オールディーズⅡ

colorchild（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

団体紹介

カラーチャイルドは毎回、総天然色痛快娯楽活劇と銘打って公演をしております。
色鮮やかそうな劇団名と謳い文句の割りに、僕達の上がる舞台はいつも素舞台です。
物語を象徴する様なオブジェすらありません。真っ黒な幕とパンチカーペットのみ。
その空虚な空間に役者のパフォーマンスだけでギラギラしたくどい程の原色の物語を描き上げます。
そうです。僕達は役者の肉体表現のみで勝負してます。
それというのも旗揚げ当初制作費が無くセットが建てられなくてそうせざるを得なかっただけなのですが、
今では表現力が洗練されて一つのスタイルとして確立しました。転んでも只では起きなかった典型です。
とにかく物語中に出てくる万物を僕達自身が演じます。
一人５役６役は当たり前、時には１０人以上を演じ、それと同時に乗り物や建物や空中や海底や宇宙空間に全身全霊でなりきります。それだけで肉体の疲労度は極限に達するのですが、いつも物語の内容は空前絶後の大冒険活劇です。主人公の絶体絶命のピンチをメンバー全員で表現し、最近では効果音も自分達でやり初めています。
そのためのトレーニングは過酷です。いつもギリギリの崖っぷちまで追い込んで肉体を酷使し神経を研ぎ澄ませ、
アスリートとアーティストの自覚をもって稽古に励んでおります。「覆せ常識！」「暴走しろ想像力！」が合い言葉です。
そんな僕達をどうぞよろしくお願いします！

応募公演への意気込み

参加させていただくからには、ぜひ、一番を目指します！
スポーツと違って、演劇には、明確な勝ち負けの「線引きは」ないとは思います。でも、面白いか、面白くないか、の勝負には、絶対負けたくないのです！
気合いの「入れ方」には注意をします。空回ってしまったら、元も子もありません。作品は、老人のお話です。テンポも雰囲気もゆったり呑気にしてこそ、「良さ」が出てくるのです。熱い気持ちや迸る気合いは、心の奥にそっと持ち、そのかわり、全力で作るべき「のほほん世界」を精一杯表現します。
熱い心と、冷静な頭脳、吹き出しちゃうようなユーモア、この三つを武器に、フェスティバルへ全身全霊、一生懸命、挑ませていただきます！

将来のビジョン

大きな劇場で、沢山のお客さんを動員できるようなメジャー劇団になる、と言う事は大前提の目標でありますが、その数歩先にイメージするビジョンがあります。それはカラーチャイルドという「演劇会社」を作る事であります。モデルは、トイ・ストーリーで有名なアメリカのピクサーというアニメーション会社。社内に沢山の監督やアニメーター・デザイナー等の技術者、そして作家をかかえ、絶えず複数の新作を制作しつづけているスタイルであり、ユーモアと遊び心に溢れている社風にも憧れます。当然そこから生まれてくる作品は、子供からお年寄りまで幅広く愛されています。私のイメージする演劇会社カラーチャイルドも、劇団員を増やし、様々なジャンルのアーティストを集め、複合芸術チームとして沢山の作品を作ります。そして社内には稽古場や劇場も建設、作品のグッズも販売し、作品をイメージしたアトラクションもある、そんな会社を作り、沢山の人達の笑顔で満ちた場所で働く事が、私達の夢なのです。