柿の女体盛り、2つ目。
【口だけの女】深谷さんの存在に気が付かなかった。存在感がなかったのではなく、別人に見えたのです。帰りの電車の中で改めてパンフを見て気が付いた。ああいうのも出来る人なんですね。
柿の女体盛り、1つ目。
【サバンナの掟】初日という事もあってか台詞ミスが目立ちました。けれど集中まで途切れさせずにいたので勢いに乗せた流れのまま先に進めていた。
満足度★★★
『サバンナの掟』
ホントに不道徳で乱暴な作品なのだけれど、抑えきれないナニカがほとばしり出てしまいました、な感覚が不思議な魅力。
なんでも、中学・高校時代は “模範的演劇部員”(本人談)であった中屋敷法仁が、初めて1人でプロデュースを任せられた(と同時に柿喰う客の旗揚げ公演でもある)作品だそうで、それまでおさえつけられていたものが一気に噴出したってところ?
満足度★★★★
『他人の不幸』
前日に観た『口だけの女』の5年前という設定なので、「この人物は将来あんなことになるのに…」とか「あの状況の原因はこれだったのか」などと “神の視点” で観るような感覚。
満足度★★★
『口だけの女』
一言で表現すれば「ダークでピンクな悲恋もの」?
風俗関係、暴力団関係、それに警察関係の登場人物たちが地方都市で繰り広げる物語、映画であれば少なくともPG-12、おそらくはR-15 な表現を含みつつ…(以下ネタバレへ)
また、タイトルの意味(いやもう、序盤でそれは想像に難くないのだけれど)が劇中人物によってハッキリ告げられる場面以降の言葉遊び(「リトマス試験紙」関連やナマで披露されるラップ)がなかなか。
さらに、女性刑事・二歩(コロ)のイッちゃってる目つき(ホント、ヤバいんだこれが(笑))と、尾管弔介(村上誠基)の独特な台詞回し(鳳啓介のモノマネ風?)が印象的。