"Are You Experienced?" 公演情報 "Are You Experienced?"」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-18件 / 18件中
  • 満足度★★★★★

    演劇好きな大人の秘め事
    全公演見ましたが、何ともニヤニヤ笑いに似合う、
    確信犯的な作品でした。

  • 観ました。
    8月25日19:30の回

  • my Castaya experience
    終わってみれば、演劇的な企みにあふれる公演だったこのCASTAYA PROJECT。私のCASTAYA体験を記しておくと。

    今回は8月10日と11日、2週間おいて24日と25日という変則的な4回公演だった。
    内容に関する情報が極端に乏しかったので、チラシに載っている前回公演の内容説明を頼りに見てみることにした。
    最初は4公演とも同じ内容だろうと思ったから、11日の回に予約を入れてそれを見た。
    このときは他の日も同じ内容だろうと思っていたから、ここへの書き込みにはなるべく出演者や作品内容は明かさないようにと気をつかった。
    ところがそのあと、ネットの情報から、4日間の公演内容がぜんぶ違うらしいということがわかったので、2週間後の24日と25日にも予約を入れた。
    24日はたしかに11日とは内容が違っていた。
    翌日もたぶん違う内容だろうから出かけるつもりだったのだが、仕事の疲れもあって結局は行かなかった。
    見た人の報告を読むと、最終日がいちばん実験的で、かつ問題作だったようだ。その場に居合わせたかった気もするし、逆に話を聞くだけで充分な気もする。
    4公演とも内容が違うということは、前半終了後の長い休演期間だと思った2週間が、実は後半のための稽古期間だったわけだ。

    ネタバレBOX

    11日の公演を見ているうちに、ある重大な疑惑が浮かんできた、と以前にも書いた。これについてはすでに気づいている人もいるようだし、たぶんまだ気づいていない人もいるのではないかと思う。
    そのことに触れないままで、作品の感想を書くのはかなりむずかしい。というのも、作品の特徴に気づくことでその疑惑が浮かんできたからだ。
    CASTAYA PROJECTはまた次があるかもしれないし、しかるべき筋からの公表がないかぎり、私からそれをばらすのは控えたいと思う。

    今回の公演では事前の情報を極端に制限していた。集客ということを度外視した行為のようでもあり、逆に秘密主義によって観客の興味をあおるという宣伝の高等テクニックともいえそうだ。いずれにせよ、ネットなどの口コミ情報も手伝って、客席はそれなりに埋まっていた。
    何の予備知識もなく芝居を見てもらいたい、というのがたぶん、こういう形の公演を選んだ作り手の意図だろう。
    昔、深夜にテレビをつけたら、たまたま映画が始まったところで、なにげなく見ているうちに、そのまま内容にどんどん引きずり込まれていったことがある。監督名もわからず、出演しているのも素人っぽい役者ばかりだった。あとでわかったのだが、それはホラー映画の傑作といわれる、トビー・フーパー監督の「悪魔のいけにえ」だった。怖い映画はほかにもいろいろとあるが、ああいう無防備な形で映画に引き込まれた経験はその後も記憶にない。

    茶の間と劇場という違いもあるから、テレビのスイッチを入れるような気軽さで芝居を見るのはさすがに無理だろうと思うが、その試みと心意気は評価したい。
  • 【The last stage】鳴り止まぬカーテンコールのように、
    いわゆる終演後になっても、客電が灯り、小屋の扉が開け放たれても、
    少なからぬお客さんたちが席を立たず、舞台上に佇む役者(多田淳之介)を凝視しつづけていた。
    おそらく、客がすべて退出しないかぎり、役者は舞台を降りない覚悟、なのだろう。

    一方、観客の側も、劇中で、「役者がいれば舞台はつづく」「観客は劇場をでると観客ではなくなる」といったことが語られていたこともあり、自分たちが帰らないかぎり終わらない芝居のつづきを観たがっていた。舞台上には身動きしない役者が立っているだけで(表情は変化する)、これ以上のなにかが起こる可能性などなさそうなのに。

    ネタバレBOX

    自分は、ちょっと人と約束があって早々に退席、ロビーで取材の依頼などを。
    その間に、徐々に観客は減っていく。
    けれど、最終的に客席には十数人は残り、芝居は終わらなくなる。

