満足度★★★
演技力が・・
会場に入った瞬間、これはいい!と思った。
照明の灯った、ホールの中央の丸い敷物の上が舞台。
客席がそれを三方から取り囲み、ピアノ、ギター。役者がホールの端の椅子に座っている。雰囲気がとてもいい。
けれど、これだけは言っておきたいのだけれど、古典は演技力のある役者じゃないとキツイ。
私は、役者にそこまで演技の上手さを求めません。魅力や面白さ、何か一つでもいいところがあればそれでOK! けれど、それは現代劇の場合。
古典は、ほんとーーーーーに上手い役者がやらないとちっとも伝わってこない。ほとんどの方が実力不足だった。
満足度★★★
マジメな取組
テキスト読解も演出もマジメなため
面白くなるまでかなり時間がかかった
生き残った戯曲だから面白いのは当たり前で
それ以上の何かは発見できない
蜷川さんが演る意義以上の意味か熱意を!
満足度★★★★
空間演出が綺麗でした
初めてのアレイホール、作品の雰囲気にマッチしていて不思議な空間体験でした。
「ひたすらテキストに向き合い、戯曲の息遣いを丁寧に表現する。」というコンセプトを事前に読み、あえて戯曲そのものはもちろんあらすじを知ろうとはせず、ぼんやりと知っているイメージだけで観劇してみることに。事後wikiにあたってみたところ、確かに戯曲に誠実に向き合って表現されたのだなぁという印象でした。
なにせ「ゲーテ」なので、重々しく難解なのかな?という不安はあったものの、意外にわかりやすく、長時間ながら最後まで興味を持続して観劇できました。
以下、ネタばれにて。
満足度★★★★★
音楽の使い方
場面や役者のセリフとシンクロしたピアノとエレキギターの生演奏、酒場の客やグレートヘンの歌が良かった。既成のCDから適当な曲を流すよりも、はるかに効果的だったと思います。『ファウスト第二部』も楽しみです。
満足度★★★★
雰囲気◎
wikiでストーリーをなぞってからの観劇。
ファウストと言えば悪魔メフィストーフェレスと契約しこの世のすべての知識を授かる代わりに四肢を裂かれて死んだというどこまでもイッちゃった人で、狂気に満ちたおどろおどろしいお話かと思いきや、
意外に純愛ストーリーだった…。
第一部ではファウストの悲劇性が薄く、むしろグレートヒェンに感情移入してしまう構成なので、第二部が観てみたい。
あの有名な台詞も是非。
席はゆったりめ。
まさか3時間もあるとは思ってもみなかったので、予定を入れていたため前半しか観られず申し訳ない、すみません。なので全体的な雰囲気だけでコメントすると、もの凄く真面目な取り組み、主役の衣装が気になる、音楽との共同作業は気持ちが良い、直球のように感じましたが、私の頭なので、台詞を追いかけるのがわりと大変でして。けど詳しい人にはなんの苦痛もないはず。
床に敷いてる丸い布?皮?はこの会場のものなのか、用意したものなのか、作品にぴったりで素敵です。背中が痛いので座布団かなにか欲しいですね。