実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/08/13 (土)
オープニングアクトから、ウエストサイドストーリーの様な、路地裏の世界に引き込まれた。
樋口さん演じるタップダンサーは複数の人格を併せ持つが、舞台で表現するとこうなるのかと
大いに感心。椎名さん演じる人格の「邪悪さん」は自分自身の中にも確実に居ると感じられる
ゆえ、目が離せなかった。マリーさん演じるセナの歌声に、タップのリズムの心地よさも
相まって、とても良質の舞台に仕上がっていたと思う。
実演鑑賞
満足度★★★★★
演劇だからこその表現。面白い!!
しかし、早とちりの私は「12人の私とセナ」だけで物語が完結すると思ってしまっていたので(このページを最後まで読んでいなかった)当日パンフを読んでおいて良かったです。
帰宅後再度こりっちのページを見て思うに、これだけ詳しくいろいろ書いているということは「読んでおいてね」ということだったのかなあと思いました。
本当に何も知らないで、前情報のないまま見たらどうだったんだろうと考えてみる・・・。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/08/14 (日) 18:00
好き嫌いが分かれる作品かもしれない。
個人的には好きな作品。映像化したとしてもあのオープニングのゾクゾクする体験は得られないと思う
そしてやはりリアルに大きな挫折を経験した樋口さんの芝居が熱かった。
前の方で見たが舞台を見下ろす感じで見た方がよかったかもしれない。(出来ればもっと大きな劇場で)
実演鑑賞
満足度★★★★★
本当に、素敵だった。
何だかもったいなくて誰にも感想を話したくないような満足感で、ずっとずっと余韻に浸っていたくて、まっすぐ家に帰りたくないな〜って電車の中でもずっと噛み締めてるぐらい、本当に楽しかった。
演出がとてもお洒落だし、何より12人の人格にそれぞれ個性豊かな(しかも精鋭たる)役者が演じているので、その応酬だけでかなり楽しい。
脳内会議の騒がしさや、現実世界での見え方とのギャップ、借金取りや職場の先輩などとの会話にも、何度も笑わされたな〜。
シンプルなセットや、演劇ならではの"いるけどいない"をうまく扱った題材に想像力をわしわし刺激される。
今回はエンタメからは遠いところにある気がする。だから、スカッと手放しで楽しめるか?と聞かれてしまったらノーと言わざるを得ない。
でも、例えば、夜中まで小説を読む手が止められなかった経験のある人、深く物事を考えたり想像したりするのが癖な人、図書館やコーヒーや紅茶や…カレーの好きな人、そういう人なら絶対に好き!
生でこそ味わってほしい演劇空間、期待以上でした!