SHOWほど素敵なショーバイはない! 公演情報 SHOWほど素敵なショーバイはない!」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-9件 / 9件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    ☆☆☆☆★

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    とても面白かったです。かなりの長時間の公演でしたが、あまりそれを感じさせない内容でよかったと思います。どなたかも書いてましたが、少し盛りだくさんな印象はありましたが、全体的にとても楽しいエンターテイメントとして完成されていたと思います。次回もたのしみですね

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    面白かったのですが、色々と盛り込みすぎてたかな。
    もう少しまとめると見やすかったかも。
    上演後30分以上遅れてきた人も指定席に座らせるのはどうかと。何人も入ってくるので
    その度に見づらく、集中できなかったのが残念。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白い…お薦め。
    演劇愛に溢れた公演。それは(小)演劇界にいる人たちだけに向けているのではない。劇中「市民の市民による市民のための演劇」の台詞は、どこかで聞いた名言のもじりであるが、公演の根底を表しており、演劇に携わる人々はもちろん 観客をも含むもの。

    物語は素人集団の芝居で興行を行おうとする者と それを阻もうとする者の駆け引き。集まった人たちの思惑や理由、そして稽古を通して生まれる生き甲斐や連帯感などは、演劇界にいる人たちだけではなく、悶々と暮らす人々への人生讃歌(参加)を謳っているようだ。それがお仕着せではなく、コメディとして面白可笑しく観せるところが上手い。勇気付けられるような好公演だ!
    (上演時間2時間30分 途中休憩なし)5.22追記

    ネタバレBOX

    舞台美術は場景によって違うが、全体的にシンプルな作りにすることで容易に場面転換させ、アップテンポを保つ工夫が巧い。冒頭は、イベント会社の事務スペースで、衝立にポスターが貼られただけ。
    梗概…説明にある通り、弱小イベント会社が、スーパー・ミュージカル・ビッグ・ステージと銘打った企画。そこに集まったのは市民劇団の素人ばかり。メインのスターは交通事故で降板。このままではチケットが売れず会社は倒産してしまう。出来れば興行はやりたくないが、今さら中止は言い出せない。集まった素人たちの芝居への思いは急上昇。トラブルを起こしてでも公演中止したいダークサイドと憧れの舞台への夢を見るドリーマーたちの戦い。the show must go on!もう、どちらもやめるわけにはいかない。スラップスティック・ショウ・コメディの幕は上がったが…。

    公演の魅力は、登場人物の愛すべきキャラクターと、演劇にかける情熱が作り上げた劇中劇「ロミオとハムレットと忠臣蔵」という西洋のシェイクスピア劇と日本の時代劇を無理やりくっ付けた芝居であろう。そこに潜ませた「思い」が後々明らかになる。
    登場人物の性格や抱えた事情や現状をさり気無く説明するが、きっちりとした人物像は立ち上げない。例えば、当初パワハラの自称演出家は、単に演劇が好きなオタクであり、女性舞台監督と結婚しているが生活能力なし。高齢者の元旅劇団員は、退職後の余暇活動のよう。夫婦で参加しているが、最近 家庭内がしっくりいかない。夫は稽古中も仕事の電話で忙しく、妻は芝居に生き甲斐を見出している。フリーター=雇用問題、高齢者問題、夫婦問題を面白可笑しく設定することで、観客にどこか共感できる部分を見せるため、キャラクターをしっかり作り上げない。幅広い年齢層に向けたメッセージのようだ。

    劇中劇は、ダークサイドの妨害や素人集団ゆえの知識・技量不足といった足枷をつけ、それでも公演をやり遂げようとする姿が、原作の「ロミオとジュリエット」「ハムレット」「忠臣蔵」の核(成し遂げようと尽くす)に繋がる上手さ。前半に稽古の過程を描くことで、上演中の面白さが浮き彫りになってくる。劇中劇のラストは仇討ち本懐を遂げたシーンだが、劇中 ダークサイドによって脚立から落ちてケガをした人を介助して引きあげるのは忠臣蔵場面そのもの。素人集団が苦難を乗り越えて公演をやり遂げようとする、その過程こそが、「ロミオとハムレットと忠臣蔵」に込められた思いであろう。悪事がバレた時の強い台詞「舞台を壊したんじゃない、皆の心を壊したんだ」は、生き様への敬意のよう。

