公演情報
「それは秘密です。」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
コメディー化と思えば、かなり深刻な内容で、ストーリーがどう流れていくのかが気になる舞台ではあった。しかしリアルなネタに対して、かなり甘さも感じる。お芝居なんだからではなく、もう少し切実な現実の色が欲しかったかなと思いもする。
満足度★★★★
鑑賞日2020/01/30 (木) 14:00
座席I列13番
価格3,800円
最近の世相批判系の例に漏れず本作も「初演よりリアリティが増して不気味」。
特に加筆修正した終わり方は近いうちに起こりかねない事態で笑えないどころか背筋が凍るよう(←さすがに言い過ぎ(笑))。
本当に変な世の中だこと、くわばらくわばら。
満足度★★★★
鑑賞日2020/01/28 (火) 19:00
座席1階
チャリTの芝居は見たことがあるが、この演目は初めて。秘密保護法成立前後が初演だったというが、当時は国会デモなどで盛り上がっていた時期。あれからすっかり国会周辺は静かになり、もはや安倍政権はやりたい放題だ。桜を見る会の名簿も「機密扱い」みたいにやばくなったら破棄してしまうという、もはや民主主義国家とは信じられないありさまだ。演劇人たちよ、黙っていていいのか。そんな思いで劇場に出かけた。もちろん、初演をそのまま再演するのではく、桜を見る会とか、「調査研究」で自衛隊を中東地域に派遣してしまうとか。そういったところもじゃんじゃん盛り込まれると思っていた。
それじゃあ「再演」じゃなくなってしまうと言われるかもしれないが、そんな思いで座・高円寺に足を運んだ人は多かったのではないか。コントの切れの悪さには文句は言わない。やはり、チャリTならではの鋭い舞台を期待した人たちには、物足りない内容ではなかったか。
翻って、秘密保護法の危険性を一から学ぶ、みんなすっかり忘れてしまっているこの法律の恐ろしさを思い出させるという点では十分に効果があると思う。舞台は、「後方支援」として安全な場所に派遣されていたはずの自衛隊に関する情報に触れたために、なんとお笑い芸人が逮捕されるという筋立てだ。どうして逮捕されたかも「秘密」というわけで、二人の刑事も「身に覚えがない」と訴える芸人に「なぜ逮捕されたか」も言わない。一見荒唐無稽かもしれないが、秘密保護法が通ってしまった今ではありえない話ではない。軍事機密とはそういうものなんだろう。
内情を知った新聞記者が、このネタをがっちり紙面で伝えられるかどうかも触れてほしかった。
満足度★★★★
初演は観ていないと思っていたが、お笑い芸人、逮捕・・?よく調べたらアゴラで観ていた。深刻な話題と、劇のスタイルとの乖離を若干感じた事をぼんやりと。
だが今作は初演とは舞台風景が異なり(サイズも倍以上)、チャリT路線での磨かれ方ではあるが光沢のある舞台に。美術のダークグレイがテーマにも即して硬質さと柔かさを許容し、キラリ光るものを感じた。
とは言ってもチャリTの本領は「問題の噛み砕き方」「説明の巧さ」にあって(以前「40minutes」で観た芝居(IS日本人人質事件の顛末)が私的にはベスト)、ナレーション(解説)とそのユーモラスな文体がそれに貢献し、説明のテンポに乗って芝居が進行するスタイルである。
テキストとしては情報を出す出し方・順序にやや難有り、「今注意を向けるべきはそっちじゃないでしょ」という躓きや、もっとディテイルを埋めて欲しい箇所も散見されたが、問題の焦点を一箇所に集約する方が得意なのだろうチャリTが、多面的で割り切れない「現実」の痕跡を舞台に残すことに(結果的に)成功していたのではないか。
俳優の「演技」は記号的で、感情移入を拒まれてしまうが・・
桜を見る会、森友学園、長期政権の歪を考えさせられる 政治家が駄目 そんなことを言うならもっと政治に興味を持とう 選挙に行こう 自分一人が行かなくてかも… そんな考え駄目 日本人はストライキとかもやらないし もっと声を上げよう! 立てよ国民!
