すべて君に宛てた手紙 公演情報 すべて君に宛てた手紙」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    私から貴方へ
    まず入場したら、舞台セットの立派なつくりに感心。ほんとのモデルルームかと錯覚するほどの出来。開演前になると大南住宅のCMが流れ、そのまま開演するというのも一体感のある演出で面白かった。肝心の内容はよく練られたストーリーで、ベタといえばいえるが、安心して見られた。再演ということだが、こうなると初演も見たかったような・・・・。

  • 満足度★★★★

    初心者・初見の方にお勧めです。
    『私から貴方へ』の方を拝見させて頂きました。
    enjiさんは初めて拝見する劇団さんですが、劇団観賞お友達のみささん伝手で拝見したのですが、いやぁ~お噂通り素敵な劇団さんでした!!
    素敵な時間を頂けてありがとうございます!!

    29日(日)までご公演中ですので、以下ネタばれにて表記します。

    ネタバレBOX

    場内に入ると、本当にモデルハウスに来てしまったと思えるほどの素敵なセット。
    何度か足を運んでいるoffoffシアターで、結構なこじんまりした場内のはずなのに、セットには広さを感じ、観客席はつめすぎず且つ、広すぎずで見やすい環境ですね。
    舞台を観慣れている人でもそうでない人にも好感が持てる対応ですね♪
    そして、物語がスタートする前に、本編で出てくる住宅販売会社「大南住宅」のテレビCMを流し始めるのは予想外。
    しかも本物のCMとかぶせているのが、変にリアルでした。
    CMのおかげで、物語がスタートする前に観る態勢が出来上がり、スムーズにお芝居の世界に入れたと思います。
    そして、その雰囲気を壊すことなく携帯の電源offを示唆する役者さんの仕草はGoodでした。
    そして、その仕草で携帯をoffしたのは、他の誰でもなく自分です
    σ(///▽///)

    さてさて、ここからわたくし的勝手な見解&解釈、言い回しを使って書きますので、あしからずwww
    あっまだ公演中ですので、なるべく本編を具体的に書かないようにはします。。。
    まっ観た人は本編わかってるだろうしwww

    【内容】
    とある日、住宅販売のモデルルームにアルバイトがやって来た。
    そのアルバイトは、販売の仕事をするのではなく、顧客にスムーズに売る為に用意されたサクラ(偽装者)であった。
    アルバイト者も自宅購入を考え、いろいろな家を見て回れるということでアルバイト志願したのであった。
    しかし、そこに居たのは客を見ず『売る』ことしか考えていない社員と何の因果か元妻。
    そんな〝ある日〟は彼らに色んなコトを起こし、感じさせ、そして創り始める。
    変わる者は変わり、変わらない者は変わらない。
    それでもその一日に終わりはくる。
    終わりの時、彼らを変えたのは一通の手紙とその返事。
    それらは変わった者だけが受け取ることができる心の手紙。
    さぁ、アナタには書けますか?そして受け取ることができますか?

    心温まる物語が今始まります。
    大切な人がいるアナタへ。。。


    【感想】
    いやぁ~。一言でいうとわかりやすい上に面白い!!
    お芝居の設定がしっかりしている分、余計な勘ぐりや裏を考えることなくストレートにお芝居を楽しめるかといった感じですかね♪
    裏を読むのが苦手な私にはもってこいのお芝居です。
    また、しっかりとした土台の上で、人のすれ違いや勘違いの面白さが各場所にめぐらされているので、どんどんその面白さに心奪われてしまいます。
    ただ、全てが万人ウケするわけではないので、わたくし的に話の中に「う゛~ん(ー'`ー;)」な箇所もありますけど、でも全体的には私好みな笑いでした♪
    自分が思う与えたい情報と、相手が受け取る情報は必ずしも一致しないという面白さ。いやぁ~好きっすわぁ~。(*´艸`)
    そして、物語上で目を引くのは分かり易い物語だけでなく、その中で、しっかり喜怒哀楽が創られていて面白い。
    ただ残念なことに、ちょっと哀の部分に違和感を覚えてしまいましたwww
    笑いの部分の間は実に私好みなんですが、シリアスシーンが…ちょっと集中が切れちゃうっというか、飽きちゃうっていうか…涙流すまではいかなくても、心熱くするシーンのはずなのに…なぜか入りきれなかったのが残念。。。

