チェリーボーイ・ゴッドガール 公演情報 チェリーボーイ・ゴッドガール」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-20件 / 20件中
  • 満足度★★★★★

    童貞万歳!
    男の純情と友情をたっぷりと見せてくれた。馬鹿な男達の馬鹿な純情がとても愛らしい。愛すべき劇団だ。

  • 満足度

    唐突な結末は承服しかねる
    奇しくも前回この小屋で観た某作品のように散らかったアパートの1室が舞台で、「とにかく童貞を卒業したい」と一心に願っているオトコたちの物語。
    程度の差はあれ、共感するというか心当たりがあるというかで、そこそこ笑いながら見るも「楢やん」のオクテぶりは「明治時代かよ!」あるいは「小学生かよ!」で現実味に乏しく、そこ以降ちょいと醒めてしまい冗長に感じてしまう。
    さらにあの結末は「生きろ!」あるいは「死んじゃだめだよ、生きてなくちゃだめだよ」派として承服しかねる。いや、そもそもアレは唐突では?
    …ではあったものの、この日は終演後にイベントがあり、えっち話の「フルーツバスケット」で笑わせてもらい、後味の悪さを払拭して劇場を後にする。

  • 満足度★★★

    長い・・・、けど笑えた!
    前作が評判良かったけど見れなくて悔しかったので今回はしっかり見てきました。
    ここでの評価も高くて期待大。

    童貞であることへ悩む事のおかしさ、愛らしさをストレート過ぎるほどストレートに描いていて、最初から大笑いの連続で最後まで行くのがスゴいです。
    上演時間は実際は120分。
    そのせいでその後の予定が大幅に狂ってしまったのだが。。。

    ネタバレBOX

    ある一室に集まり童貞をこじらせている男子7人の集団。
    舞台には男子しか登場しないけど、それが女性への幻想を抱かせて良かったです。
    筑波にあるある理工系の大学生で、寮か同じ安アパートに暮らしている先輩後輩の関係にある7人。
    「ドラゴンさん」と尊敬を集める人が雄弁にSEXについて語るが、彼もやはり童貞というのがおかしかった!

    「童貞力」をみうらじゅんが提唱してから、童貞、DTを扱うものはサブカルの分野で沢山見られる。
    映画「童貞をプロデュース。」でそれは決定打となって、それからも早くも2、3年は経っていて、今更感のあるテーマだと思っていました。
    でも、演劇では意外と扱わる事が少ない題材だと気づいた。
    なので、テーマひとつで走りきるわりに最後まで楽しむ事ができました。

    ただ、やはり長いです。
    もっとスッキリ70分くらいの作品に仕上げたら、もっと密度が濃くて面白くなったと思います。
    段々「いつ終わるのかなあ」という気になっていってしまったので、テーマに対して適した尺を考えることも必要だろう、と感じました。
  • 満足度★★★

    笑わせていただきました
    前回「たぶん犯人は~」のようなストーリーの巧妙さはなく、
    若さと勢いでひたすら乗り切った感のある1H50Mの作品。
    たまにはこういう気楽に観れる作品もいいもんです。

    最終公演だからなのかいつもなのか、ビールは吹き出すわ
    午後ティーは大こぼれするわ棚は倒すわセット揺れるわ
    これ毎回やってたら死んじゃうんじゃないかと思うほど。

    自殺までは行き過ぎですけど、大人になる行程でのある種の
    恐怖感、罪悪感など、確かにそういうものはあるんですよね‥

    終盤当たりのレイプを想起させる部分は賛否両論と思うけど
    それを実現させる勇気がないということが判っているだけに
    リアリティのない童貞の妄想っぽくて単純に可愛かったです。

    おつかれさまでした!

  • 見てきました。
    http://palove.blog.shinobi.jp/

  • 満足度★★★

    アフタートークイベント
    アフタートークイベントがとにかく可笑しくて、とてもここには書けないけど、あるある的な感じのする濃密な時間でした。

  • 満足度★★★

    隊長がいい塩梅。
    そのまんま楽しいネタ。女性客は半数近く。
    松居さんは今後「で、もう卒業したの?」っていろんな人から言われちゃうんだろうな(笑)

    ネタバレBOX

    起伏はそれほどなく淡々と卒業へ向けて頑張るのを見るのは面白いです。
    カール・ルイスがそこで登場するとは夢にも思わず(笑)

    気になった点。
    ラスト10分くらい前に強姦を連想してしまうシーンがありましたね。
    無理やり押し倒して首を押えて手足を押えてあーしてこーしてっていう場面。そこまで楽しかっただけに勿体なかった。
    人には言えない傷を隠して社会生活送ってる人も沢山いますので、このシーンがそれまでの愉快さを薄めてしまった印象。役者自身は賑やかなシーンなので気づかなかったかもしれないけど、客席が一瞬にして固まった。女性に囲まれて座っていたせいもあるかな。
    童貞である真実がどこかに出るのか興味深く観ていたら、そこに出たんだと思うんです。きっと抱いたことがあれば、ああ、こんなにフニャフニャして脆いんだな女の体って、と、強引な発想を芝居にはしなかった気も・・・・まあ、本作品はその熱、があそこまで役者を盛り上げたんだと。毎日様子見ながら少しずつ変えてるのかな、今日は予定より10分長かったです。

