先の綻び 公演情報 「先の綻び」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.8
1-16件 / 16件中
  • 実演鑑賞

    ちょっと大林テイストを感じました。
    大林といっても元バレーボール選手の2メートル女優ではない。

    ネタバレBOX

    宣彦監督です。
    幽霊と生身の人間の関わりあいとか対話とか。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    犯罪被害者または加害者の観点から描いた物語は観たことがあるし、稀に両方の観点(立場)から描いたものもあった。この公演は単純に被害者・加害者という観せ方ではなく、犯罪の行為そのものに対する憤り、しかし直接的に感情をぶつける相手がいないことへの苛立ちが悲哀となって迫ってくる。
    空洞のような家族の空気感と心象を見事に切り取り繊細に描いた秀作。観応え十分!
    (上演時間1時間40分)

    ネタバレBOX

    舞台セットは、郊外にある小山家のリビング。そこは家族団欒の場所であり、家庭の雰囲気を表すのに最適な空間。物語は小山家の人々の日常生活を淡々と描くが、何かが変である。当日パンフに「とある郊外の一軒家、ある男性がもたらした、今そこにある少し不思議な共同生活」とある。ある男とは小山家の長男・信太である。先に書いてしまうが、この男は既に亡くなっている。が、たびたび登場して物語を傍観しながらも牽引する不思議な存在である。家族_兄弟姉妹と言っても性格が違うように、家族内での役割のようなものをそれぞれ担っている。信太亡き後、家族内の揉め事はなかなか収まらないことから、長男として調整役というか緩衝的役割を果たしていたようだ。それを回想的に描くことによって、幸福だった家族に突然襲いかかった不幸への落差として観せる。

    なぜこの男が亡くなったのか、その原因、亡くなって気付く人柄を通して、犯罪の理不尽さを浮き彫りにしていく。暴漢に襲われていた女性を助けるため、自分が犠牲になってしまった。物語に犯人は登場せず、助けた女性のほうが現れる。犯罪(ここでは被害者視点)は被害者本人だけではなく、家族や周りの人々に影響を与える。切々と語られる思い出、その滋味溢れる描き方がこの物語を強く印象付ける。

    事件から数年経過しているが、いまだに取材を続けている記者(後にその理由が分かる)、その人物を通しても被害者家族が語られる。信太にしても助けられた女性にしても被害者という立場であるが、小山家の人々にとっては微妙な感情を抱く。一方 助けられた女性も心苦しい思いを抱き続けるという不幸。割り切れない気持ち、その思いの捌け口が見い出せない光景として描く。しかし時が少しづつ心をほぐし、ラストには救いの光がさすような心温まる、そして後味の良い公演としている。

    パンフには「思い出と共に訪問してくる人々。繰り返しながらも変化していく」とも書かれている。ゆれる心、流される情、微妙に変化していく気持を実に繊細に演じる役者陣。照明は、水面に波紋を広げるような紋様で、表現し難い内面を効果的に表しており見事。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    満足度が非常に高かったので、観に行きました。

    最初は内容がつかみづらいけれど、次第に登場人物の状況がわかってくる感じ。
    観客の想像力に合わせて話が進行していくので、心地よく見ることができました。

  • 満足度★★★★★

    初めての劇団さん。高評価に違わず、めっちや感情移入できて、せつなくて、ラストは泣いてました。ありがとうございます。

  • 満足度★★★★★

    最初はこのグダグダな感じで進んで行くのかなと思ったら・・・最後に号泣・・・♪

  • 満足度★★★★★

    正しい答がでない題材ゆえ、それぞれの立場でいろんな思いが巡り、
    もどかしさでいっぱいでした
    唯一の解決策は時の流れなのでしょうかね⁉︎

  • 満足度★★★★★

    ストーリー展開もさる事ながら、ラストのクライマックスシーンは感動的で、泣けました。
    素晴らしい舞台でした。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2021/02/21 (日) 18:00

    心にしみいる素敵な舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    家族の喪失と再生の話。グイグイとのめり込んでしまいました。観れて良かったです。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2021/02/20 (土) 18:00

    100分。休憩なし。

  • 良い舞台だったと思います。

  • 満足度★★★★★

    久しぶりの小劇場。この空気と空間、やっぱ好きだな。観劇後の夜の街は真冬の冷たさだったけど、色んなものが綻ぶお芝居に自分の心が一番綻んだお芝居でした。ありがとうございました。また、会いましょう!

