TremendousCircus2020年11月公演
TremendousCircus2020年11月公演
実演鑑賞 ライブ配信 アーカイブ配信
ザムザ阿佐谷(東京都)
2020/11/20 (金) ~ 2020/11/22 (日) 公演終了
上演時間: 約2時間20分(休憩なし)を予定
公式サイト:
http://tremendous.jp/heliogabalus/
期間 | 2020/11/20 (金) ~ 2020/11/22 (日) |
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劇場 | ザムザ阿佐谷 |
出演 | 〔劇団員〕en/知乃/アカバネ/せとうあゆみ、〔Guest〕葉山翔太/橋本明花/小池ウラン(劇団(null))/菊間悠里/合田孝人/山本リョウ/絹川鈴(露と枕)/有藤詩織 |
脚本 | 田中円 |
演出 | 田中円、知乃 |
料金(1枚あたり) |
3,500円 ~ 9,000円 【発売日】 全席自由・日時指定制。 割引は、前売り・予約限定となります。 ○一般(前売り・当日共通)4,500円 ○小中高校生割引 3,500円 中学生以上の方は「学生証」を入場時にご提示ください。 ○パトロンチケット 9,000円 お客様一押しの俳優を応援する特別チケットになります。 応援する役者扱いのパトロンチケットをご購入いただくことで、チケットノルマのある役者に還元される利益が大きいチケット料金設定となっています。 もちろん通常のご購入で、劇団をまるごと応援(箱押し)していただくことも可能です。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 11/20(金)15:00/19:00 11/21(土)15:00/19:00(生配信回) 11/22(日)12:00/16:00 ※受付開始は開演の60分前、客席開場は30分前となります。 ※ チケットに記載された整理番号順でのご入場となります。当日精算のお客様はその後のご入場とさせて頂きます。 |
説明 | 〔ご挨拶〕 演出 田中円 新型コロナウィルス感染症で、不安な日々が続いています。 今回、支援を求める演劇界に対して、物凄い演劇バッシングが吹き荒れました。 その原因や、何が正しいのかについて争うつもりはありません。 私達も公演が一つ中止となりました。適切な支援があることを願います。 ですが、そこで飛び交っている言葉に、深く傷ついていることは事実です。 演劇はサークルでやればいい、お金を貰ってやるものじゃない。アニメや映画より劣った廃れた文化。伝統演劇には価値があるけどその他の演劇に価値はない。演劇ごときはまた社会に余裕が出てからやればいい。スポンサーに金を貰ってやれ。 小劇場の役者、スタッフの多くは、新型コロナウィルス感染症が猛威を振るうその前から「演劇なんて」というような家族や社会の目線と戦いながら、演劇をやり続けてきました。 今回のことで、改めてそのことを、まざまざと思い知らされた気持ちです。 バンドマンと付きあっちゃいけないと言いますが、今回初期にクラスターを出したライブハウスや、音楽業界も同じような世間の偏見の中で、それでも自分たちにとって、命より大切な文化の火を守り続けてきたのだと思います。 今回私たちは公演の中止により、お客様から頂いた支援によって、そんな私たちの仕事がお客様にこんなにも必要として頂いているのだと言うことも知りました。 その声を確かな道標の光にして、吹き荒れる嵐の中、もう一度舞台に立つ準備を始めます。同じように誰かの道標となるような、命の火柱を吹き上げるために。 〔Introduction〕 耽美で豪華絢爛なゴスロリ衣装を身にまとい、爆音のダークミュージックと共に、激的な演劇体験を! キャスト全員が日本独自のファッションスタイルであるGothic & Lolita衣装を身にまとい、爆音のダーク音楽と共に、血と惨劇の激的な演劇体験を届けます。 ○ボールルーム・カルチャーを取り入れた舞台演出 ボールルーム・カルチャーというものがある。それはアメリカLGBTコミュニティから生まれた、ミスコン、ファッションショー、ダンス大会などを含むイベントの総称です。 その代表的なダンススタイルである”ヴォーギング”は、Madonnnaのダンス・シングル「Vogue」にも取り入れられ、そこはいつも新しい音楽スタイルやダンスが生まれるるつぼでした。 その中心にあったのがドラァグ・ボール、女装舞踏会です。現在でもルポールのドラァグ・レースという、ドラァグ・ボールをモチーフとしたドラァグクィーンの勝ち抜きコンテストがNetflixで配信され、世界中で話題となっています。 ドラァグ・ボールは、有色人種のLGBTの独壇場でした。 差別を受け続けてきた彼らがありのままで居られる場所、そこで与えられるトロフィーやティアラは、彼らが日常受け続けている厳しい差別との戦いの勲章でもあります。 