公演情報
「謁見」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
マスクや距離や取り戻しつつある日常と現実からのメタファーやオマージュが投影され、しかしそれはあくまで要素に過ぎず、謁見者たちの会話で背景の炙り出されていく世界
何もかもがただ物語の道具として当たり前にある世界
物語世界の面白さを味わった
権威というのは鏡で、その前で人は自分を語ってしまう
知らなくても足りなくても周りが勝手に肉付けをしてくれる
権威自身が知ったり足りたりする事は本当は誰も望んでないのかもしれない
知って足りて、そして王となる
満足度★★★★
鑑賞日2020/06/20 (土) 14:00
1公演につき観客8名限定とし、架空の国の女王への謁見という劇中の設定がそのまま感染症対策となる仕掛けにまず興味をそそられたが、観ているうちに物語や設定、そして登場人物たちの想いに引き込まれた。
ある国の女王が抽選で選ばれた国民1人と毎日謁見することとなり、職業も経歴もさまざまな相手と女王との会話を描くうちに、国の情勢や女王の人柄、評判、置かれた立場などが見えてくる。
そして描かれる思いがけない結末。
伏線も寓意もたっぷりの物語にひたる約80分、しっかり楽しませていただいた。
満足度★★★★★
無事女王さまにお会いして来ました。
口布を外すことはない女王さまには何か秘密がありそうな。そしてまた緑の目という新しい秘密も生まれて・・・。マスク着用という現実を逆手に取ったような作りも面白かったです。マスクは口元を隠しているだけではないのかも。
スタジオの鏡に映るというのも面白い趣向でした。
満足度★★★
鑑賞日2020/06/20 (土) 20:00
興味深い芝居だった。
とある国の女王が、戦争をしている相手の国の王子と結婚することで戦争を終わらせたのを祝って、平民と会うことにして、その「謁見」の様子を、短編集として上演する。高貴な人は平民には顔を見せず、平民も高貴な人と会う時には顔を隠す、という設定で、この時期に合わせた作品として巧妙な仕掛けが興味深い。加えて、短編集ということで、頻繁に休憩を入れているのだが、それにも笠浦らしい仕掛けがあるし、休憩時のアナウンスでMステをディスるという展開も巧い。それにしても、お座敷小唄が今の若い世代に分かるのかなぁ(^_^;)。