    童貞ネタで突っ切るのは勇気が要ったと思いますが、内容理解してお客さんは行くので怯えずやって大丈夫ですよ。
    せっかくだから卒業させてくれる人募集!ってアンケート用紙に載せてしまっても(笑)

    免疫ができたし今だから言える、「アチャコ」にありがとう。
  • 満足度★★★★

    童貞をこじらせるのはよくないぞ(と作者に伝えたい)
    前作『犯人は・・』、前々作『モンチャン』に比べて、役者と同年代の設定のため、無理なくのびのび演じていたのが好印象。

    もはや「手堅く」と言っていいほど、間違いなく笑わせてくれる劇団である。
    今回は、下ネタの大爆発なのだが、笑ってしまう。

    いくらなんでもそこまではないだろっ! と言いたくなるほど、異常なほど極大化したそれぞれのキャラクターがとてももいい味を出していたし、極端なほうへ進んでしまう話自体も笑えるからOKだ。

    でも・・・

    ネタバレBOX

    よくよく考えると、彼らと合コンをし、結果的にメンバーに好意を寄せる「ミューズ」と呼ばれる、黒木メイサ似をはじめとする女性陣は、舞台上に姿を現さないのだが、彼らの様子と、この極端な話の流れを考え合わせると、そもそも、筑波の街にそんな美女4人が現れて、彼ら童貞軍団と絡むということは、どうもおかしい。変である。

    ひょっとして、その女性たちは、童貞をこじらせてしまって、現実と夢とが不明確になってしまった彼らの妄想の産物ではないのか、と思えてしまう。
    というか、どう考えてもそうとしか思えない。
    今までこんな生活をしていた彼らに、こんな急に降ってわいたような話があるわけがないからだ。

    ラストの、とんでもない破綻は、そんな妄想と現実がぶつかることによる歪みが、彼らの精神を蝕んでしまった結果と思えるのだ。

    そんなラストなのだが、『モンチャン』のときにも感じたのだが、なんで、そんな救いのないラストにしなければならないのか? と思ってしまう。誰もがそう思うだろう。
    せっかくそこまで笑っていたのに、それは凍り付くようなラストなのだ。

    さて、ラストにもうひと笑いしようと、口を開けかけた観客の、その口の中に、まさに粉洗剤のアタックと液体のカビキラーが注ぎ込まれるようなラストがやってくる。

    鍵を握るであろうゆうちゃんの病と、彼らになんとなく蔓延している「自殺願望」。
    童貞云々は、死ぬための理由づけのひとつ、というか、童貞という現象が彼ら閉塞感を象徴する大きなモノであり、それを旗印に死んでいくという話だったら、救いがないかもしれない。おいおい、それじゃあ、笑って観てられないじゃないか!

    ひょっとして、作者の中には、「幸せになることの恐怖」または単なる卑屈(劇中で繰り返し表現される「童貞」的な卑屈)が支配しているのだろうか。
    そこには、何か根深いものがあるのではないのだろうかとも思ってしまう。

    こういう不条理的なひっかかりがゴジゲンがゴジゲンたる所以かもしれない(そう言えば、『サムライキッチン』でも腕が落ちたりしてたなあ)。

    それと、ついでに書くと、彼らには筑波にいる理系の学生または研究者(?)という設定があり、それは冒頭では使われるのだが、あまり活かされてないのが少々不思議。
  • 満足度★★★★

    予想外の

    チラシとHPの説明から、さぞ 過激ではっちゃけた内容なんだろうな~と思っていましたが
    その予想の範囲を遥かに超える過激さ、熱気で・・・
    良い意味で期待を裏切られました!

    シモネタ自体については好みが分かれるかもしれませんが、笑いのネタとかお話し自体はどんな人でも楽しめる、解り易い内容だったと思います。女子で・初心者でも楽しめました。
    会場も、ウケている人が多くて盛り上がってた印象でした。

    ネタバレBOX


    よくわからないけど、男の人は大変だなぁ と思いました。


    最後の、みんなでアタックとカビキラーを食べたり飲んだりするシーンは、冗談じゃなく怖かったです。(特に、カビキラー。)

    でも、その後のアフターイベントがめちゃくちゃ面白くてww
    それでテンションが上がりました。最後は後味が良かったです。

    そして本編のラストシーン以外は 笑いどころが沢山ありました。男の人の葛藤・・・男女の事だけじゃなくて友情も含めて、見所がいっぱいでした。

  • おとこのせいしゅん
    芝居は,面白かったです。役者さんも上手だったです。
    舞台もリアルな感じでよく出来ててよかったです。
    面白かったんだけど,まじめな芝居でした!
    面白い話なんだけど、まっとうでした。
    それがいいんだとおもいます。

    ネタバレBOX

    だから死んで終わらなくても、良かった気もします!
  • 満足度★★★★★

    いえい!
    ゴジゲン、観にいって間違いないッ!!

