建国のテロリスト 公演情報 建国のテロリスト」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-5件 / 5件中
  • 満足度

    辛い
    やりたいことはわかるんだけど…
    全体の実力が追い付いていない気がします。
    脚本も役者も。これで構想7年とか言っても…。
    いらないストーリー多すぎる。

    それで2時間20分は有り得ないでしょう?
    不要な話をカットすれば1時間で終わる話。

    やっぱり殺陣満載なのだけど、それも微妙な感じ。
    頑張っているのはわかる。が、頑張りを押し付けないで欲しい。
    あと、噛みすぎですね。

    劇場の問題も。
    卓の光で暗転にならない。役者見えてます。
    そもそもハケる時に舞台裏の光が漏れまくり。
    これは役者のせいかな。

    後説はいらないです。
    早く帰らせて欲しかったです。

  • 満足度★★★★

    終わり良ければ・・
    いい作品なんだと思います。

    公演中ですので、以下ネタバレBOXに・・。

    ネタバレBOX

    全体的な構想は良かったと思います。

    戦国時代、忍の世界に題材を採って、史上著名なキャラもまじえ、個人的にも好きな世界。
    色んなところにフラフラするけど、「この世から戦をなくす」、このテーマを一貫して描いており、大筋としてはよくできた作品だと思います。


    時折挿まれるユルめのシーンは、個人的には、もう少し少なくてもいいかな・・。
    ネタもほとんど不発でしたし・・。

    折角長身の俳優さんが演じられているのに、舞台が狭いので、殺陣のシーンは少し気の毒な感じもしました。
    もう少し広い空間があれば、ダイナミックに演じられたのでしょうけど・・・。


    最後、五右衛門のシーンが何ともカッコ良くて素晴らしい・・。
    アレが何といっても良かった。
    お芝居は、やはり最後が大切ですね・・。

    カミカミも緩めも多かったけど、あのシーンで一挙に締まったように思います・・。


  • 満足度★★★★★

    残念なのはタイトルだけ。
    秋晴れの土曜日、
    午後二時の回で観てきた。

    穏やかに過ごした昼時から一転、
    鑑賞した芝居はすこぶる激しいものだった。

    外は相変わらず穏やかな季節の中にあるはずなのに、なんだかそれが信じられないくらいに芝居に引き込まれ、戦国時代に身を置いた時間になった。

    激しく立ち回り、叫び、感情を揺さぶるセリフを吐く。

    最高じゃん・・・。
    これまじ最高じゃん・・・。

    そう思った。
    そしてちょっぴり涙すらした。

    正直芝居のタイトルからは全然違うストーリーを想像していたし、全然期待なんてしてなかった。

    『9.11同時多発テロの発生で思いついたストーリー』と言われれば、更にやばい空気を感じていた・・・。

    けど、全然違った。
    なにしろ時代は戦国時代。
    忍者=テロリストとしているのだろうが、テロリストという言葉が持つ暗いイメージはまったくない。

    ストーリーはとにかく秀逸で、役者もイケメン揃い。これでなんで注目を浴びないのか不思議でしょうがない。というか・・・ほんとに注目を浴びてないならば、それはもうタイトルのせい以外に考えられない。もしくはビラが持つ暗いイメージのせいか・・・。

    なにしろもったいない・・・。
    あーもったいない・・・。

    2時間10分程。
    まったく長さを感じさせない最高に楽しい芝居だった。
    みんなに観せてあげたいと思ったし、『こんなすごい芝居があるんだよ!』と知らせたくて仕方なくなった。

    いやぁ・・・。
    ほんとタイトルだけが残念だ・・・。

    ネタバレBOX

    『おまえに戦(いくさ)の無い世の中をあげよう』

    ストーリーの核となるのはこの言葉。

    うん、なんかいい言葉だ。
    現代じゃ絶対に言えない言葉だ。
    アメリカ大統領にでもなれば言えるか。

    なにしろそんな大きな言葉を実現していく話。

    いやぁ、
    それにしても色々と残念。

    前節忍者である日下忍者が噛み噛み忍者であることはまだ許せるとして、あれだけの人数がこれでもかと動き回るためには少々ステージが小さすぎた。少なくとも今の1.5倍は欲しい。

    だから、12人が一緒に舞台に立つ様子は圧巻だったが、なんだか窮屈そうだったし、殺陣だって、広ければもっと迫力出るのに・・・と少々かわいそうになった。

    笑いを狙う箇所は、ことごとく不発に終わってて、これまた悲しくなった。
    ってゆーか、笑いを取るのって難しいなぁ・・・改めて思い知らされた。
    まぁ真剣な場面で笑いを取ろうとするのが少々無理な感じだった・・・。
    笑いを取る場面とそうでない場面のメリハリがなかったってことか。

    とはいえ、なにしろストーリーはすごくよかった。
    メイドカフェの話なんか、どうでもいい話に時間取るなぁ・・・と思ってたら、ちゃんとストーリーのつながりに必要な話だったり・・・と、とにかくよくできていた。

    なんども『ああ、なるほど・・・』とうなづいた。
    うなづきすぎて二重あごになったくらいだ。
    いや、それは最初からだ。

    それにしてもほんとイケメン揃いだ。

    なんで?
    なんでそんなに集まったの?
    と聞きたい。

    五右衛門役の佐藤真司は最高にカッコよかった。
    ほんとこのいい役者だ。
    芝居に対するまじめさが見える。
    そして素直さが見える。

    十兵衛約の服部真樹もクールでよかったし、
    百地、ハヤテ・・・誰もがかっこよかった。

    噛み噛みマンだと思ってた才蔵も劇中はかっこよく、一緒に観劇した連れの女子はすっかりファンになっていた。


    ところで・・・

    陽炎の役の人って・・・男の人・・・・・・ですよね?
    そこが最後まで疑問だった。


    まぁ、
    とにかく最高にいい芝居だった。

    後はタイトル変えて、もう少し広い所でやらせてあげたいってだけ。
  • 満足度★★

    辛かった^^;
    GEKIBAって新しい劇場っていうことで楽しみだったのですが,なんか怪しげなビルのワンフロアーで,芝居以前にもうこの劇場は来ないだろうなと思い,前説聞いてこの劇団に不安を抱き,最初の殺陣を見てがっかりし,カミカミは多いし,演技もどうかと・・・酷評ですが,辛い芝居でした。伝えたいテーマがはっきりしているのだから,それを観客にいかに表現するか。お茶目?な部分が芝居全体を壊した脚本でした。それと殺陣はしっかりやらないと時代劇ではぶち壊しです。

  • 満足度★★★★

    ストーリー最高
    初日だからか噛み噛みだったけど、久々に面白いと思える脚本でした。
    石川五右衛門、カッコよすぎ!!!
    ん~、やっぱり藤木吾呂さんはイイ役者だなぁ~。
    もっとお客さんが入っても良さそうなものですが…。
    美術もステキでした。

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