満足度★★
少女たちの透明感
4人の少女たちのキャラクターがそれぞれ際立っていて印象的でした。
オープニングは役者さんたち、少し硬かったようでしたが、お話が進むにつれ、演技がノビノビとしていくのを感じました。
私は「百人一首メール対決」のシーンが楽しくて好きです。
少女達もみんな生き生きノビノビしてましたよ。
ミワ中心のストーリーでしたが、トウコ、ハツネ、セリさんがどのような性格でどのような過去があったのか等、セリフだけでは少しわかりにくかったので、それぞれの少女の過去のシーン(回想シーン)があるとよかったと思います。
たとえば、トウコが新しいお母さんに会うシーンとか、ハツネが引きこもっていて親とトラブッてるシーンとか。
そのシーンごとに、他の少女たちが、別の設定の役(たとえば、ミワがトウコのお母さん役)で芝居をすると面白いと思います。
太田原りなさんには、ユニセックスな魅力を感じましたので、ミワとサッカー部のキャプテンのシーンを作って、キャプテン役をやったらどうかしら?
きっとカッコイイと思いますよ。
再演される時、できましたら、ぜひぜひ加筆して下さい。
少女たちの透明感が爽やかなお芝居でした。
今後の作品づくりに期待しております。
満足度★★★★
すんなり溶け込めた
大人になる一歩手前の、生意気さ、危うさなどが絶妙に折り込まれた本がなかなかよかった。感情移入しやすい演出で、観ているときも、観終わってからも、なんとなく自分が20才前だったころ、学生だった時代を思い出せる空気感がよかった。全体を通してセンスのいい演出だったと思う。
満足度★★★
派手さはないが
落ちついた,しかし,内容は考えるほどに深くなるお話しでした。音楽がBWVヴァージョンだったから余計にそう思えたのかもしれない。オリジナルヴァージョンではどのように感じるのかも興味のあるところ。まだ,間に合うか!
満足度★★★
予想外に
きれいにまとまった素敵なお芝居でした。型にはまったつまらないものかとなぜかちょっと心配したんですが。型を破るほどの勢いはなかったかもしれないけど、若い頃っていいなぁなんて思える。若さゆえ、って部分を前面に出しているわりには全体を冷静に見る目があったように思えました。
満足度★★★★
期待以上に楽しめました
紡ぎだされた台詞がそれぞれお芝居にフィットしていました。
不自然さがなく、しかも考えられているなぁと感心しました。
イメージの世界で楽しめたっていう感じでした。
音楽も良かったです。
新年最初の演劇でしたが、今年も良い演劇に巡り合えそうな
予感がするお芝居でした。
満足度★★★★
いのちについて、幸せについて感じ考えました
作者と劇団員の真摯な等身大の姿勢に、少しだけ、人生の旅を先に歩いている者として、心にぐっとくるものがある。笑いのシーンとじんとするシーンの絶妙なバランスがよい。次回作も楽しみ。
満足度★★★★
いのちについて、幸せについて
作者と劇団員の真摯な等身大の姿勢に、少しだけ、人生の旅を先に歩いている者として、心にぐっとくるものがある。笑いのシーンとじんとするシーンの絶妙なバランスがよい。次回作も楽しみ。