公演情報
「フィクション」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
JACROWの描く2023年ということで随分心配して見に行きましたが、思っていたよりは明るい終わり方で良かったです。アフタートークではこの先は暗いという人の方が多かったですが、そうならないことを祈るばかり。
この劇場は後ろの方に座ると(特に小柄な私は)とても見え難い。今回は前の席の方が来なかったようで幸いでしたが、その隣の方がまたでかい方で・・・
満足度★★★★
毎度のJACROWらしい展開ですが、気になるのはやはりポスト五輪。東京オリンピックでは選手の側から書かせてもらえれば、円谷幸吉以降、大量の自殺者が出たことでしょうか。ホントにどうなるのか、日本の経済は?!ちょっと心配になりました。
満足度★★★★
鑑賞日2019/12/04 (水) 19:30
座席E列9番
価格3,500円
2020年の東京オリンピックから3年、日本の3箇所で進行する3つのストーリーが交錯する……。
事前にTwitterに「2023年が舞台だが今の物語」のようなツイートが公式アカウントからアップされたが、まさにその通りで(2019年やもっと前の場面があるというだけでなく)今と直結した物語。現状(と少し先)に対してトゲのある部分にニヤリ。
そういえば、当日パンフレットの挨拶文(開演時にアナウンスでも流れる)を読み始めて違和を感じるも「そういうことか」と気付き、最後の日時を見てニヤリ。
そうして終盤で3つのストーリーの関係性を明かす時の怒涛の伏線回収に舌を巻く。
満足度★★★
東京オリンピック後の不景気は経験があるにも関わらず、前回よりもひどい状況で突き進んでいるのが、まさに今が祭りの前。現実の祭りの後はもっと残酷に我々の生活をズタズタにするだろう。と思いつつ観劇していた。
満足度★★★★
経済が失速している日本の3つの家族の話。
東京オリンピックのあとでこうなりませんようにと考えさせる舞台だった。
役者さんたちの熱演のせいもあるのか劇場の熱さが気になりましたが、いいもの見させていただきました。
満足度★★★★
オリンピック後の2023年を描いた作品でした。バブル崩壊後の日本?という印象でしたが、様々な人間関係が描かれ、考えさせられる内容でした。役者さん達の演技も良く、観応えがありました。面白かったです。
実演鑑賞
いつものお芝居とは少し趣の違う作品。
企業論理に翻弄される人達を描き出すのに優れてる、主催の中村ノブアキ氏、
心情的なものに翻弄される人間関係を書くのは少し不得意なのか、それとも
当日パンフやナレーションで強調してた、この物語はフィクションであるは、
実はノンフィクションで、物語作りの上で、今回は動かしたくない、
こだわりの制約でもあったのか。
福田真夕さんこうゆう役が一番合ってる。
満足度★★★★
鑑賞日2019/12/04 (水) 19:30
いつもJACROWとは全く傾向の違う作品だった。オリンピック後の不景気で苦しむ、蒲田の工場,北海道の旅館,木更津のコンビニを、作者の中村が取材したノンフィクションである、という設定のフィクション。家族に焦点を当てた3話が入り乱れて展開されるのは悪くはないが、やや無理矢理な関係性を作るのはどうかな、と、思わないではない。個々の場目では役者陣は熱演しているがk、そもそも、オリンピックの後、なぜ不景気になったのか、が語られないのは、不十分な印象が拭えない。
満足度★★★★
2023年の東京、木更津、札幌の3家族の生活を描きながら、不景気、災害、外国人という日本社会の直面する3大テーマを考えさせる。そこに家族の中核である、3家族3様の夫婦関係を軸に据えた作劇で、決してお説教ではないし、見ていて飽きない。ひとつの家族の話が佳境に入ったところで、別の家族の話へと、三つへ移行しながら続けていく。それは変化があって飽きないのだが、一つ一つの家族の話の凝集力を弱める危険もある。そこを今作では、三つとも単独でも短編劇として完成度が高く、最後に相互の話が結びつけられることで、大きな現代日本の絵が見えたと思った。
家出してキャバクラに勤める勝気な妻役の福田真夕が、色気と強さ健気さをおりまぜた感じで非常に良かった。彼女は衣装もぴったり。前科から立ち直ったコンビニ店員役の森田匠も、コミカルさと真面目さを併せ持った芝居でうまかった。
満足度★★★★★
初日観劇。
2023年の日本。東京2020オリンピック・パラリンピックの賑わいから3年が経ち、経済は失速し閉塞感に覆われた状況を3組の家族の観点を通して描いた物語。構成はオムニバスのように観えるが、底流にあるのはオリンピックという祭に躍った国家・社会的な疲弊感と、家族という個々人の生活を通じて描かれる空虚な思いが重層的に立ち上がってくる力作。
(上演時間2時間)2019.12.5追記
満足度★★★★
東京五輪に絡める必要はなく、典型的なデフレ経済下(リーマンショック後長らく、とくに地方はこんな感じだった)で人々の心が萎縮していることが背景にある3つの物語。
それぞれのストーリーは深刻になりすぎず、掛け合いで笑いもとる。熟キャバの場所もリアル。
満足度★★★★
鑑賞日2019/12/04 (水) 19:30
座席1階
初日の舞台を見た。舞台は東京五輪が終わった3年後。木更津、札幌、豊洲。オムニバスの三つの物語が交錯する。
五輪後の日本が深刻な不況に覆われているというのは容易に想像できる。三つの物語は、そんな中で未来を見失いそうになりながら目の前の難題に何とか向かっていく庶民が描かれる。あまりの理不尽に感情が爆発し、笑うしかない現実をかみ殺して受け止める。
タイトルはフィクションだが、パンフレットや開幕前の口上で劇団主宰の中村ノブアキ氏が「この舞台は自分が取材した人たちの話が元になっている」と説明する。もちろん2023年のことだからフィクションなのだが、これは現実だろうと僕たちは感じている。
最後に三つの物語がちょっとだけ希望の色を持たせて交わる。五輪後不況で身もふたもないわけじゃないかもしれない日本の近未来に、少しだけホッとして下北沢を後にした。