公演情報
「Simulacra」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★
■約120分■
会話の混線が笑いを生む、電夏らしい一作。なのだが、混線を生み出す背景設定が複雑すぎて、話を見失ってしまった。なんとか主筋だけは追えたものの、主筋に絡む複数の副筋がどれも錯雑で、置いてけぼりを食らった次第。
しかしそもそも、逆三角形を成す3つの点が人間の目には顔に見えてしまうというシミュラクラ現象と主筋との間に有機的なつながりはさして見出せず、劇としての出来はもうひとつだったような…。あんまり話が分からないと、こういう負け惜しみのひとつも言いたくなってくる(笑)。
満足度★★★★
鑑賞日2020/02/20 (木) 15:00
座席F列3番
価格4,200円
中盤以降の複数の会話が交錯し互いに干渉し合う場面は電夏の真骨頂にして白眉。
2つの会話で短時間というのは時々あるが、4組ほどで長時間となるとかなり複雑化する訳で緻密に組み上げられた会話を笑いながら堪能。
さらに大半はコメディでありながらミステリー要素を絡ませて終盤で真相を明かすというのもまた巧み。
なお、「異なる空間が交わる」ことを表現する装置のシカケに前日に観たたすいちの「サイキックバレンタイン」と通ずるものあり。
満足度★★★★
鑑賞日2020/02/21 (金) 19:30
電夏の新作はロジカルコメディ大炸裂の秀作だった。パラレルワールド的な作品で、いわゆる「館」シリーズにも通ずるところがある物語。異なる世界のある人とある人が他の人に見えない形で会話ができる、という設定で、どんなことが起こるかを描いているが、少しずつ小出しにされるために、初めて電夏の芝居を観る人にはちょっと難しいかも知れない。劇団員を初めとして、客演にかつては電夏の常連だった高田淳・志賀聖子などがいて、役者陣の負担は大変だと思うけど、深く興味深い作品になっていた。
満足度★★★★
鑑賞日2020/02/19 (水)
初日の19日19時半開演回(2時間)を拝見。
2016年4月の『ブレッチリーの啼かない鵞鳥たち』以来、幾度か拝見している電夏さんだが、こんなに息が苦しくなる程、笑ったのは初めて!
そして、あんまり笑い転げ過ぎて、途中でストーリーに置いてきぼりにされたのも初めてw(脚本買ったんで後で確認します)
相変わらず奇抜な設定だが、よく練られたストーリーと、達者な役者さんたちの存在もあって、いつに間にか現実の出来事だと信じこまされるのだから大したものだ。
【追伸】
脚本読了しました。コレ、筋道立てて理解されている役者さん達、天才だなぁと感心しました。自分は…未だに迷宮の「壁」の中で目が点のままw