今回の演出では、そのボールルーム・カルチャーを全面的に取り入れ、人種、肌の色、職業、LGBT、性別、宗教、あらゆる差別と戦うものたちの居場所であり、輝ける場所を舞台上に創造します。 ○お客様と共に自傷行為をするような芝居作りを! 近年世界中で、通称「メンヘラ」と呼ばれる、多くの精神病患者が生まれている。 彼らの特徴には、リストカット、薬の過量服用(OD)、頻回の自殺企図、過呼吸症候群、摂食障害など、自傷行為があります。 日本の年間自殺者は15万人とも言われ、中でも20代30代の若者の死因第一位は自殺です。 心理学者である内田伸子は「自傷行為には命を懸けてもつたえたい言葉が必ずある」と説明する。 私たちはこれまで、舞台上で人の心の痛み、破壊衝動を演じることで、自傷行為のかわりになるような演劇を作り続けてきました。 今回の作品では、究極のメンヘラ皇帝を扱うことで、文字通り、お客様と共に自傷行為をするような芝居が作りたい。 そのことによって、一人でも、大切なお客様が体を痛めつけることなく、こんなにも私達は苦しいと、その声なき声を世界中に叫ぶ、代わりとなりたいと考えます。 ○三密を徹底する時代に、肌の温もりの素晴らしさを 新型コロナウィルス感染症が猛威を振るうことによって、私達は修行僧のように正義であることを強いられました。 三密を守り、キスやハグ、同じ食卓で飲み食いすること、愛していると生で伝えることを規制され、 演劇はその三密が全て揃っていることで、私たちの公演も中止になり、演劇は酷いバッシングも浴びました。 公演を再開するにあたって、私達は、感染症対策を徹底し、コロナ後の新しい生活様式を守りながらも、もう一度、三密という素晴らしさを問い直します。 無限の愛を求めた少年皇帝の姿に、隣人がいて、肌の温もりを感じる素晴らしさを高らかに歌いあげ、 演劇という、生で他者に出会うこと、その喜びを歌いたい。 それこそが演劇の使命だと考えます。 〔Story〕 それはローマ帝国史上、最凶最悪の皇帝にして、最年少の美少年皇帝。 自らを太陽神ヘリオガバルスの化身として崇めさせ、誰も被ることのなかった黄金の冠を被った。 異常性欲を持ち、不倫の妻を、処女の巫女をめとりながら、女装をし、奴隷男の妻となった。 娼婦に変装し客を引いては、宮殿を自分の体を売る売春宿とした。 彼は究極の快楽を求めた。 それは饗宴の席で、客の上に何トンもの薔薇の花びらを降らせ、窒息する姿を楽しむというもの__。 |
その他注意事項 | 新型コロナウィルス感染症に関する対応について(2020年10月18日現在) ○お客様へのお願い 会場内では、観劇中を含めマスクのご着用をお願いします。※お持ちでない方はご相談ください。 当日、会場で検温をいたします。高熱者や症状のある方、感染者が身近にいる場合はご観劇を見合わせて頂いています。どうかご理解ください。また、ご入場前に手指消毒をお願いします。 会場でのご歓談はお控えください。 ○劇場での主な対策 東京都感染拡大防止ガイドライン、及び業界団体(https://www.zenkoubun.jp/covid_19/index.html)の予防ガイドラインに基づき、取り組みを行って参ります。 座席や手すり等の清拭消毒と最大限の換気。ハンドソープ・ペーパータオル・消毒液の設置。キャスト・スタッフの手指消毒。スタッフのマスク・メガネ・手袋等の着用。舞台上の話者と客席との間を約2mとり、座席同士も離します。 |
スタッフ | 〔STAGE STAFF〕 演出/田中円 知乃 脚本/田中円 音楽/Dee Lee 音響/高松祐太 照明/飯田こずえ 照明補佐/山本リョウ 舞台監督/雨宮大夢(東京演劇アンサンブル) 舞台監督助手/永野愛理(東京演劇アンサンブル) 衣装・メイク/知乃 殺陣/合田孝人 振付/有藤詩織 コレオグラファー/Randy Xtravaganza 美術/みのちょく 歌唱/椿綺透子 受付/蟻巣純 里見ちひろ 〔PRODUCE STAFF〕 プロデュース/田中円 アートディレクション/知乃 デザイン/アカバネ ダンス・歌唱指導/椿綺透子 制作/アカバネ みのちょく 椿綺透子 蟻巣純 せとうあゆみ 里見ちひろ 製作協力/双六堂 BlackArtsTechs Thavman 劇団 (null) 露と枕 Cowabunga!!! 芸能事務所POPCORN 東京演劇アンサンブル 企画・製作/虹創旅団 劇団TremendousCircus |
新型コロナウィルス感染症で、不安な日々が続いています。
今回、支援を求める演劇界に対して、物凄い演劇バッシングが吹き荒れました。
その原因や、何が正しいのかについて争うつもりはありません。
私達も公演が一つ中止となりました。適切な支援があることを願います。
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