タブーなき世界そのつくり方 公演情報 タブーなき世界そのつくり方」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.9
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    ヘレン・ケラーの名前は知っていたけれど、サリバン先生は初めて聞くかな⁉︎という感じでしたが、まさに二人三脚な人生だったのですね!
    時代は変わって、差別に関しては、だいぶ優しい社会になったのかな⁉︎と思いつつも、相模原の事件を思い起こさせる台詞があったところでは、差別の根深さも感じました。
    役者さん達の熱演も印象に残りました。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2020/02/15 (土) 14:00

    初見の劇団。
    出演者では松本紀保さんと斉藤悠くんしか知らなかったが、皆さん好演でした。

    ネタバレBOX

    奇跡の人ヘレン・ケラーと奇跡を起こした人アン・サリバンの50年史、偉人伝記の教養漫画か、ガラスの仮面や舞台「奇跡の人」位の知識しかないが「うぉ〜た〜」の後からがメインの話。

    その当時のアメリカ南部北部の常識、人種や障害者への差別。
    それまで顔を触れながら表情で理解していたことから、掌の中の指文字アルファベットで言葉を理解する様になり、ヘレンの聡明さも想像出来る。
    学ぶ喜びから生き方の変化など、場面ごとに時代が進み、展開もさくさくと進むが、わかり易い。だが、海外戯曲の辛み成分をやや控えめにした芝居のような感じもしたが、文献の少ないと言われるヘレン・ケラー史とアン・サリバン女史の関係がよくわかる丁寧な舞台だった。
  • 満足度★★★★★

    人間に備わっている無限の可能性について心打たれました。

    ネタバレBOX

    前半のヘレンとサリバンの体を張ってのやり取りが、熱気と気迫がこもって伝わってきました。本作品を通じて、考えます。重い想いが心にずしんと響きます。そして、ヘレンのとった行動力、サリバンの熱意に熱いものを感じずにはいられませんでした。苦悩の中を生きる姿、心の中の気持ちの揺れ動き、胸の内の葛藤などがうまく表現されていたと感じました。食べ物や飲み物が実物のものであれば、より臨場感が出てよかったと感じました。
  • 満足度★★★★★

     史実とフィクションを綯い交ぜにし、差別とは何か? それを克服することは可能か? などを提起した問題作!(華5つ☆ べしミル)

    ネタバレBOX


    歴史の現実を見る限り、数百年単位の月日を通して差別自体は緩和をみてきたと言えよう。然し時にはより陰険、陰湿に目立たぬように実行されるケースも多い。今作でもヘレンの実母、ケイトは障害児であっても自分の娘であるヘレンには夫と対立してでも現代流に言えば健常児に対すると同じように人間として基本的に接しようとしているが、接し方が合っているのかいないのかが良く分からないことで悩んでいる優しい母である。が、有名になったケラーの家に同居することになったヴィニーと同じ手洗いを使うことに対して殆どパニックに陥ったような差別感情を爆発させる。差別の根深さが良く出たシーンである。また腹違いの兄、シンプソンが今作の登場人物中で最も差別的であるように見えるのは、単に彼がKKKの頭巾を被ったりするからではない。寧ろそのような恰好を選ぶ原因にこそ、我らの視点は向けられねばなるまい。結論から言えば恐らくシンプソンにはアイデンティティーの危機感がある。そしてこのことが差別が根深いことのもう一つの大きな原因だと言えるであろう。腹違いではあっても妹、本来は可愛がるハズだ。南部の男のプライドにかけても。だが恐らく事実はそれほど単純に働かない。自分にとっては継母であっても、女の子に比べて遥かに甘ったれなのが男の子というものだ。母には余計甘ったれていたい。然し三重苦を背負ったヘレンに母は掛かりっきりになることが多かったであろう。甘えたいのにそれが実際にはできない。そのことが、ヘレンに必要以上に辛く当たるように観客には見える原因であろうが、恐らく本当の男の子の反応に近い。このような精神状況を抱えながらシンプソンが育っていたとしたら? 古い帽子が度々出てきてシンプソンは異様にその帽子を大切にしている様が描かれているが、帽子が彼にとって何を意味するか? 考えてみても面白かろう。またアイデンティティーの危機からくる差別は、現在のネトウヨ等とも共通する心理であろうなどということも考えさせる。
     アブラクサスが、上演回数を増やす度に、更に多くのファンを獲得し、リピーターが増えるのは無論、作・演出・女優もこなす代表の実力もあるが、彼女の描く世界が持つ普遍的な世界観、その作品群が問い掛ける問題の解決必要性、問題が本質的であるが故に忌避されがちであることなど、実際に我々が生きている社会に対する鋭く、切実な問題意識がある。そういった大切なことが脚本に充分に練り込まれている為、演じる役者陣の役作りもインセンティブが高く、各々の役者が実に良い内面からの表出を舞台で出せている。ピーターの肌は白く白人と見分けはつかない。然しこれは隔世遺伝で肌が白いだけで父、母共に黒人奴隷であった。母系が白人にレイプされて肌が白いだけなのだ。その彼が、KKKに殺されそうになって南部を脱出、白人の振りをしながら北部でメディア関係の仕事をし、記者としても大きな影響力を持つに至っていたが、その彼が、肌が黒い同胞に対し「ここは黒人が来る所では無い」と言わざるを得ない。その彼の苦悩は、他の役者にスポットが当たり、自分のようにひねた観客が気を付けて観ていない限り、滅多に気付かれることのないような隅っこでも、キチンとその苦悩の深さ、辛さ、悲しさが本当に内面からのものとして表現されており感銘を受けた。ヴィニー役も良い。ヘレンの乳母だった彼女は、ヘレンが他の誰にも理解されていない時から、ヘレンが心を開いていた例外的な人間であった。そのことの意味する、雰囲気や人柄のようなアトモスフィヤをも見事に出していた。ヘレンを演じた羽杏さんや、アンを演じた紀保さんの演技の素晴らしさは誰しも褒めるだろうから、自分は余り書かない。分かり切ったことだが、中々実践されていないことに、細部までキチンと疎かにせず作った作品であるか否か、ということが大事だ。無論、今作はそういったことにも細かく配慮が行きとどいている。一例を挙げておくと中盤辺り、上手暖炉の上部辺りに南部連合旗がさりげなく壁に貼られている、流石である。
  • 満足度★★★★★

    仙川と今回で2回目の観劇でした。
    冒頭の女優さん二人の圧巻の演技は流石でした。
    感動しました!!!

  • 満足度★★★★★

    圧巻、見事な演技でぐいぐい引き込まれた2時間10分の舞台でした。ヘレン▪ケラー役の羽杏さんはいったい、どんな稽古をしたのだろうか。終演後の素顔も素敵な役者さんでした。井戸の効果音、いいですね、Water のシーンでは一緒に感動しました。エネルギーがほとばしる濃厚な舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい舞台堪能しました。役者さんの渾身の舞台と演技とても見応えありでした。

  • 満足度★★★★★

    池袋で観た『OPTIMISM』とは、後半の登場人物が一部異なっていて、個人的には今回の方が好きかも。サリヴァン先生も素晴らしかったが、ヘレンが話す言葉の意味が徐々に汲み取れてくるあたり、勿論演技の凄さもあるけど、観客である自分が本当にヘレンの言葉を聞き取りたくなっているからだろう。そのせいか、終演後はかなり疲れが。

  • 「optimism」の続編っていうわけではなく、再演なんですね。
    キャストの変更によって、随分と印象が変わりました。

    ネタバレBOX

    今回はヘレン・ケラーの社会主義者、人権活動家として面が更に強調されたと感じました。

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