  • 満足度★★★★

     ちょっと想像に傾き過ぎているように感じる。(追記2021.2.23)

    ネタバレBOX

     一所懸命に打った公演である。それは拝見してつくづく納得させて頂いた。だからこそ忌憚ない意見を述べさせて頂きたいと存ずる。作家は男性であるが、失礼ながら女性と余り深く関わった経験には乏しいのではないか? 或は女性経験の数も多くは無いように思われる。何となればひかりは理屈っぽい女性として描かれているにも関わらず己の持つ自己矛盾を己自身で解決する術も持たぬ知恵の無い愚妹として描かれている点は余りに不自然だ。政文が己の依存している兄に似ているから、兄への決定的依存を自覚している彼女にアンヴィヴァレンツを齎す程度の理屈は無論良く分かるのだが、女性は更に現実的対応を取るのが普通だと自分は考える。ひかりは己の生きる意味を真剣に考え得る程度には賢い女性であろう。であれば己を真剣に愛してくれる男性が己の性格では殆ど皆無に等しいことも自覚できているであろう。限定条件として彼女はヘテロでもある。であれば政文に何時迄もごねている己の非現実的(カップルになる為の)対応にもキチンとケアをするハズである。先ずはこの辺りの矛盾や非現実感にリアリティーの欠如を感じる。
     もう一点だけ、在り得ないと思う点を指摘しておきたい。菜月の証言では、彼女がもう駄目だ、刺されると思った瞬間に信太が助けに入り、その際彼女の方に向かって微笑み声を掛けたということになっているが、刃物を持った若い男が他人を殺害しようとしている刹那そんなことをしている暇は無い。先ず刃物を蹴落として襲撃犯を身動きできないようにした上でなら兎も角、命の懸かるような格闘をしたことのある者ならこのようなことは余りに現実離れしていて描けない。仮に今作に描かれているようなことであれば、作品全体に描かれている信太の人助け行為は過去に無かったことになろう。何となればそういうことを本当にしていた人間であるなら刃物を持った相手にどう対処すればよいかの判断が正しくできたからあの年迄生き延びられたことになるからであり、今回の菜月証言とは矛盾するからである。他にもリアリティーの欠如を感じた部分は幾つかあるが指摘はここ迄にしておく。
  • 満足度★★★★★

    最後のクライマックスがすごかった!!!
    もう、動けなくなり、お芝居のなかに、どっぷりはまってしまった。
    観て良かった。本当に心から、そう思った。
    正直、最初は、話がよくわからなかった。だんだんわかってくると、どんどん引き込まれていった。
    劇場は、満席で、熱心なファンと思える人たちが、身動きもせず、真剣に観いっていた。
    次回も観たい、と思える劇団さんに出会えて良かった。

  • 満足度★★★★★

    とても良かった。話としては少し重い話かもしれないけど、心暖まるお話でとてもよかったです。演者の皆さんの演技もとても素晴らしく、引き付けられるものがありました。いろいろお芝居を観ていますが、またお気に入りの劇団ができました。次回作も期待してますね❗

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2021/02/17 (水) 19:00

    座席B列5番

    価格3,800円

    2/17(水)19:00~初日観劇!! 『自粛期間中は、笑える作品を観た方が良い』と言っていたのは、敬愛する『小劇場界の巨匠(勝手に呼んでる笑)◯番◯◯ドのMさん!!『そのとおりだなぁ』と思ったのに
    大好きな『劇団水中ランナー』の『先の綻び』初日観劇。こちらも敬愛している(作品を笑)堀之内さんの
    久しぶりの作品!いつものように、序盤から、丹念につづられた会話をとおして、徐々に関係性や背景が鮮明になって来る。だがもうその時には、『ぼろ泣き』状態(泣笑)!!しかし、泣いても最後はホッとする温かい作品です。いつもの『堀之内さんらしい』作品で心が喜んでいる!!!あと2回観劇予定!!

このページのQRコードです。

拡大