CONTROL 公演情報 CONTROL」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/12/07 (土) 18:00

    校長が定めたルールを守っていれば平和に暮らせるという学校に新たに加わった生徒はそのルールに疑問を抱いて……な物語。

    それを守っていれば安寧でいられる規律に従っている共同体に異分子が参入し、その規律に疑問を抱いて先住の構成員たちを啓蒙する……という構造にデール・ワッサーマンの「カッコーの巣をこえて/巣の上を」を想起。アシカがマクマーフィーで校長が婦長、的な。
    その校長はある場面で北の将軍様のように見え、さらにファシズム、レイシズムを匂わせる場面も出てくる。
    「安心できる」という理由のもと、定められたことに盲目的に従い続けることは独裁制につながる、という警鐘と受け取った。

    序盤で出てきた「とどまるために走り続ける」というフレーズが終盤で再度クローズアップされて物語は締め括られるが、その最終場で出演者は「劇中の劇中人物」から「劇中の役者」に変わって(戻って)いる。
    そう、冒頭は劇団の稽古場で新人役者を主役に抜擢しての稽古の始まりだったのだ。この「劇中の役者」が発した「とどまるために走り続ける」というのはそのまま劇団天動虫の活動方針・決意表明ではないか。
    こんな風に作品を通して自団体の姿勢や方針を表明するの、大好きなんだよなぁ。

    あと、連想したものの1つに宇宙移民系SFがある。
    何代にも亘り大型宇宙船の中で暮らして「第二の地球」を目指していて、実は目的の惑星に到着しているのにまだ航行中だと信じて船内での生活を続けているが、ある日「禁断のドア」を開けた者がいて……というヤツ。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/12/07 (土) 13:00

    座席1階1列

    価格3,500円

    このテーマを芝居の力で伝えたことが素晴らしい。現代社会への警鐘。人へ、その積み重ねの国へ。自由と正しいルール。ほんの少しの「優しさ」。これはお芝居のファンに留まらず芸術ファンに見ていただきたい作品です。

    ネタバレBOX

    席は自由ですが最前列をオススメします。
    役者さんが目の前まで来て迫力ある演技を見せてくれます。
    あと「ファシズム」の意味を軽く予習した方がよいと思います。
  • 満足度★★★

    ファンタジー

    ネタバレBOX

    争いごとをなくすため、隣人を傷つけない行動が習得できた者だけが世に出る社会で、まだ習得できていない生徒たちが通う学校において、とある転校生が来たことによって人間性を重視した行動を取ろうとする運動が起こる話。

    恐らく60cm以上の高さがあるであろう舞台から、ワダタワーさんが後ろ向きでスッと降りたのには驚きました。

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