満足度★★★★
暴れるパワー満ちる現場
野郎どもは野郎どもとして描かれ、一つの生命体として騒ぎ叫び歌う
そしてそれに翻弄される女たちの物語
歌唱はまるでシュプレヒコールで、破壊と再生を恐れない雄叫びの舞台
シリアスと笑いが並行して走るのになんの違和感もないのがギジレンの強み
あと、久しぶりに拝見したバロンさんがやっぱり超カッコよかった…
髭の姿も荒くれの感じもめちゃめちゃ良いんだよなあ(語彙力…
この作品の男たちは末安さん以外は名前なんていらない男たちという存在で、ただ統一感による迫力が有って、物語の底へとストンと落としてく存在
満足度★★★★
鑑賞日2020/01/06 (月) 14:00
価格3,000円
祖父の死を機に別々の生き方を始めた三姉妹がそれぞれに出会うちょっと変わった人々……な物語。
じわじわっと始まり以降だんだん華やかになるもラストにモノ哀しさが漂うのは線香花火の如し。(初演時は気付かなかった)
また、どことなく微かに文学臭もしたようだが、たぶん気のせい。(爆)
逆にジブリっぽさは随所にパロディあるいはオマージュがちりばめられていたからであり、気のせいではなかろう。(笑)
再演なので出演者が倍増くらい?と思ったが初演も出演者は15人いたのだった。梟門で15人なんてバカだなぁ!(笑)
で、その人数ゆえ、メインの芝居の後方や脇であれこれ演っており、2回観て最初はメイン、2回目はワキを注視するのが理想的かも?