つらい。とにかくつらい。鐘下さんの作品はつらいです。ただつらい。日曜の昼に観るもんじゃない。幸せにはなれない。でも観劇後に負わされる”知ること”、“考えること”、“見つめること”の使命感に、これからの時間と人間関係を今よりもうひとつ大切に生きられる気がする。あんなにえぐるように人間のことを描いていても、鐘下さんがどんなに人間が好きか伝わってくる。とても人がいとしくなる。わたしたちの戦争とは何なのか。それを確かめにゆく。のが、この作品を観るということ。
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2008/11/30 00:39
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