公演情報
「第二回目「よにん」」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
それぞれ自らの理が強い4人が語り合えば
正しさが不明となる空間と化す
それぞれのおぼろげな動機に正体を無くす
こんなにも近くで明瞭な言葉なのに舞台上に靄がかかる
ぼくらに見えているのは長いフィルムの短い一コマ
その一コマにどこまでも思案を巡らせる
嶋谷さんは訝しい、ただひとりこのフィルムを回す人
高橋さんは可愛らしい、届きそうな夢や願望に踊らされる人
五十里さんは生々しい、真夜中にふと目覚めて書いた文章のような人
森口さんは空々しい、誰よりも明日を夢見ている人
そんな、よにん
そらごとVer
台本も配役も一緒だが演出が異なる2バージョンで
主にそれぞれの役作りが大きく変わっていた
物語はより日常的思考を持った人に感情移入してしまうもので
Verによりその軸となる人物が変わって見えるのが面白い
嶋谷さんは脆い、打ち返す壁となる人
高橋さんはエロい、地面から浮いて誘う人
五十里さんは変わりない、ただ生きている人
森口さんは軽い、誰かの持つ風船
観客はそんなよにんを繋ぐ集合的無意識
観客の目を通して姿の変わるよにん
満足度★★★★
鑑賞日2020/03/08 (日) 15:00
最終日に(うわごと)(そらごと)の千穐楽を続けて観劇。
登場人物4人が全てアタマのネジが何本か(or more)抜け落ちているような変人ショーケース。
が、(うわごと)では「お客さん(役名)」の話し方が変なことで「アブダクションによりオカしくなった(あるいはそう妄想している)人が一般人3人の所に加わった」印象。
(そらごと)では逆に「お客さん」以外の話し方が変なことで「変人の巣窟に紛れ込んだ一般人」的な印象になるのが面白い。(繰り返すが話し方にかかわらず実は全員がオカしい)
喩えて言えば、同じ試合を1塁側スタンドで見るのと3塁側スタンドで見るのくらい違う。
満足度★★★★
ギャラリー公演は臨場感があって良いなぁ。ギャラリーといっても普通の民家なんだけど。何か芝居のシュールさに拍車をかけてたかな。最初と最後に同じ言葉を繰り返す姉の台詞が西洋のおとぎ話の登場人物のような独特な雰囲気を醸し出していた。