    あっもう一つ目を引くのは、役者さん。
    皆さんそれぞれにいい味をお持ちですよねぇ~(´ー`)
    (間違えていたらすみません)これって、おそらくは朝倉(役名ー風戸パパ)さん目線で展開していくように感じたので、主役は風戸パパさんですよね??あっでも「私から貴方へ」だから…ママさんのが主役??ダブル主演??…わからないので、パパさんが主役ということでいかせてもらいますwww
    でも、パパさんよりも脇を固めるキャラの方が濃くて、パパさん主役のはずなのに…影薄い?っと感じてしまいました。
    でも逆にだからこそ、共感もてたのかもしれませんね。
    普通だから、有得る心のすれ違いだからこそ、共感もて感情移入がしやすいのでしょうね。
    でもそれだけじゃ面白みにかけるから、周りを個性的かつ遊び心満載で演出されたのかしら??(゚~゚)
    それぞれのキャラ設定がもう一つ一つマッチしていて素敵ですわ♪
    演出もさることながら、役者さんの演じの実力もあるのでしょうね。

    特にお気に入りは、豊田(役名ー徳永)さん。
    いやぁ~彼最高ですよぉ~(*´艸`)
    あの髪…一体、最初どうしてたんでしょう??…やはりヅラ?(笑)いやっウィッグですかねぇ~。
    サクラ少年になって再登場した際、かなり噴出してしまいました。
    しかも、本筋とは関係ないところでいろんなネタをかましてくれちゃって、本筋より彼を追ってしまうほど、かなりツボに嵌って観てました♪

    そして原田(役名ー田中)さん。
    最初のアルバイトをお客に置き換える対応は、もう掴みはOKってな感じですわぁ~♪
    ある意味で彼女が一番の常識人?日比野さんの仕事ぶりを認め、上司にもきちんと違うことは違うといえる彼女は素敵です。

    三嶋(役名ー日比野ママ)さんもきっちり表と裏の顔の使い分けや心の痛みを演じていて、気持ちのいい役者さんでした。

    木村(役名ー熊井)さんと千代延(長谷川)さんは…本当に腹が立つほど嫌な社員さんでした(笑)
    あぁ~いう上司、いそうですよねぇ~。


    私の中で、通常考えうる手紙を逸脱した手紙という形をみることができてよかったです。
    そして大好きなハッピーエンドであり、観て顔がニヤけてしまうぐらい自分好みのお芝居でした。
    お気に入りの舞台ができてよかったです♪
    もう一つの『僕から貴女へ』も観たいと思いました…残念ながら観にいけませんが。。。
    僕バージョンが一体どうゆう風に演出しているのか気になるところです。

    次回の舞台が今から楽しみです♪
    紹介してくれた、みささんに感謝です。
    29日の千秋楽まで、体調に気をつけてがんばってください。
  • 満足度★★★

    安定感有り
    安心して見られる劇団。
    当たり前のようでいてそうでもないこと。

    コメディだけど、とても大人、落ち着いている印象。

    今回はシリアスな部分も大きかったような気がします。

    分かり易くひねりはないけど、それがまたよい劇団。

    ネタバレBOX

    まだこなれていない部分も見受けられましたが、回をますごとによくなりそうな気がします。

    このお芝居に関してはhappy endでよかったです。
    最後、笑顔で拍手できました。
  • 満足度★★★★

    脚本が素敵。
    私から、の方を見ました。

    起承転結がしっかりある、安心して観られる話でした。

    これから観る方にも自信を持って薦められる・・・とか言うと、なんだかサクラみたいですが(笑)。 (普通にチケット買って観にいった一般人です。)

    当たりかな?外れかな?という心配は杞憂でした。
    笑いのツボ等は個人差があるでしょうが、話が解り易いですし、きっとどの年代の方でも楽しめる内容だと思います。

    ネタバレBOX


    公演前に流れてたCMが、めちゃくちゃ面白かったww
    観客をあっためるには、とても効果的だったと思います。笑いに興味がない方でも、公演前にあれを観ると、開始した時の集中力が高められるんじゃないでしょうか?
    そんな楽しげな映像おかげで スッと入っていけました。
    テレビを片付ける時に、「携帯電話は電源をオフにしてくださいね」という内容を顔と動作で訴えたのも、面白かったですw

