ぬけがら

ぬけがら

劇団B級遊撃隊(愛知県)

公演に携わっているメンバー:7人

団体紹介
1986年、佃典彦・神谷尚吾らを中心に旗揚げ。名古屋を拠点に年2回のペースで新作を発表。2004年「真・似・禁」で名古屋市民芸術祭賞を受賞。シニカルでナンセンス、不条理な作風が特徴。劇作家・佃典彦と演出家・神谷尚吾の作る世界には定評がある。佃は「ぬけがら」にて第50回岸田國士戯曲賞を受賞。前回公演「満月ドリル」では2度目の名古屋市民芸術祭賞を受賞。2013年からは年齢を問わず本格的に研究生を募集し、劇団の層の厚みも増してきている。研究生募集以降、団員が増えたこととともない、劇団内のユニットも結成されたりするなど新人がメインとなる機会も与えられている。また、俳優としての所属以外にも劇作部、演出部、制作部などを設置し、演劇においてそれぞれが学びたいことを学べるシステムが形成されている。
応募公演への意気込み
「ぬけがら」は主宰、佃典彦が岸田國士戯曲賞を受賞した作品。元々は文学座に提供された作品である。現在まで全国各地の様々な劇団によって上演されてきているが、佃が演出をしたことはなかった。今回の公演では作者である佃自身によって演出がなされる初めての公演となる。キャスト陣には劇団員以外にも、佃により呼び集められた同じ東海地区において活躍している俳優が加わっており、話題性も十分な公演となっている。また今回の公演は2011年に香港にて「ぬけがら」の翻訳上演を行い、香港最大の演劇賞である香港舞台劇奨の最優秀演出賞他、主要7部門を独占受賞した、香港の最も歴史と規模のあるプロ劇団、香港話劇團との連続上演となっている。劇団B級遊撃隊バージョン、香港話劇團バージョンの両方を観劇できるチケットもあり、お客様により一層楽しんでいただける内容となっている。今回の公演により東海地区における演劇界の活性化を促進し、そして全国的にも話題をさらうものにしたいと考えている。
将来のビジョン
劇団B級遊撃隊は、1986年の結成以来、愛知県を拠点として、主宰の佃典彦脚本、神谷尚吾の演出で年2回の公演を行ってきた。
設立者である佃は、第50回岸田國士戯曲賞を受賞し、神谷は、2度の愛知県文化振興事業団プロデュースの演出依頼など、劇団外での評価も高い。
しかし、2名に続く、劇作家 演出家や役者の実力差が大きく、その差を埋めるとこが劇団の今後の課題であると考えている。
この課題をクリアするために、2013年より2つのことをまず実施している。研究生制度を導入し、直接指導を行うことで即戦力となる人材の育成。団員を劇作部、演出部、俳優部、制作部に分け、各団員の目的を明確化した。
この2点の導入後、劇団2度目となる名古屋市民芸術祭賞を受賞し、導入の成果を実感している。今後は、第2の劇作家 演出家を排出すべく、劇団ユニットや制作部主導のプロデュース公演を毎年行っていく予定。
また、今回エントリーを行った『ぬけがら』は、香港の実力派劇団の『香港話劇団』の香港版ぬけがらとの連続公演を行う。これを機会に3年後をめどに、香港での
海外公演も行い、劇団の力をためしていきたい。

公演に携わっているメンバー(7)

池野和典

いよいよ、B級遊撃隊でこの演目を上演する時が。 出演者も実力派ばかりで、自然と気合が入ってきます。
増田ゆか

スタッフとして参加します。 香港話劇団版「ぬけがら」と佃典彦版「ぬけがら」夢の競演です! 今からワクワクしています。どうぞ皆様、観に来て下さい。
榊原 仁美

スタッフとして携わります!みなさまお待ちしております☆
大脇ぱんだ
役者・俳優 制作 当日運営

今回、スタッフとして参加します。 B級からはもちろん、 豪華な客演の方々をお招きしての 「ぬけがら」でございます!! 稽古も本番もとても楽しみです!! 出演される方々に気持ちよく 演技してもらうために 頑張ってサポートしていきたいと思います!!
吉村公佑

いよいよ佃典彦本人の演出による『ぬけがら』です。 名古屋オールスターズといっても過言ではない出演陣に加え、 香港の演劇賞を総なめにした香港話劇團による、香港版ぬけがらである『脱皮爸爸』(だっぴパパ)もやってきます!! 東京からでもバスで3000円ちょっとで来られます!! 地方都市名古屋に首都或いはその他の地方都市から密航なんていうのもありでしょう。 みなさま、おまちしております!!!
長嶋千恵

出演します!素敵な客演の皆様をお迎えするので、今からとてもワクワクしています。
當間郷史

制作として参加します。自分の所属する劇団の公演ですが、本番はもちろん、稽古を見ることからしてとても楽しみです!

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