公演情報
「千年ユニコーン」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★
夢と現実が交錯したミュージカル仕立てのファンタジーでしたが、ストーリーや背景の映像が不思議な世界を醸し出していました。伝説の動物達を被り物等で表現していましたが、子供向けの遊園地にいそうで、全体的な世界観と違和感がありました。面白かったかというと、個人的には微妙でしたが、世界観は楽しめました。
満足度★★★★
アトリエ閉鎖後初の貸し小屋公演。まずはやはり劇場とアンサンブルの芝居とのマッチングが気になっていた。というのも、シアターグリーン(box in box)で観た芝居(過去10本程度だろうか)全てでは勿論ないが「頑張って作ってるのになぜかイマイチ」と感じる事しばしば。原因を手繰って行くと私の見立てではどうやら舞台上に架空空間を作り込めない(チープに見せてしまう)劇場の造りにある、と思っていたからで。ステージの奥行は狭く、客席の勾配に比してステージの天井が低く照明機材も見てしまう。この特徴はブレヒトの芝居小屋(旧アトリエ)とは真逆である。
舞台は健闘していた。可動式の装置、唄、かいぶつのキャラクターや、背景映像など。しかし、劇場の特徴に関連するが、客席から見下ろす条件で見るステージは箱のようで、三つの装置は動くので感覚としては一面の床であるが、これが「黒いパンチ(カーペット)が敷いてある場所」、という具合に見えてしまう。役者が「役」としてでなく本人に見えてしまうのと同様、劇場が架空の空間でなく劇場として見えてしまう。この「素」へ戻される引力にどうにか抗って役者は役を生き、スタッフワークに工夫を凝らし、そして観客は想像力を逞しくして物語世界を泳ぐ事はできた。
満足度★★★
学校巡回演劇を観ているような気持ちになりましたが、手がかかっている割には、例えば自分が高校生としてこの舞台に接したならノレない部分が多いだろうなと。
満足度★★★★
今まで見た(と言ってもそれほどの数ではないですが)作品とは随分違って見えたのは青少年劇場公演というものだからでしょうか。上演時間も1時間35分と見やすい長さでした。しかし、こりっちのページでは2時間となっていてその気で行ったので、その後の計画に若干の支障が・・・。上演時間はなるべく正確に書いてほしいと思います。
多感な時期の少年と少女の夢なのか妄想なのか、そんな世界が不思議な動物や蚤の市の人たちも登場する物語として描かれ、なんだか懐かしい気持ちにもなりました。
満足度★★★★
両親が離婚、引きこもり気味の女子高校生アンが導いてくれる世界は現実逃避にも受け取れるものの、中々に甘美で魅力的。
いじめられていた少年、ノアの方舟に選ばれなかった者たち、ユニコーン・・・個人的には『かいじゅうたちのいるところ』をどこか彷彿させ、そのあまりの居心地良さに、このままずっとこの世界を漂っているのも悪くないなぁと思えてくる反面、影を落とした彼女の不安・心の傷が舞台をとんでもない暗黒の世界へと変貌させていくのではないかという焦燥感もしっかり隣り合わせに。
若い役者さんが中心の舞台。
それぞれのキャラクターが繊細に現実と溶け合っていくように演じられ、多感期・・・若者の不安定でファンタジーな心の内が、美術や音楽そして演劇特有の表現、もう総動員にて色鮮やかに表現されていたと思います。