    私の友達もどんどん魅了されてます(^ω^)

  • 20090503
    、ン、)ノ

  • 満足度★★★★★

    描き方に感心しました
    オトコの原始的な気質を、童貞という記号に象徴させた汗と涙のお芝居でした。
    原始の時代から遺伝子に刷り込まれているオトコの性質が、劇中に散りばめられていました。脚本の粒度がかなり細かいと感じました。
    まぁ、内容的には、最近の草食系に始まったことではなく、いまから約30年ほど
    前にも、仲間で同じような言動をしていたことに、劇中で気付きました。懐かしい気分でしたが、我々にあまり進化が見られないのか・・・。

  • 満足度★★★

    初見ですた
    説得力のある童貞っぽい人がよくいたなあと.
    想像できないとこまでいったら最高でした!

  • 満足度★★★★

    前作に引き続き
    良いです。いろいろうまい。

  • みた。
    やりつくされたような童貞ねた。
    でも観ていてイヤじゃなかった。
    アフタートークに脱帽。

  • 満足度★★★★★

    はぁ、助かった・・・
    ようやく求めていたものにめぐり会えた。

    最高に笑えた。
    満足満足。

    ネタバレBOX

    もうなんてゆーか、自分達の中学生~高校生一年くらいまでの様子そのままだった。

    平気でち○こ、ま○こと叫び、そこらじゅうで一人エッチをし始め、女子を恐れ、童貞を尊いものだと思ってる。

    まぁ、
    いわゆる男が一番バカな時だ。

    そんなバカな様子をこっそりのぞいているような、もしくは自分も一緒になってその時間を過ごしているような、そんな舞台を味わえた。

    脚本がいい。
    役者がいい。

    笑った笑った。
    なんだか救われた。
  • 満足度★★★

    お好きな人はどうぞ
    全編徹底した下ネタによるドタバタお笑い喜劇でした。でも全体の流れからいけば、もっと奇想天外、ドタバタの締め括りが期待されたと思います。
    個人的には、下ネタのお笑いは嫌いなので、この手のネタがお好きなひとはどうぞ・・・としか言えませんが、でも最後の締めの甘さは一考が必要??

  • 満足度★★★★★

    童貞に戻りたい・・・
    童貞を卒業するかどうかだけで、ここまで話が展開するなんて・・・。
    くだらなくて、みんなが笑っているのに、なぜか涙が出ました。
    松井さんの童貞への愛を感じます。100分。

  • 満足度★★★★

    男子って面白いよね♪
    童貞を捨てたい男子たちが、悠ちゃん(男子)の部屋でたまって、セックスするのにはどうしたらいいか?なんつって真剣に話し合ってる風景。バカバカしいコメディ。

    以下はねたばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    脚本家の松居大悟はチェリーボーイ歴23年6ヶ月だそうで、もてそうなフェイスなのに押しが足らないのだろうか?
    そんな正真正銘の童貞男が描く「童貞を捨てたいけれど、どうやってセックスをしたらいいのか、どうやって女子に声をかけたらいいのか?セックスはどの位気持ちいいんだ?」と真剣に議論したり、あるいは「やりてぇ、やりてぇ~~!!」と吠える童貞男が実際に女子を目の前にするとびびって寡黙になってしまったりと、可笑しいほどに情けなく楽しい芝居でした。

    2Fの部屋の窓から、下を通る女子を嘗め回すように観察しながら、「できる、できない、できる、できない、お前あんな女とセックスできんのかよ~。。」と、実際には出来もしない弱腰の男子が妄想で判別するさまも、やたら可笑しい!(^0^)
    男子って友達と群れているときって、あんな感じなのだろうか・・?
    だとしたら・・・案外、彼女が居なくても楽しいかもね。

    あんな風に馬鹿やって、何を思い煩うこともなく、くだらない遊びにうつつを抜かし、くだらないゲームを楽しみ、その生き方も暮らしぶりも他人が見れば無意味だけれど、それらのことにイチイチ夢中になって喜び、腹を立て、身を削る様にして悲しむ。ノー天気なろくでなしの極楽トンボ。そんな無駄だらけの人生。

    くだらない。くだならすぎる、でも、だからこそ人生は美しいのだ。

    この劇団、面白いですわ!
    愛しくて可愛らしいチェリーボーイたちの物語!(^0^)




このページのQRコードです。

拡大