満足度★★★★
びっくりした
知り合いの役者さんが出ていたので、内容など何も知らずに観に行く。
企画公演「キミの好きな幽霊」が本当に気にいっていたから、別に外れはないだろうと。
いやぁ、びっくりした。テーマを知ったときは大丈夫かよ、というかそれ以前に自分はついていけるのかよこの話、と思ったけれども、蓋をあければ一気に話に引き込まれてしまった。
調べたものを下手にひけらかしたりせず、用語や背景に関してはあくまでソフトタッチ。それよりも根底に流れている個人意識・社会通念といったものに主眼がはっきりと置かれていて、「知らない世代の、知らない世代による、知らない世代のための」闘争だった。
照明も要所要所素敵。
え、そういや学生会館だったよね?何円の芝居よ。1,200円か。良い買い物をしたものだ。
満足度★★★★★
早稲田の亡霊どもも フェイドアウェイ
タカハさんの芝居は旗揚げから見ています。そしてついにこの公演で、スマッシュしたなと思いました。
舞台美術がいつも素晴らしく、そして劇の構造に組み込まれている。今回はいままで誰も表現しなかった学生運動の姿を見せたことで、もしかしたら日本戦後演劇史的にも重要だったのかもしれないです。
同じ世代として、とても誇らしく思います。
満足度★★★★
追いかけます。
CoRichの書き込みに背中を押され。
情報としてしか触れることのないこういった題材を、同世代の表現者が取り上げ、快作に仕上げていることの衝撃。早稲田ということで情報だけでなく、空気として感じる部分もあるのでしょう。そういう意味でも上演場所の意味は大きく。ただ、外の音が少し気になりました。
それだけ引っぱっていく力はあると思いますが、もう少し短ければという気も。
観れて良かったです。今後の活動も追いかけます。
満足度★★★★
CoRichのクチコミで早速!
大人が描く学生運動のお芝居に疑問がいっぱいだったので、この作品を観て胸がすっきりしました。本日18時の回で千秋楽です。現役の学生が、今、学生会館でこのお芝居をやっていることも含めて★4つです。
満足度★★★★★
現代の視点で過去の出来事を巧く捉えてる。
斗争文字も書けない、大学側を当局と呼ぶことを知らない世代が学生運動その後の今、を描いた作品。知らないということを前面に出して書いてるにもかかわらず非常に興味深く面白く作られている。
満足度★★★★★
骨太なのに繊細。
期待して観にいった本公演、予想を遙かに上回る出来。
60年代の学生運動の時代の熱さと、イマの時代のヌルさと、イマの時代に巣くう怪しげな活動家たちと、思い入れだけは強いオヤジたちと。それぞれにリスペクトを多少与えつつも、ちゃんと斬るところは斬る。
満足度★★★★★
・・・脅威。
タカハ劇団、初見。
全体的なクオリティの高さにビビる。
ホントに学生劇団か、こいつら。
ヘタな小劇場観るより、よっぽどこの劇団を観た方がイイ。
脚本の構成力、演出の的確さ、役者の上手さ、レベル高い。
さらに制作体制も強いときた。
作品力で今後着実に動員を延ばしていくだろう。
骨太な若手が現れたもんだ・・・高羽彩、恐るべし。
今後期待して観ていきたい劇団。