば、ウェルカムドリンクのメニューからオレンジやグレープフルーツのジュースは除く、みたいな感じで(途中、氷の音が少し気になったし)。
    あるいは、温かい珈琲だけに限定する代わりに、一杯ずつ、丁寧に入れるとか。たとえ開演後にお客さんに渡すことになったとしても、そんなに違和感はなかったと思うんだけど。

    ネタバレBOX

    個人的には、夫にも妻にも共感できたし、
    互いの思いとは裏腹な仮面夫婦的な危うさも上手く伝わってきたので、
    もう少しだけ、笑いを取りにいかないで、
    脚本や役者、さらには観客をもっと信じて作って欲しかった、ような気も。
    良品だけに、ちょっと惜しい。
  • 満足度★★★★

    ユミコvsチヨコ
    天然ちゃん風味に見せかけて悪意を放つトツカユミコと、ズケズケ単刀直入だけど意外と思いやりもある松下チヨコ(旧、松下ロボ)の一騎打ち、という様相。キャラ立ちよく、コクがあるのにキレがある。この2人は実に巧みに「描けて」おり、これがそのまま評価に繋がった。

    彼女らに振り回される役どころの川本喬介も、出張り過ぎず引っ込み過ぎずで好演。

    前有佳の役どころは難しい。夫婦とする会話ではエキセントリックなキャラ立ちを、上記2女優に対しては常人っぽい振る舞いを要求されている。

    こうしてサブキャラたちが軽快で鮮明に描かれているのに、メインキャラであるべき夫婦は行動原理に逡巡や葛藤が多いためか複雑で、稜線がぼけて見えたのが残念だった。

  • 満足度★★★

    初めての劇団
    初めて観た。どういう芝居を作りたいのかは良く分かるのだけれど、登場人物の性格設定に初め違和感があり、物語にスンナリ入れなかったのが惜しい。

    ネタバレBOX

    壊れかけた夫婦が、妻がモデルをする絵画教室の会場に家で使ったことで、妻の人間関係が少し明らかにされて、夫婦の関係が少し別な段階に移る、という物語。分かると言えば分かるのだけれども、妻以外の3人の女性の性格がやや奇抜で、そちらに目を奪われてしまって、夫婦の物語というようにスンナリ入って来なかった。特に、自分として、隠しカメラをセットしたりする夫の行動に共感できなかったのが大きい。もっと普通のドラマでよかったように思うのだけれど…。
  • 満足度★★★★★

    期待してなかったせいなのか
    どっきりしちゃうくらい生々しく迫ってきてくれました。キャラ作り、脚本の言葉へのこだわり、空気感、どの部分も相互作用で生き生きと見えました。

    正直、チラシだけだったら私は観に行かなかったと思います。その辺、インパクトには欠けるし。corichでの評判のよさが気になっていて伺いました。説明文の抽象的なのには閉口しますが。当日パンフの文章載せたほうがいいんじゃないかしら。そのほうがよっぽど興味をそそります。

    ネタバレBOX

    結婚はしたけれども、恋愛してっていう結果ではなく、結婚したい気持ちの果てにお互いさまざま計算した挙句って言うカップルのその後。トピックの取り上げ方がおもしろかったです。ヌードモデルをしてみた妻。その場として家を提供している夫。その感情の動き、そこに至るまでの気持ちも含めて。

    周りを取り巻く絵画教室の先生や生徒、家を訪ねてくる夫の弟など、突飛な人間たちが、妙な説得力を持って存在しています。おかしいんだけど、なるほどと思える部分のもたせ方がなんともうまい。ここまで変な人はいないだろうというくらいデフォルメしてるのに、共感できてしまうところが残ってる。

    私が好きだと思ったのは、少人数になった時の空気の作り方。どの二人をとったとしても、二人きりで空間を占めるときの気まずさやら動き、居心地の悪さやらが自然に出てきていて。退屈できない空間に仕上がっていました。次にどんな行動や言葉が出てくるのか。二人もしくは少人数での場が演劇ならではの力を持っているのがおもしろくってたまらなかったです。

  • 満足度★★★★★

    りらっくすしたー
    芝居というか、空間ぜんたいに、リラックスし。みたあと、痛かった腰・背中のハリがすっかりなくなっていたりしました。お茶もおいしく、展示もすてきで。芝居も、近いのに、近すぎず、でも遠くなく。他のおきゃくさんたちもリラックスしていたのか、沈黙を味わいたいシーンでものすごくお腹を鳴らす人がいて(しかも何度も、かなりロングトーン・笑)、きになりましたが、開演前のお茶が消化されてたんでしょうか。観て体までいやされた芝居は、久しぶりかはじめてか。

  • 満足度★★★

    多くの要素で紡ぐ、見る/見られるという関係
    少人数のスペースだから、どこかの家庭がそのまま再現されているようで、でも壁に展示されている作品によって、それがどこでもない「ここ」になっている。不思議な空間だった。

    青年団を思わせる、時間の超越がないリニアなワン・シチュエーションの作品
    でかつ、いわゆる「劇的」なセリフがない作品。そのためすっと作品に入っていける。

    お互いに理解してもらいたいのだが、その表現が歪な夫婦。つまり相手を見たいし、相手に見てほしい。この相互的な感情を、見る/見られるという直接的もしくは間接的な要素で表現している。

    ネタバレBOX

    タイトルの「SURROUNDED ALWAYS」の意味が明確に分かるのは、弟がリビングにつけられた監視カメラを発見する時だが、誰かに見られたい、もしくは何かにつつまれたいと欲する妻の動機と、妻の結婚の動機は、エンディングの理由だけでは分かりにくい。妻の結婚の動機は誰にとっても不可解なまま終わる。作者には分からせるつもりはないのか知れないが、見る者が想像できる範囲を、これでは制限してしまう。
    おばあちゃんがつくったセーター=個人性から、普通のセーター=個人性の消滅へ。結婚=夫の視線という個人性から、デッサンのモデル=不特定多数からの視線(ただ田中の視線は個人性はあるものだが)へ。この経緯を普通にとらえるならば、結婚に意味は見いだせない。結婚によって誰かから見られることは多くなっているはずなのに、デッサンのモデルを始める妻。夫自身もなぜ妻が自分と結婚したのか、わかっていない。この不可解さが夫に監視カメラを買わせる。そして見る者にも不可解さは残る。監視カメラを買うほど、この夫婦には様々な意味でのコミュニケーションは存在しないのか。もし存在するならば、それでもヌードを含むデッサンのモデルを始める妻の見られたいという欲望は、どれほど強いのか。

    いろいろと疑問が生じるし、その疑問は作品の中の要素だけでは解消されることはない。そのことはこの作品では、深さにつながるのではなく、不親切さに近いのではないかと思う。
  • 満足度★★★★

    アクセントとしてもすごい
    トツカユミコ、松下チヨコ(松下ロボ改め)がすごく面白い、ここでしか見られないよなぁ。

  • 初めての...
    年年有魚さんも新宿眼科画廊さんも初めてでした!かわいい所ですね。かつての日清パワーステーションがあったビルが近くに見えて、とっても懐かしかったです・・・
    お芝居の方は役者さんも皆うまくて,お話にすっとのっていけました。
    絵の先生と生徒さん、弟さん、すごく面白かったです!
    ああいう旦那さん。いるでしょうね。
    そして、あんな風に生きている女の人(奥さん)もいるでしょうね。
    でも、なんだかあの夫婦はこれからも大丈夫なような,そんな気がします。
    ありがとうございました。

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