シェアの法則 公演情報 「シェアの法則」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.5
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    【鑑賞団体例会にて】2023.3.27

    ひきこもりの男、わけあり技能実習生、キャバクラ勤めのシングルマザー、大家父子の借金問題、親に内緒で役者をやる青年まで。よく2時間の芝居に放り込んだものだ。お互いが微妙に影響し合い進行する舞台がとても自然でいい。

    思い通りにならないことにイライラしていた自分に気づく。廻りと分け合う(シェアする)ことで、少しずつ大きくなる幸せの不思議さ。

    そんな舞台に、肩の力がふわっと抜けたような気持ちだった。

    ネタバレBOX

    終幕、「イタリアンオムレツ🐣美味かったよ」父と息子が分かり合った台詞にグッときた。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2021/01/22 (金)

    好きだなぁ。面白かった。シェアハウスの住民と大家さん家族の話。本当にありそうで。まさか!!の話もありで。

  • 満足度★★★★

    たまたま「ザ・ポケット」の前を通ったら、岩瀬晶子さんの脚本で青年座が公演しているということで、急遽、当日券で観に行った。
    とっても観やすく、なんの抵抗感もなく、すんなりと舞台の世界に入っていける作品だった。
    大まかなストーリーとしてはベタかもしれないが、随所に散りばめられた笑いどころは面白かったし、ラストも心地好く終わってよかった。
    若手の方たちの演技がちょっと大げさというか、芝居くさかったのが気になったけれど、若いからこそのパワーなのかもしれない。
    観ておいて良かった。

  • 満足度★★★★

    演劇はシェアするもの。演劇讃歌。日隠bionの岩瀬晶子さん書き下ろしの本作は、covid-19下における演劇界の苦境に対し、演劇人へ、そしておそらくは自分自身へもエールを送っている作品だろう。日隠bionはずいぶん前から拝見しており、人間愛に溢れる作品を楽しんできた。青年座が依頼したのも頷ける。キーパーソンが最後まで登場しない作りが魅力的で、その人物に対する思いを語らせながら、登場人物の人柄が見え、そして変化していく様を味わった。後半の展開は観客を惹きつけた。
    最も良かったのは「カズオ……おやすみ。」
    言いたいことを言わない、言わせたいことを言わせない、書きたいことを書かない……そこに一番伝えたいことが滲むような気がする。
    そう考えると、終盤には、やや説教じみていると感じる観客もいたのではなかろうか。前半の台詞も隙間が多いと思えたし、説明的にも感じたので、再演の際には改善されるといい気がする。
    キュートな尾身美詞さんは、その持ち味を遺憾なく発揮し、隠と陽を誰もが抱えていることを提示した。
    地方と首都、他国と日本の関係の在り方が、隣人との関係として感じ得る作品。

  • 満足度★★★★★

    良いお芝居でした。

  • 満足度★★★★★

    文句なしに素晴らしい舞台だった。今年の(始まったばかりだが)最大の収穫。シェアハウスの日常のあるあるから始めて(例えば、若い女性が部屋に男を連れ込む)、意外な展開(男が実は息子!!だった)で、背後の個人的社会的問題を示していく。サラ金・闇金、外国人技能実習制度、東日本大震災のトラウマ、家と個人。戯曲の展開と伏線の回収が見事。中年引きこもりの小池一男(若林久弥)の事情も意外で、楽しめた。しかも演劇(小説)が人間の背中を押し、力になるという演劇論、芸術論も大事な内容になっている。

    役者陣も自然体で熱演。おっかない大家の夫の噂話を聞きながら、怖いといえば青年座ならあの人だよな、と思っていると、その通りの山本達二が出てきた。予想通りと笑ってしまった。山本龍二の父と子(嶋田翔平=頼り無さそうな感じがそのまま)の最後の和解は、期待通りなのに、その期待の実現に、ホント涙が抑えられなかった。涙腺の刺激の仕方をよくわかっている。(この和解に、小池一男の存在が深い意味を持つ)

