公演情報
「FESTƎ〜十二夜〜」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
#FESTE
#十二夜
#チャイロイプリン
古典の名作をダンスにするシリーズ。毎回、新しい視点で作品に切り込み、贅肉を大胆に削ぎ落とし、新たなエッセンスを加えて新鮮な作品に立ち上げる。今回は大好きな作品で、前楽と千秋楽の2回観劇。
作品をコントロールし語り部の役を担うフェステを、劇団の顔である二人 #清水ゆり さんと #鈴木拓朗 さんが担う。二人は表と裏…白と黒…女と男…凹と凸…ホントとウソ。名前もフェステとテスェフ。繋げれば回文。名前遊びはシザーリオの中にシザー✂ハサミを見いだしたのも妙案。登場人物に現代の職業を背負わせたのも、人物像を浮かび上がらせるのに効果的で、そもそも楽しくイメージを膨らませたり鮮明にしたりできた。
今作の最大のポイントは嵐のダンスだろう。これまでの多くの上演は、船が難破した後から始まり、嵐に時間を割かない。それを今作ではダンス公演らしく、激しさも美しく、そして楽しく、たっぷりと見せてくれた。寄せては返す荒波も、交互にキュートに現れる。なんともユニークで楽しく華やかで見事。それはオリヴィアのファッションショーのウォーキングへと繋がっている。あのラインの中心に立つ #小野塚茉央 さんの美しさに釘付けになる。そんな風に、みんながクールにポーズを決めるラインの中でフェステの清水ゆりさんだけは道化よろしく茶目っ気たっぷり。まったく抜け目ない演出に脱帽。
#小林らら さんのオリヴィアと #エリザベス・マリー さんのシザーリオの出会いのデュエットはなんとも官能的でウットリした。ここにオルシーノが加わった奇妙で複雑な三角形のリングには赤い糸が張られ、それは三人の運命が交錯しているのと同様に絡まっている。オルシーノの #香取真登 さんのソロダンスからは苦悩がありありと伝わった。
今作も素晴らしかったのは間違いない。ただ欲を言えば、それぞれのゴール、幸福を見届けたかった。少し曖昧に思えた。シザーリオとオルシーノの出会いもそうだった。
それでも、素晴らしかったことに異論はない。次回も楽しみ。
実演鑑賞
鑑賞日2021/10/16 (土)
価格3,500円
16日18時半開演回(105分)を拝見。
出演者全員が乱舞する大団円、とりわけ、ウエディングドレスに着替えてからのエリザベス・マリーさんが素晴らしかった。
実演鑑賞
満足度★★★
音楽とダンスによる「12夜」。原作を大胆不敵に再構築したということだがいくつかのエピソードをつまみ食いしただけで全体像は見えない。初めての人にはちんぷんかんぷんだろう。そして主役4人が結局どうなったのかはカットして強引にフィナーレである。
まあシェイクスピアの看板だけ借りて自分たちのしたいことをしているのだろう。そう割りきって観ていればダンスもバラエティに富んでいて楽しめるのは確かである。
オルシーノ(公爵)は洋服店の店主という設定、何で洋服店かというとヴァイオラが男性と偽って名乗った名がシザーリオ、そこからシザー(ズ)⇒はさみ⇒服屋という連想らしい。もっともシザーリオという名前はローマのシーザーから来ているのではさみとは関係ないのだが調べてみると帝王切開という言葉の由来の説にはさみと帝王シーザーを混同したというのがあるのでそれなりに筋道の通った(?)連想ではある。
実演鑑賞
満足度★★★★★
無言パフォーマンス劇かと思ってたらスズキ拓朗さん版シェイクスピアの演劇をしながらのダンスと映像で十二夜を魅せた素晴らしい舞台でした♪