シェアハウスカムカム 公演情報 「シェアハウスカムカム」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.5
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★

    鑑賞日2019/11/22 (金)

    中野ザ・ポケットにて劇団娯楽天国『シェアハウスカムカム』を観劇。
    元喫茶店の店舗を改装して造られたシェアハウスに住む人々のドラマ。フライヤーが目に留まった初見の劇団さんでしたが、まず舞台セットの凝り方が凄い。元喫茶店の名残を残しつつも、シェアハウスとして機能している古びたちょっと変わった造りの建物を細かい部分までよく凝られて作られており、素晴らしいと感じました。そしてそれだけ立派なセットの中で繰り広げられるシェアハウス住人達のドタバタ劇がこれまた面白い。そもそも登場人物の数が多い上、そのキャラクターが皆濃い。そして決してその中の誰かが主役なのではなく、一人一人にスポットライトが向けられ、それぞれのエピソードが散りばめられていているようななかなか複雑な構成。一見頭をフル回転させなければ物語の世界についていけないようにも感じますが、一つ一つのエピソードは分かりやすく、目まぐるしく展開するストーリーであるものの、その世界から逸脱することなく最後まで観られた印象です。
    ただ、一つ一つの展開は面白いものの、上演時間150分という長めの作品のストーリーとしては、伏線回収が弱いというか、リンク感が低いというか、振り返って考えたときに「あのエピソードは何のために必要だったのだろう?」「あの役必要?」などと感じる部分も幾つかあり、イマイチ何をテーマとした作品なのか理解しにくいようにも思えました。空襲のエピソード、なりすましで入れ替わって住む人々のエピソード、結婚を申し込んだ男性のエピソードなど、その様々な内容が複雑に絡み合って、一つの作品としての奥深さがあれば尚良かったと感じました(当然何かメッセージが込められていた作品なのでしょうが、個人的にはこの作品の持つメッセージ、伝えたいことは100%理解出来なかった印象です)。なかなか独特なカーテンコールを含め少々詰め込みすぎの内容。見応えはありましたが、個人的にはもう少しテーマや登場人物を絞り込んで、短縮した作品でも良いのではないかと感じました。フルカラーの当日パンフレットは良かったです。

  • 満足度★★★★

    昭和な感じなー現代風なーとか
    いろいろと混ざった感じ
    出鱈目ながらもまとまった様な
    シェアハウスのセットや登場人物たちでした

    ネタバレBOX

    音響ブースの横から光が漏れるので
    できれば横方向に遮光をと強く思えたデス

    終演後の飴撒きとかは恒例だそうです(^-^)

    話的には まぁ
    ハウスの取り潰しに立ち退きは覆されず
    思い以外は消え去るんだ~って感じの〆っす
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    名前も顔も一致しなかった住人達が打ち解けた頃、立ち退き騒ぎが起こり何とか阻止したいと立ち上がったが…。笑劇にして衝撃的な面白さは観応え十分だ。
    (上演時間2時間20分)

    ネタバレBOX

    カフェ ラッキーカムカムという看板が上手側に掲げられ、往時の雰囲気を残すカウンター。正面に和室(障子)、このハウスの出入口、下手側に1室、トイレ、下手客席寄りにソファー、楕円テーブル。2階への彎曲階段があり、途中で別れ幾つかの部屋がある。随分と凝った、そして丁寧に作り上げたセットである。このシェアハウスの住人たちはお互いの顔もよく知らず、ましてや素性など知る由もない。しかしこのレトロなシェアハウスには、存亡の危機が迫っていた。

    全体的な雰囲気は昭和時代を感じさせる。まず劇中流れる曲が「リンゴの唄」「上を向いて歩こう」等、そして住人達の騒ぎようがバブル全盛期のようで、ディスコ風の派手な衣装、また戦時中の空襲と連動させた穴掘りシーン、これらの背景が舞台セットのレトロ感と相まってそう思わせる。何より立ち退きの理由がバブル期の地上げのような損得 勘定ならぬ感情が蠢くところ。

