満足度★★★★★
実に鮮やか!
1933年のシカゴを舞台にカジノも経営するギャングのジョーカー一派とかつてジョーカーと愛し合ったこともあるクイーン率いる一派の騙しあい、ネタがネタだけに劇中でカードマジック(やカードではないマジック)もいくつか披露し、お約束や楽屋落ち(ただし初めてでもわかるレベル)の適度なギャグもありという娯楽作。
ダブルキャストは1役のみながらキャラが違う上に結末・真相を知った上で観ると「あぁ、ここからもう罠が仕掛けられていたんだな」と改めて気付いたりでき、さらに一部を除いてマジックも違うものなので2度続けても十分に楽しい。
また、時・場所を表す「字幕的なもの」の出し方も演劇的でナイスアイデア。
もちろん、キャスト陣もヒゲや白髪まじりなんてメイク(これがよく似合っているんだ)も含めて役にピタリとハマり、それぞれキャラが立っているのがイイ。
満足度★★★★★
最高です
登場人物の名前から、ストーリーまでトランプがモチーフになってる。
その着眼点がよいですね。
登場人物の名前を覚えやすいです(笑)
どんでん返しがありぃのお約束がありぃの。。。
毎度毎度楽しいものを作ってくれます。
2回しか行けなかったのが、悔やまれるほどの、クオリティの高さです。
満足度★★★★★
これぞBOOGIE★WOOGIE
今回は脚本が素晴らしかった!
予想できない展開に、見事に騙されました。
とてもよく練られた脚本だったと思います。
今回はダブルキャストでの公演で、標準語バージョンと関西弁バージョンがありましたが、最終的にキャストの関係性が暴露されたあとのわかりやすさという点では関西弁バージョンの方が際立っていたかと思います。
トランプゲームやマジックが多用されておりましたが、客席の後ろでもわかりやすいように工夫された演出も感心しました。
吹き出しなども効果的だったと思います。
舞台セットや照明・音楽も、今回はおしゃれで大人っぽく、素敵でした。
役者さんの演技も、今までと違った引き出しが観られてよかったと思います。
特にマジックは、ぎこちない点もありましたが、かなり練習されていて良かったと思います!
全体的に大満足でした♪
満足度★★★★
舞台の醍醐味
初見。
なので、いつもこうなのかは分かりませんが、お客とのやりとりが頻繁で、小劇場ゆえの醍醐味。
やりとりがちょっと過剰かなとも思われましたが、全体的に満足。
物語が終わった後のお楽しみも含めて、楽しい時間でした。
満足度★★★★★
笑った!笑った!
そうそう、カジノのシマをめぐってのギャングの抗争劇。
相変わらずオープニングが素敵すぎる!
セットも上手く作り込んでおり、場面の風景の匂いまでも感じられて凄くいい。
更にポップでパワーのある音楽が冒頭から「おお~、今回もやってくれるんじゃね?」なんつって期待感に満ち溢れちゃってるワタクシが居る!(^0^)
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
小劇場っていうかSHOW劇場。
おぉぉぉぉっ!マジックすげー!
一番後ろで、しかもコンタクト忘れちゃって残念だったけど、テレビでセロがやってるようなマジックが間近で見れる!
場面転換の演出も、暗転無しで切り替えていくのが巧い。盛り沢山で楽しい♪
本当は千秋楽だけしか観れない予定だったけど、無理矢理スケジュール突っ込んで良かった!
満足度★★★★
エンターテイメント!!
台詞かんだって。
段取り間違えたって。
話しの進行止めてまでネタのために時間使ったって。
カードの扱いトチったって。
役者の技量に差があったって。
そんなこと全部ぶっ飛ばしてくれるかのようなザッツ・エンターテイメント!
2時間ずっと笑わせてもらいました。
ほどよい内輪ウケ感もぼくは好きです。
満足度★★★★★
ざっつエンタメ
演劇でこんなにバカ笑いしたのはじめて。前説からずっとおもしろかった。
トランプがモチーフ、の意味に納得。
もっと、ゴチャゴチャして分かりづらいのかも・・・と思っていたけど、まったくの杞憂でした。
満足度★★★
これぞ、小劇場のスタンダード
初めて行きました、D倉庫。
布の街の布の道を歩いていくと、古めな街中にある劇場。
昼間行ったから探していけたけど、夜は迷いそうだけど、
ここも、いい感じの劇場。
こういう劇場が誕生していたら、ベニサンもトップスも
閉めるよな。
しかし、東京って、世界一演劇劇場が多いんじゃないか???
と思います。
この作品、ズバリ、とっても楽しいです。
そして、どれを取っても、全く間違っていない、小劇場としての
スタンダードが出来上がっている、まさにプロの仕事。
お手本ですよ、この仕事ぶり。
100席程度の席数、
3000円代のチケット代金、
2時間以内の上演時間、
エネルギッシュな役者の芝居、
笑いと涙があふれる、わかりやすい筋書き、
役者のナリキリ!演技。
クスっと笑える程度の客席いじり、
くどくならない程度の手前ミソねた。
観客席も一体となる空間の使い方。
邪魔にならない音楽、スパイス程度のダンスシーン。
整ったカーテンコール、適度な余興。
観客を丁寧にお迎えするスタッフ、
そして、役者陣による笑顔と誠意のこもったお見送り。
そうそう、これこれ!!!
日暮里まで足を運んでも、
楽しい芝居を気持ちよく小劇場鑑賞気分を
堪能できるなら、とっても、バリューがある作品!!!
こういう作品の、アラ探しや、深い読みなんか、
するのは超ナンセンスです。
決して、驚きや感動や、後に残るものは何もないけど、
テーマや思想も何もないけど、一晩寝たら全部忘れるけど(笑)
それでいいっすよ。
面白かった、休日の午後のレクリエーションには、ぴったり。
それだけだから、満点は星★3つが最高で。