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2021/01/28 (木) 18:00

    シェアハウスを舞台にした「いい話」だった。観るべし!
     劇団「日穏」の主宰である岩瀬晶子が青年座に書き下ろした新作。日穏は私のお気に入り劇団の一つだが、岩瀬の書く脚本は緻密で無駄がない良さがあると思っている。本作もその特徴が発揮されている。
     とある町にあるシェアハウス「トゥルペンハウス」は、大家のキヨコ(登場しない)の意向で周辺の同業よりかなり安い家賃で、ワケアリ系の入居者が多い感じ。今日も朝から住人たちが細かい「あるある」事件を起こすが、実はそのキヨコが骨折し入院し、夫の秀夫が乗り込んで来たため、会計士の秀夫(山本龍二)は儲けにならないシェアハウスを儲かる状況にするために家賃の値上げを言い出す…、というような展開。序盤で細かいエピソードを提示し、家賃の値上げという事件を通して、さまざまな展開を経て、伏線を回収してエンディング、という岩瀬の脚本がまず良い。加えて、青年座のような伝統のある劇団の特徴として幅広い年齢の役者が出演できるという利点も活きて山本・岩井富子らのベテランから高校生役まで、役に見合った役者が生き生きと演じる様子は観ていて安心できる。
     おそらく観ている観客のほとんどが、こうなってほしい、と思うエンディングにほぼなるというあたり、ベタと言えばベタである。だが、ベタであることで安心できる舞台というものもあるということを改めて確認できる芝居もあるのだと思う。ベタにはベタなりの良さがあるのである。また、カーテンコールでの岩井の喜びようを観ていて、演じる側も嬉しい舞台がある、という当たり前のことにも気づかされたのも収穫だった。

  • 満足度★★★★★

    予約フォームから当日精算で予約した時に、希望の席があればということで記入したのでしたが、わざわざ電話での確認をいただきまして助かりました。

    一見、相場よりだいぶ安いシェアハウスで楽しく暮らしている人々でしたが・・・。
    チラシの写真に並ぶ様々なカップがいろんな人がいることを象徴しているようでした。

    パンフレットにあった岩瀬晶子さんの「地球は大きなシェアハウス」という言葉にうなづきました。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2021/01/25 (月) 14:00

    115分。休憩なし。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2021/01/22 (金) 18:00

    座席1階

    シェアハウスの物語というと、住民の人間模様とか軋轢とかの話だろうな、と軽く予想して中野へ向かった。果たしてこの舞台、大家一家の人間らしい物語が絡むというちょっと予想外の展開で、満足度は非常に高かった。脚本の勝利だと思う。
    駅近なのに格安のシェアハウス。住民たちの話題は大家の奥さんにとてもよくしてもらった、というところから始まる。その奥さんは入院しており、1か月もすれば退院してくるだろうという。ところがこの奥さん、住民たちの物語を結ぶ影の主人公なのにもかかわらず、最後まで姿を見せない。この点が最大の「予想外」であり、ここから涙腺が緩むストーリーが転がっていくのである。
    ラストシーンかと思われたところ、人への思いやりが大切、という話がでてきて失礼ながら「ちょっとありきたりで説教臭いな」と感じてしまった。ところが暗転後にまだ、舞台は意外なエピソードが盛りだくさんという形に花開いていった。

    あまり書くといけないのでこの程度にしておくけど、とにかくこのシェアハウス物語、いい意味の意外性が何度も訪れ、そのたびに舞台に気持ちが吸い込まれていく。まさに見ずにはいられないという気持ちになる。
    脚本を書いた岩瀬晶子さんは青年座研究所を卒業して、劇団日穏を主宰している。青年座に書き下ろすのは初めてのようで、いわば故郷に錦を飾ったようなものだ。戦争や差別など社会派の作品が特徴というこの劇作家に、注目していきたい。

    とてもすっきりした気分で久しぶりの中野、ザ・ポケットを後にした。演劇のよさというのは、こういうところにもあるのだ。緊急事態宣言下で、なんだか演劇を観に行くということすら周囲に言いにくいような雰囲気である。でも、観てよかった。私にとってはこの舞台はお得感満載の、価値ある舞台だった。

    ネタバレBOX

    コロナ禍、しかも緊急事態宣言のさなかであり、小劇場であるが席は一つおきだった。開演時間を1時間繰り上げて夜8時までに終わるようにしてあった。劇団のコロナ対策に敬意を表したい。

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