    21時前には客電がついたというのに、22時近くになっても状況に変化なく。
    スタッフが5分後に閉館ですのでお帰りの準備をしてくださいと告げ、
    その後には、照明やパイプ椅子(役者や観客に関係ある部分を除いて)などの撤去作業も行われるが、まだ、芝居が終わる気配はなかったという。
    逆に、観客のなかには、「まだ芝居中なのに、片付けはじめるのはおかしいのでは?」とスタッフに注意しようかと思った人もいたようだ。

    最終的には、スタッフが強制終了させるような形で完全に終演。
    客電がついてから、約1時間半後のことだった。

    はたから観ていると、我慢大会とも思えそうな様相ではあったが、
    参加者の意見はまるで違い、
    「もっと長く観ていたかった」「最後のひとりの観客になりたかった」など、口々に至福の時間を語る。
    そして多くの人が、真剣勝負に水を差された形の終わり方への不満を口にしつつ、「終電までは大丈夫だったのに」「朝までも覚悟した」なんて声も。

    ああ、なんかすごい場にいあわせちゃったなあ。
    と、思いつつ、最後まで直で体験できなかったのを激しく悔やむ。
    愛が足りない、ということか…。
  • 観ました。
    8月24日19:30の回+ポストパフォーマンストーク

  • 満足度★★★

    なるほどねと
    PPT見て思ったが、質問の仕方からして客も共犯ですなぁ。

  • 満足度★★★★

    まあまあ
    面白いのですが、予想の範囲を超えなかったというか。送り手の「これ面白いでしょ」っていう過度にナルシスティックな感じが少し鼻につきましたw
    面白いし、新しいことをやっているのは間違いないのですが、そこまで突き抜けてはいないぞ、というか。
    でも後半戦が楽しみになっちゃうだけのパワーは十分あるんですけどね。
    だからたぶん、ものすごく好きではあるんです。でも、ここで止まってしまいそうな、作り手の満足のようなものが垣間見えて怖いのですきっと。がんばってほしい!!

  • 観ました。
    2日連続。

  • 観ました
    初日。

  • 満足度★★★★★

    消耗するほどに惹きこまれました
    CASTAYA作品初見。

    10日・11日と観劇。

    両日とも、
    終わって初めて自らの消耗に気がつくほどに
    惹きこまれました。

    提示されるものに
    表現の意図ががっつりと練りこまれ、
    観る者の感性に挑むような力までが
    内包されていて・・・。

    でも、がむしゃらではなく、そこに洗練とウィットがあるのです。

    後半の公演も是非に観に行きたいと思いました。

    ネタバレBOX

    作品自体の秀逸さに加えて、
    それを包む仕掛けが、
    わたし好み。

    大上段に振りかぶることなく
    一方でぞくっとくるようなクオリティをもったコンテンツには
    観る側の感性が広がる余地がすごくおおきいのです。

  • 満足度★★★★

    ほぼ期待通り
    な90分。

    そうきたか・・・というほどではなく、前回ほどの衝撃もなかったが、それでも十分楽しめた。

    ネタバレBOX

    前回のパロディというより、ちょっとしたギャグでスタート

           空気を読む&顔色を見る

    まるでコミュニケーション研修

      集団と個人

           偽りの、幻のコミュニティ崩壊
     ヒビが入れば絶対に戻らない

               声は届かず

         轟音に汗

      肯定&肯定&肯定・・・・
                    でも・・・。
       
    年寄りが1人いたらどうなっていたのだろうか?

      しゃがむときに、膝が鳴るのがちょっと哀しい。

     ジミヘンではなかった。

    ・・・ネタバレ自由とのことだが、全ステージ終了までは細かくは書くまいと思った。もっとも「ネタバレ」してどうこうという内容ではなかったし、だから? と思うのだが、だったら書かないと決めたのだ。

    そして、字幕はウケ狙いだけのようで(挑戦的であってもウケ狙い)、余計だと感じた。結果、ミスリードになっしまうのではないのだろうか。
  • 満足度

    はっきり書きます!
    つまらない。

    面白かったのは冒頭の字幕のみ。
    後は期待はずれ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    冒頭の字幕はハイテンションな音楽とともに、「ネタばれは自由に書いてください。そのかわりこっちの態度も自由です。全演目公演の内容が違う、なんていわれていますが嘘です。それと同時に演劇も自由です。」なんちゃってお茶目な字幕にワクワクドキドキだったわさ。笑

    しかし、いざ本編が始まると、一人の女性がじっと佇む事数分。この時点で観客は我慢大会みたいな空気感が漂う。
    じーっと・・・じーっと・・・じーっと・・・・、眠くなる。(苦笑!)