    また「イベント会社(人)の妨害」を「コロナ禍の困難」に置き換えれば、まさに今状況を乗り越えては、本公演そのものに重なる。カーテンコールで、作・演出の小倉昌之さんが、来年も上演出来るようにしたいとの挨拶があり「劇団娯楽天国」の心意気を示す。だからこそ「演劇愛」を強く感じたし、観客にその思いが伝わったと思う。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    想像以上におもしろかった。特に、ラストのところで、お芝居をトラブルの中で強硬して、さらにドタバタいろんなことが起こるところは最高だった。
    前半の前置きはもうすこし、短いほうがよかったかも...
    個人的には、もう30 分短いと助かります。腰が痛くなりまして...
    しかし、前売り3900円のチケット代でこのボリューム、この内容は大サービスでした。
    もう超満員でした。
    満足でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    スラップスティック・ショウ・コメディはドタバタな喜劇でしたね。

    ネタバレBOX

    前半は面白いことが起こりそうな予感がする展開でいい感じに進んでいきました。そして、あてにしていたスターやアイドルが出演できないことになり、ド素人たちの芝居とる戦いの火ぶたが切られたあたりから、バタバタした感じが気になりました。喜劇としては面白かったのですが、ストーリーもわかりずらくなりました。最後にうまくまとまったのが印象的です。
  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    劇中劇が「シェイクスピア」だったのを「忠臣蔵」に変更。それがまぜこぜ。「ロメオとハムレット、そして忠臣蔵」そして山場では「メモリー」(ミュージカル『キャッツ』より)。ドタバタ喜劇なのですが、それを真面目に取り組んでいる俳優陣の姿勢が良い。若い女性も多く、ここのファンはとても温かい。そんな印象でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    追記は後ほどするが必見作品。観るベシ! 華5つ☆
     「The Show Must Go On」を地で行ったような作品。実際にこの2年強というもの、多くの劇団がCovid-19の影響で公演中止、延期を余儀なくされ、資金的にも、インセンティブとしても大きな而も大変な苦労をしてきた。にも拘わらずというよりだからこそ、今作のような素晴らしい作品が生まれたと言えよう。観客を力づけてくれる作品なのだが厭らしさ、わざとらしさが微塵も無い。これは凄いことである。劇団員全員、登場する役者や作・演、無論道具方や制作の方々、照明さん、音響さん総ての方々が総力を結集し多くの苦労・苦悩を乗り越えてきたからこそのこの素晴らしい上演なのである。追記2022.5.20

    ネタバレBOX

     最初、フラットで始まった舞台は中盤辺りからセンターに階段を設え高めの踊り場の両脇に大きな格子を組み込んだ造作を具え、センターが踊り場への広い通路を確保した大道具に支えられた舞台美術に代わる。この転換も見事であった。更に木枠で三方を囲い上部から幕を垂らした作り物が袖として用いられる等実に効果的に用いられて芝居の展開をスムースにまた効率的に進行させている点も見事だ。
     後半では踊り場の上手・下手に設けられたボックスタイプの袖の前面にガーゼのような布を貼り芝居の進行を妨げる様々な要素、例えば主演女優の事故で公演が中止になりそうな中で起こる、様々な事件の裏話や、出演者相互の反目、またその結果としての出演許否騒動の内幕、舞台監督の優れた仕事ぶりと人情の深みをよく知る者のみが下し得る的確でぬくもりのあるサジェスチョン、公演が中止できなければ破産するしかないとの思いから公演を潰す為に巡らされる悪だくみの一々、更に枕営業に余念のない出演女優の仕掛けるあれやこれや、劇場オーナーと出演女優との真の係が明かされた後の女優の行動等々が)メインストリームの背景を為す諸事情を炙り出すように使われていて見事な対比を為しいやが上にも作品を盛り上げる。
     作品全体の基調として普段余り表立って描かれることの無い舞台監督・裏方さん(今作では殊に道具方の責任を担う女性が中盤影の主人公ともいえる程大きな役回りを務め、また、急遽演出に抜擢された大衆演劇の花形女形だった老人が実に渋く、本質的且つ融和的な演出でメンバーを纏め上げ、上演成功に持ってゆく筋、今作で悪の根源たるイベント会社社長という憎まれ役を座長で作・演出も担当する小倉 昌之氏が担っている点も流石である。ところで以外と大切なのが、枕営業を実践している女優の背景を為す居直りとテンパることしか知らぬ者の哀しさであろう。この一歩突き抜けたドライな悪が最終盤でキリリとした山椒の味わいを齎し作品を締まったものにしている。

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