などと、ごちゃごちゃ考えながら帰路につく作品でした
満足度★★★★
秘密保護法制を巧みに濫用して、都合の悪い真実を完璧に覆い隠す・・・などという芸当は今の政府には到底できそうにないので、まぁそっちの心配はないかなと。ただ単に無能なあまり国を崩壊させてしまうのではという心配は大いにあるけど。
前半はサスペンスとしてしっかり楽しませてもらった。舞台でしかも抽象セットでサスペンスやるのは大変だと思うけど、違和感感じなかった。
ひとつあるとすれば、公安警察が思いっきり昭和の刑事ドラマだったのがちょっと・・・
中盤からラストにかけてですが、流石にあれを隠し通すのは無理だろうって感じで逆にリアリティーをスポイルしたかも知れませんね。
満足度★★★★
今でも色褪せなく現実が芝居に追従してるよな~とか感じた舞台でした
いろいろと広げて話を作っていたけど
まぁ 概ねこんな感じで捕まるんだろうなぁーと納得しました
実際警察の取調べは受けたことあるんだが・・・・
司法警官なんて記章つけてたわりに
禁煙の表示のあった取調室でタバコは吸うわ
PCの取り扱いは下手だわ
舞台に出てきた警官に
納得できるレベルの人物が取り調べしていたデスわ
話も台詞も
いろいろと現実踏まえて笑えて(笑えない現実なのにねぇ)
楽しめた舞台でありました
1時間40分の作品
至極納得でした
沖縄の機密資料で
米国では機密保持期限切れ公開されて明白になったのに
日本では出さない見せない政府認めない
という資料(同じ事象の資料)が現実にあるんだよねー
ホントこの芝居以上に変な国になってきてると思うデスよ
(それに公開しても黒線引きまくりって・・公開って意味を理解してないよね)
秘密にしたりする
事なかれシステムは
紛争難民と言葉をボカさずに
イスラム国と名指しで言及して
守るべき国民を舌先三寸で二人も殺した安部総理に忖度し
イスラム国をマスコミ側が使わず
ことさらISと言い換えてるのも現実であり
芝居以上に現実は糞だなぁ~って感じております
満足度★★★
穏便に済ませ・・・ないとどうなるのか。 隠してお・・・かないでうまくいくのか。 ひみっつヒミッツだらけのこの世の、ショウタ イムが導く不思議なケイ・ケン。 目で見て聞いて、頭で考えて・・・はて、一体どうしたらこのコンテストに生き残れるのだろう、答えはピーーー 歴史のセンタクにかかっている。
満足度★★★
鑑賞日2020/01/25 (土) 14:00
再演だけど初見。
「秘密」のついた曲目で客入れに、つい口ずさみそうになる。
初演時とは劇場の使い勝手が違うのか、舞台セットはともかく、登場人物がほぼ横一列の立ち位置でセリフを発しており、動きに変化が乏しかったような。大事な固有名詞で一部聞き取りづらさもあったり、お笑い部分はどうも微妙で取り調べ場面との対比に、より舞台の流れにチグハグさを感じてしまったが、主役の他2役を演じられた熊野さんの演じ分けはわかりやすくてよかった。
特定秘密保護の冤罪逮捕という本筋の展開は、芝居の枠を超えて現実味ありそうな舞台でした。
テーマと入りのギャップが大きくて観劇後もちょっと落ち着かない。こんな作り方もあるんだと思った。観終わってフライアーのデザインの意味がわかった。なるほどね。そういうことなんだ!
満足度★★★
鑑賞日2020/01/24 (金) 19:00
もうちょっとありえそうな怖いストーリーにしてくれないと。特に、警察がもっと抜け目がなく、怖くて狡猾でないとね。
満足度★★★
特定秘密保護法のことはすっかり記憶に薄かったですが、この舞台を観ていて、なんと秘密の多い政府になってしまったのか・・・・と、思いました。知りたくても知れない・・・知らなきゃいけないことがあるのに。
突然逮捕された売れないお笑い芸人を巡って、真実に近づくたびにうすら寒さを覚えてきま宇。
日々のんきに過ごしながら、闇が確実に広がっている気がしているこの頃にぴったりな演目だったと思います。
大島、新島、三宅島のトリオと公安のコンビがツボでした。
満足度★
こういう舞台を見ることになろうとは予想していなかった。
スタンダップ・コメディと漫才の寸劇を混ぜたような舞台である。しかし、どちらも中途半端。きついことを言えば、スタンダップコメディには出演者のコメディアンの地の大きさが要る。寸劇に大筋ストーリーがあるがこれがまるで陳腐、七年前の再演というが、なんで今更こういう愚にもつかないものを、再演するのかといえば、昨今、政府の情報操作や情報規制、秘密保護のみのを着た隠蔽が次々と明るみに出たので、話題になると踏んだのだろう。だが、これでは、批判にもならなければ、第一、面白くもなんともない。さして長くない時間(100分)でも退屈した。役者もそろって粒立たず。これではこういう仕組みの舞台は成立しない。
「日本劇作家協会が杉並区と組んだ演劇振興のプログラムの一環」と振られているが、この作品をどのような経過で選んだのか、情報公開してほしいくらいだ。
劇作振興なら、ここ十年ほどの小劇場のいい作品の再演をやってもらいたい。こういう場に出せば新しい座組も可能になる。土田英生の再演がここのところ多く試みられたが、いずれも新しい再演になった。この程度の作品はもう結構。プロなのだから、ちゃんと選んで、いいものを見せてほしい。