    劇中はドタバタ具合がちょっと行きすぎかも・・?と思わなくもなかったのですが 好みの問題だと思います。 基本的に楽しかったです。

    親子関係・夫婦関係の話も、両家族の話とも気になり 相乗効果で惹きこまれました。 
    メル友がお父さん、と発覚したシーンも、 携帯を観てしまうなんて「ベタやな~」と思いつつ「ベタって素敵やな~」 と思わせられる素敵なシーンでした。

    最後に元夫妻が「昔だったら ありがとう、なんて言わなかったのに」「あの時は一生懸命だったね」 というシーンも
    結婚生活が解らない身としても よくある男女のすれ違いに共感できて、良かったです。そこも、大事なシーンなのに台詞がくどくど ベタベタしていない事に好感を持ちました。

    因みに、他の方のコメントで、場内の誘導についてご指摘があったので、ちょっとだけ心配して行きましたが 行ってみたらとても丁寧な案内でした。意見が反映されたのかもしれません。
  • 満足度★★★

    笑いは
    あんま乗れなかったけど、展開は素敵ですね。

  • 僕から貴女へver観劇
    初日観劇。
    モデルROOMの舞台セットが、凄くそれっぽくて素敵。
    他の方の指摘にもあったが、
    制作陣の対応に難が目立った。

  • 満足度★★★★

    相変わらず素敵な物語
    enji の素晴らしいところはどの芝居を観てもハズレがないってことだよね。(^0^)
    それはきっとenji の作風がワタクシの好みだと言う事もあるかもしれないけれど、芝居そのものが毎回ひじょうに解り易く、丁寧に糸を紡ぐように作り込んであるって事も加味してると思う。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    とある住宅販売のセールスマンの裏事情と、そこに勤める元夫とアルバイトでやって来た元妻の微妙な心の動きを描いた物語。

    住宅展示場の見学にやって来た一家族に住宅を売りつけようと模索する販売員の情景が可笑しい。最初、コメディか?と思ったくらいのほのぼのな笑いを演出する。笑いどころは満載でお見事!

    そのうち、見学のさくらとして雇われた日比野がここの住宅販売員の風戸の元妻だという事実が判明する。どうやら彼らはまだ未練があるらしいが、彼らの一人息子が事故で歩けなくなってしまった事が起因となって夫婦関係にひびが入り離婚したのだった。

    家族とは?家とは?を説いた芝居。

    頑張って家族の幸せの為に家を購入するとローン返済の為に頑張って仕事をする結果、家族と一緒にいる時間が少なくなってしまう。そうではなく、家は無くてもなるべく家族と一緒にいる時間を多くとる事が幸せに繋がる。と訴える。

    優しくて切なくて楽しい物語。
    観た後にきっと優しくなれるはず。お勧め!

  • 満足度★★★★

    別バージョンも気になる
    初めての劇団。

    再演ということもあるからなのか。
    もたつきもなく、抑制の効いた芝居を見せてもらった。

    チケットプレゼントで当選(ありがとうございました)のため、
    こうした場に書く内容もいささか気を使わなければならないか、
    などど見る前には思っていたけれど、杞憂だった。

    ネタバレBOX

    上演前、芝居と微妙にリンクする内容の映像が、設置されたTVで流されていたのは、客を飽きさせないように?、比較的すんなり芝居に入っていけるように?などという点で、他劇団にはあまりない工夫に思えた。
    それほど多くの劇団を知っているわけではないけれども。

    それで☆を半分追加。
    なにかしらイメージを促す音楽を延々と流している劇団が少なくなく、
    それはそれで悪いことではないけれど、こうした差別化には好感が持てる。

    全体的に詰め込みすぎな気がした(笑いの部分)のと、
    芝居の中の時間が夏であることのわずかな違和感が
    気になったけど、中だるみは感じずに楽しめた。


    アンケートには書きそびれた要望として、、、笑いを極力抑えた、
    シリアスな作風も、いつか見てみたい。
    期待しています。

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