満足度★★★★
まさに「ふわり」とした感じ
人間だった頃の記憶をほぼ失った見習い天使と彼が担当することになった5年前に恋人を亡くしてその心の傷がまだ癒えない女性との二人芝居、この設定だけである程度予測できそうな展開ながら、タイトルやフライヤーから察する通り優しく、まさに「ふわり」とした感じが心地好い。
また、保倉大朔の誠実で一所懸命な見習い天使ぶりと嬉しい時の表情、石井悦子(オトコマエな感じ?)の恋人を喪ったことから心に壁を築いて男性に対して(ましてやアヤしげな営業マン(笑)には)つっぱって寄せ付けない感じなど、細かいところも見て取れる小さめのスペースだったのもよかった。