ぬれぎぬ

ぬれぎぬ

アマヤドリ(東京都)

公演に携わっているメンバー:10人

団体紹介
2001年に「ひょっとこ乱舞」として結成。2011年に「大爆破」と銘打って脱皮を遂げ、2012年に「アマヤドリ」と改称して再スタートを切った。

現代口語から散文詩まで扱う「変幻自在の劇言語」と、共感性と個別化を主眼とした「自由自在の身体性」を活動の両輪とし、リズムとスピード・論理と情熱・悪意とアイロニー、とか、そういったものを縦横に駆使して「秩序立てられたカオス」としての舞台表現を追求している。

昨年「アマヤドリ」としての2年目はかねてより目指していた法人の設立(合同会社プランプル)、また根城としての「スタジオ空洞」のオープンを実現させた。その場所で広田戯曲の再演と古典戯曲に取組む試みとしてミニ公演「雨天決行」シリーズをスタート。二百席規模の劇場で行う本公演と平行として三十席ほどの極小空間で地道に作品を練り上げる場を確保した。

2014年はシアター風姿花伝のプロミシングカンパニーを務めるなど、様々な形で劇場との協力体勢を強化する。また「悪と自由」という年間テーマを設定して創作初演・再演に挑んでいく。

私たちは演劇を通じて観客のみなさんに楽しんでいただき、感動してもらいたいと考えてきました。宇宙にたった一人で取り残されたような孤独な魂を、孤独のまま「つながり」に変えることが演劇になら出来ると信じてきたからです。今日もそのことを信じて、演劇の続きをしようと思います。
応募公演への意気込み
本公演で挑戦することは以下の3つです。

劇作面ではポストドラマ演劇以後のドラマ劇の文体を模索し、少人数による濃密な会話劇を目指します。本作、『ぬれぎぬ』はアマヤドリが2014年に取り組む「悪と自由」の三部作の第一弾。現実を静かに見つめることからスタートして、2014年の世界においていかに「自由」は可能か? また「悪」は可能か? を追求していきます。重罪を犯した個人を物語の核に、共同体と個人が抱える矛盾、言い換えれば倫理と自然の葛藤を描きます。

演出面では、劇団という場で身体にまつわる経験を共有した「劇団員」のみに出演者を限定。最も純化した体勢でアマヤドリの到達点を示します。音響・照明・装置に関しては過去の取り組みを問い直すためにその効果をあえて最小限に止め、俳優と空間の持つ力を最大化することに専念します。さらに「俳優間の相互作用」を表現の出発点とすることにも疑いを向け、個人の記憶、戯曲分析、客席との関係など、複数の角度から俳優の演技/欲望を起動させることを目指します。いや、何言ってんのかわかんないっすかね。えーと、つまりドラマをちゃんと組み上げつつ、そこには回収し切れない俳優のノイズをも巻き込んでパフォーマンスとしての強度を上げたい、ということです、ハイ。

制作面では、シアター風姿花伝の協力のもとで約一ヶ月に渡るロングラン公演に挑みます。観客が純粋に作品そのものだけを楽しむことを大前提としながらも、さらに問題意識を共有していただくことで観劇の楽しさを深めていただこうと思います。つまり、私たちが何に疑問を感じ、何を目指し、何に取り組み、何に挫折し、何を達成していくのか、本番期間中も変化し続ける創作の目撃者になってもらいたいのです。そこで公演期間中は無制限に何度でも観劇可能な「フリーパス」制度を導入しました。さらにweb動画による出演陣の紹介、ゲストを招いてのポスト/プレ・トーク、千秋楽後にはポスト千秋楽トークをwebに上げるなど、観客と共に作り、楽しんでいく試みを発展させていきます。もちろん、初めてアマヤドリをご覧になる方を無料にする「タダ観でGO!」のサービスは継続します!
将来のビジョン
将来のビジョンが毎年変わるのも残念なので、ここは昨年とほとんど変わりません。


いつでも、私たちの短期的な目標は「すばらしい作品を創る」ということでした。そのことは今も変わらぬ目標です。だけど、すばらしい作品ってなんでしょう? やがて、それについて考えることや、いろいろな方法を試してみることも私たちの「創る」の一部になっていきました。

一つの「作業」に二人で取り組めば作業量/情報量は半分になるでしょう。それは便利で効率の良いことです。けれど、一つの「創作」に二人で取り組めば作業量/情報量はむしろ増えます。私たちはその遠回りを集団創作の価値と考え、「豊かさ」と呼んでみることにしました。「やらなければいけない仕事」を分かち合うための組織ではなく、「ひとりでは思いもよらなかった困難」を産み出す為の劇団でありたい。私たちはそう考えています。

演劇を通じてわずかながらも世代を越え、地方を巡り、世界の演劇人と出会ったことで私たちの目指す場所はとても遠いと知りました。そこは簡単に辿りつける場所ではなかったので、私たちの長期的な目標が産まれました。

「途中から途中まで」を担当すること。

昨年は腰を据えた創作のためにまずは場所作りに取り組みました。法人としての「合同会社プランプル」と「スタジオ空洞」という成果を得た今、これからはそういった「場」を駆使して人を育て、東京の片隅でしぶとく演劇を続けていこうと思います。

歴史の中で、地域の中で、人と人との繋がりの中で、今よりもすこしだけ世界をよく知り、すこしだけ世界の在り方を変化させること。永遠に私たちの公演に足を運ばない人たちにすら届く強度を目指して、そのための作品を作り続けることが私たちのビジョンです。

公演に携わっているメンバー(10)

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田村浩子

よろしくお願いいたします!
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さやか

どうか、多くの方に有意義な時間を過ごして頂けますように。 お客様と一緒に楽しめますように。 頑張ります。 ぜひ、観に来てくださいね!
Nophoto member
松下 仁

濃厚な日々の始まりです。ドキドキします。
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satomi

念願の劇団員のみでのロングラン公演!! ワクワクが止まりません。 これを観ずして何を観る。
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inago

いつでも本気だが今回も本気。 よいものをつくりたいと思います。
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ワタナベケイスケ

劇団員のみの公演。 ゴリゴリで行きます!
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榊菜津美
役者・俳優

出演します!わくわく!!
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いいちこ

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小角まや(アマヤドリ)
役者・俳優

出演します。愉しみダ〜ッ
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ヒロタジュンイチ
脚本 演出

作・演出です。劇団員のみ。ロングラン。どうぞ、お楽しみに。

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