    コメディタッチとしては、色々な笑いネタ、例えば外見だけで言えばガングロ女(随分前に流行ったメイク)、他人に成りすまして住みだした男の誤解による非合法植物栽培のドタバタ等が騒々しく描かれる。物語の魅力は個性豊かな住人達の1人ひとりのバックグラウンド(酒乱で暴力を振う夫から逃れる、不法滞在ベトナム人など)を丁寧に説明し、騒がしさの中に哀愁を漂わせる人間描写。そして”家”は、住む場所としての在りようから”思い出”という何物にも代えがたい存在であることを強調する。そこに今を生きる住人達と過去からの思い出を共にしてきた老人の心が通じ合い、さらに行くところがないという共通の問題-立ち退きに抵抗する滑稽な、そして切実なる姿として描き出す。

    先に記した老人-このハウスの大家の叔父にあたる人物が夜な夜な床下に穴を掘る。実はこのハウスは男の育った家であり、家族との思い出の場所でもある。その住人達とハウスを取り壊すことに抵抗するが…。穴を掘る理由は戦時中のトラウマ。防空壕として家族を守ると同じ感覚で、ハウスに住んでいる人々をミサイルの脅威から守るという使命感のようなもの。何となく現代のきな臭い状況が垣間見えてくる。この件は、笑いの対極のような泣ける感動シーンである。この笑い泣きのバランスが絶妙で感情を上手く揺さぶる。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    初見だった前回公演が30周年記念だったので、特別にサービス精神大盛りだったのかと思いきや、今回も負けず劣らずの超大盛。
    これが「娯楽天国」のスタンダードか!と思うと頭が下がります。

    立派な当日パンフ、それなのに何故か役者さん達の名前と並んで役名が載っていないのを訝しく思いながらの開演・・・観終わってようやくナルホドそういう事だったのかと納得。
    (納得と言いつつ後で良く見てみると別ページに書いてあった…実は見落としていただけでした…いやそれでもナルホドと思えるのですよ)
    ともかく「娯楽」という乗り物に乗って、笑ったり悲しんだり、上がったり、急降下したり、様々に通り過ぎていく景色を自然に受けとめ楽しんだまま物語の終着駅に到着するのが正解の様です。

    「ディスコ」を口にするおばちゃんの事を「今どき!」と嘲笑うギャルが、懐かしのガングロメイクなのにはツッコみたくなる(笑)
    色んな人が棲みついて ここは一体!治外法権か(笑)
    その一方で辛い時代を知っている年代の方にも刺さる描きがあったりで盛り沢山。

    シェアハウスの名は「ラッキーカムカム」
    和洋折衷。というより趣味のゴチャ混ぜ感満載、構造がこれまた不思議、それでいてレトロな佇まいが何とも良い感じで、今回のセットも素晴らしい!

  • 満足度★★★★★

    笑った、笑った。2時間、あっという間の感じ。
    メンバーの表情を見ていると非常に楽しいですよ。

  • 満足度★★★★★

    舞台セット、登場人物(役者さん)全て良かったです。
    最高に楽しめました!!!

  • 満足度★★★★★

    2時間20分は通常の劇よりは長いけれど、その長さは感じませんでした。

    ネタバレBOX

    普通っぽい人、怪しい人、癖の強そうな人など、特徴のある人がよくも集まったものだなあと感心するのですが、シュアハウスはただにぎやかなだけでなく、ドラマがひそまれていました。核シェルターを掘る場面が、小刻みにいいかんじで話に割り込んでくるのがとてもいいですね。全く予期もしない展開が次々とくりひろげられましたが、人間味あふれるまとまり方に人としての温もりをも感じました。
  • 満足度★★★★★

    黒ギャルがツボ過ぎて。

    ネタバレBOX

    乾杯前に飲むところや、笑い声、仕草。すべてが最高に面白い。
    この黒ギャルの一人芝居なら2時間以上は見ていられる。(生い立ち、日常、死に様などのサイドストーリーでもやってくれないかな・・)

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