実演鑑賞
満足度★★★★★
観てきた!を書くときに鑑賞方法を選択するようになっていますが、いつからこうなったのでしょうか。今日まで気づきませんでした。
初演も観たはずなのに不思議な物語だったということ以外ほとんど覚えていませんでしたので、新鮮な気持ちで楽しめました。ただ、甲斐を演じた竹石悟朗さんの存在が切なかったことだけはなぜか鮮明な記憶として残っています。
あんなにその世界観に染めておきながらの最後の「えっ?」
それはこちらのセリフです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
初演を知っていて、一ヶ月前に普賢篇を観ているので話の流れは充分に分かった上で鑑賞。普賢篇と対になるちょっとした工夫・劇伴曲の変更が作品を新鮮に見せてくれた。
期待していたご出演者の演技に大変満足。
細川演出は俳優の個性を伸ばすようなところがある(と個人的に感じている)ので今作もとても楽しく拝見できた。
以下ネタバレ。
実演鑑賞
満足度★★★★
どうしても好き嫌いは出る話ですが個人的にはやはり好きな作品。無理のない役者の数で無理のない時間に収まっていたように思う、やはり完成度が高い。中でも初演を見ているので薄々そう思ってはいたが笑いどころかほぼほぼセリフもない宮井さんの芝居がいい意味でヤバかった。
実演鑑賞
満足度★★★
サンサーラとはサンスクリット語で輪廻のことであり、この舞台では死後どのように転生するかがテーマである。ただし哲学的な考察があるわけではなくチラシ(注)から受けるようなインド的な匂いもない。輪廻にこんな法則があったら面白いでしょうと言っているだけである。どんな法則を採用するかは作者の自由なわけで面白いと感じるかどうかは観客次第である。
色々と複雑な構成になっていてカーテンコールでこんなに沢山の俳優さんが登場していたのかと驚いた。謎めいた演出も多いがそれらが解決されるという作りにはなっていないし、結果的に無駄な場面もあって楽しめるかどうかは観客次第である。
劇団6番シードの魅力的な役者さん達が出演されていてそこは楽しめたが上記の2点については私好みではなかった。もしかして綿密な伏線回収があったのを私が理解できなかったということがあるかもしれないがそれを含めての満足度なのでご容赦願いたい。
注)CoRichで表示されている画像は公演パンフレットのものであり、チラシは2月のものを左右反転して赤青の色を入れ替えたようなものである。