「海につくまで」 公演情報 「海につくまで」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
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  • 満足度★★★★★

    ■約75分■
    大過を犯して極道の世界にいられなくなったならず者二人が芸人をしながら南へ向かう逃避行を描いた、ジェットコースター・ロード演劇。坂口修一と小菅絋史。確かな演技力とコメディアン的資質、そして高い身体能力に恵まれた二人が、元ヤクザの芸人以外に何十役も演じながらいくつもの物語を紡いでいく舞台はアクションと笑い、そして“人手不足の学芸会”的B級感に満ち、スピーディーな展開も相俟って、息をもつかせぬ面白さ。それていて時にホロリとさせてもくれて、まさに子どもからお年寄りまでが楽しめる演目。劇中のコンビ「エンジェル・ブラザーズ」は全国の老人ホームや温泉施設を回って日銭を稼いでいるが、あうんの会は他ならぬこの演目をひっさげて全国巡業してはどうか?アフタートークでも話されていた通り、話の骨格がシンプルで足し引きがしやすい内容なので、客層に合わせて内容を微調整しながら学校、刑務所、老人ホームなどを回ればどこででもウケるはず。本作、それくらいの普遍性がある。もちろん評価は星5つ!

    ネタバレBOX

    個人的には、小菅さんの演じる“やる気のないファミレス店員”がツボでした。
  • 満足度★★★★

    南へ向かううら悲しい北帰行。

    ネタバレBOX

    組を裏切って漫才をしながら逃げる二人、不治の病の夫とその妻、女子高生などが、沖縄の海を目指して旅するロードムービー。

    フライヤーと異なる白いスーツ、小道具に可動性のあるボックスを使い、スピード感ある展開で様々な役を演じ分け素晴らしかったのですが、中年のおじさんの汗はあまり見たくありませんでした。
  • 満足度★★★★★

    アゴラ劇場と提携関係にある津あけぼの座(三重)プロデュースの二人芝居。出演は関西出身俳優・坂口氏と数年前三重へ拠点を移した第七劇場・小菅氏、共に三十代(確か)。劇場の企画の経緯は判らないが良い仕事になった。俳優の身体能力が実証される80分動きまくる「ロードムービー」は一人多役・多場面・映像並のカット転換によって見事に成立していた。チンピラ2人を主要登場人物としてその他様々な人生模様(二人ないし三人)が伏線的に挿入されるが、それぞれ経緯あって最後には皆、南の海へと辿りつく。冴えない二人の海を前にしてのラストが、他の様々な人生行路と(直接的な接触はないが)交差し、「世界の中・歴史の中で」たまさか生まれて終える小さな人生の悲哀と輝きを圧縮して見せる。上演中休みなく疾走する役者の身体(と汗)が必死に浮かび上がらせようとする人生を、観客は想像により補いながら掬い取る、水面下のコミュニケーションが会場の熱にもなっているが、適度な冷却としてアドリブ的場面の挿入もあり、それと意識しない内に乗せられてしまう。うまい。

  • 満足度★★★★

    約80分、しゃべりっぱなし、動きっぱなし。いや〜、あの運動量はハンパない。しかも、2人だけで何役も演じる演出は、見るからに大変なことがわかる。それにしてもあのスピーディな、完成された動きは、オリンピックの器械体操なみのレベル。大したもんだ。

  • 満足度★★★★

    舞台上の仕掛けはシンプル。80分間隙のない大人の悪ふざけの奇妙な臨場感と、面白さと巧さが汗だくで海まで連れて行ってくれます。二人で何役こなしたのか。
    アフタートークも楽しかった! アフタートークは29日が山田百次さん、30日が広田淳一さんがゲストです。

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