公演情報
「ぼくのマリィ」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/01/29 (土) 13:00
Cafe&Bar Le TEMPS(ル・タン)で行われた幻想朗読会 港町人魚奇譚 「ぼくのマリィ」の初日を観劇しました。
言葉が発せられるたび、幻想の海に沈んでいくように没頭していく物語は妄想していた物語よりももっと一途で熱い物語でした。
特に個人的に注目して欲しいところは、1人で4人の女性を演じる永野希さんの演技で、その表現力の豊かさに驚嘆すると思います。
聴けば聴くほど、静かに深い海に沈んでいくような心地好い感覚が味わえるので、ぜひ2回、3回と観劇することをオススメします。
また、Cafe&Bar Le TEMPSの宇野亜喜良さんの作品に囲まれた店内も必見です!
お時間合う方はぜひご覧下さい。
会場に行けなくても朗読劇の音声販売がありますので、詳しくは出演者さんのtwitterをご覧下さい。
とにかく、すごく素晴らしい作品なので、聴かないのはもったいないです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
会場のLe Tempsさんは宇野亜喜良氏の直筆壁画に囲まれ、それはもう詩と耽美の世界でした。穏やかな前口上と4名の朗読、絶妙な間合いの音響と凪いだ海の映像により、潮騒響くノワールな港町が現出する見事な朗読劇でした。
永野希さんの一途で、蓮っ葉で、可愛くも恐ろしい演じ分けは見事でした。天上から響く鈴の音のようなお声で、永野さんは幾人もの女性の人生を演じ切り、その息遣いを間近で感じられるのは通常の舞台ではあり得ず、大興奮。
衣装替えもあり、いずれも意を尽くされた組み合わせ。変じるタイミングも、朗読しつつゆらりと登場する演出も神々しく、芝居の効果を上げていました、あまりの美に、私は永野さんのとりなりが、スローモーションに、かつおぼろに光っているように見えました。素晴らしい朗読会でした、ありがとうございます!