    そのうち数人が合流してパントマイムみたいなナリでセリフは発せず、座ったり立ったりの繰り返しでコミュニケーションらしき風景だけれど、何だコレ。(@@!)

    そうこうしているいちに音楽と共にダンスを踊りだす。観客はクラブの片隅でへたくそな踊りを見ているかのような錯覚に陥る。ついでにワタクシの気分も陥る。だから、観客の表情を見ていたほうが余程面白く、寝ている観客。つまらなそうに唖然としている観客。やれやれ状態の観客。これらが一つになって一種の小康状態!(失笑!)

    要するに私感としては演劇ではなくパフォーマンス。
    つまりはワタクシの好みとかけ離れちゃって、こっちの感情はずんずん向こう岸に遠のいて、意識は遠いところから中央のパフォーマンスを眺めるような状況になってしまう。
    顔が遠ざかり身体が遠ざかり、中央のダンスが遠ざかり、観客全体が遠ざかり、アゴラ劇場が遠ざかり、駒場東大前駅と樹林が遠ざかっていく。そのスピードはより速く、より加速していくようで、空の上から見下ろす風景は空虚だった。

  • 満足度★★★★★

    演劇は自由で、
    そしてまた感想も自由だと思うので、今度は一転して「舞台を初めて観る方にお薦め!」してみたり♪
    そう、日々変わるのが演劇です。

    ネタバレBOX

    ちなみに今日は、冒頭の字幕の影響もあって、前半の客席が多くの疑問符を抱えた重たい凍ったような空気になってしまったのは、残念。
    まあ、強度のある芝居なので、途中からは一気に没入してしまえたんだけど。

    あと、2日観た印象では、
    タイトルのの「Are You Experienced?」を含め、
    演出家のTシャツや客入れ音楽など、けっこうジミヘン。
  • 8月11日
    体験しました

  • それは秘密です
    去年、リトルモア地下で上演された東京デスロックの3本立て公演の一つとして、日本に初登場したCASTAYA project。聞く所によれば、韓国人俳優を起用して、しかも前半の40分は無言で立ったまま、そのあとは韓国語が飛び交うという観客泣かせの内容だったらしい。

    演出家Enric Castaya(エンリク・カスターヤ)のプロフィールから、出演者の顔ぶれ、そしてもちろん作品の内容まで、徹底した秘密主義のもとで上演されるその公演は今回が第2弾。噂を頼りに、どんなものだろうという好奇心だけで見に出かけた。

    公演日程がかなり変則的で、8月10、11日にやったあと、2週間後の24日、25日にやってそれで終わり。実際に作品を見てみると、この長い休演期間もある程度納得がいく。

    出演者の顔ぶれは開演すればもちろんわかることだが、せっかく秘密主義にしているのだから、それを尊重して公演期間中は書かない。作品の内容とともに、公演終了後にまだ記憶に残っていれば書くかもしれない。

    実はこの作品を見ている途中で、ある重大な疑惑が浮かんできたのだが、それについては公演終了後もあえて触れないでおこうと思う。

  • 観ました。
    8月11日19:30の回

  • 満足度★★★★

    はじめての体験
    はじめて、「舞台を初めて観る方にお薦めはしない」マークをつけてしまいました。
    でも、ご覧のように個人的な満足度は高いので、それを乗り越えて観にいって欲しい気持ちも♪

    ネタバレBOX

    松岡和子さんの「マクベスは眠れない人の物語」という指摘を汲みとってか、
    『44マクベス』から『夏の夜の夢』への移行シーンが素晴らしく☆

    なんて、ことを知ってるほうが楽しめるように感じたので「舞台を初めて観る方にお薦めはしない」マークをつけたのだけど…。
  • 観ました。
    8月10日19:30の回

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