恋するマリールー

恋するマリールー

非・売れ線系ビーナス(福岡県)

公演に携わっているメンバー:8人

団体紹介
脚本家、田坂哲郎の戯曲を上演するための団体として2003年設立。民話を元にしたファンタジー色の強い作品から社会問題を取り扱った作品まで、ジ
ャンルにとらわれない作品作りで、幅広い年齢層に支持を得ている。リズミカルな台詞の応酬と批評性の強い内容に評価の高い田坂の脚本と、丁寧かつ攻
撃的な劇空間に観客を包んでいく木村の演出が、作品の多角的な解釈を可能にしている。2010年、「踊りに行かないで」で初の東京公演。意外にも踊
り関係の人から褒めてもらう。福岡演劇フェスティバルには公募枠、招待枠、関連企画など合わせて4回出品。大野城まどかぴあとの提携で「ミュージカ
ル真夏の夜の夢」製作。そのほか、児童劇団への演技指導や高校生向けWSの実施など活動は多岐にわたる。代表作は「些細なうた」「hideの真似して死
ぬなんて」「そう遠くない」など。
応募公演への意気込み
2006年に公演した作品を、新たに書き直して2014年版という形で発表します。内戦中の福岡、という設定で、ネット上のバーチャルアイドルや、
チャットサイトでの交流の不確かさを描いた本作品は、当時、もはやコミュニケーションツールとして生活に欠かせなくなったインターネットに対する、
不信感や疑問、そして期待も込めた作品でした。今や、トヨタが初音ミクを起用し、SNSが元となる殺人事件が起き、本当の戦争すら起きそうな勢いで
す。今こそこの作品を改めて読み直し、書き直し、演じなおすことで、新たな問題提起、新たな発見がある、と直感しました。事実は小説よりも奇なりと
いいますが、できれば事実よりもとんでもない世界を常に舞台上に創造していきたいのです。そのとんでもなさが、皆様の日常に深く突き刺さることを願
って。
将来のビジョン
「日本中のお客さんに会いに行く」
劇団結成から10年が経ちました。地方で演劇を続けていくことの難しさと簡単さについて考え続けた10年でした。面白い作品を作っている自信があ
っても、それをなかなかたくさんの人に見てもらえない、そんな根源的な悩みが地方にはあります(東京にもあるのかもしれませんけど)。
ただ、演劇はどこでも出来る。この言葉は、劇場以外の場所でも出来る、という意味以上に、どんな土地でも出来る、という意味で、僕を勇気づけていま
す。物心ついたときから演劇を見続けてきた僕にとって、演劇とは、大きな舞台で有名人を見ることではなく、公民館や体育館が宮殿や魔女の住む森に変
わるあの瞬間です。演劇は、見に行くものであると同時に、来てくれるものでもありました。
今年度は九州内のツアーを予定していますが、来年度以降は、日本全国、いろんな場所に作品を持っていくことを考えています。そのための、経済力、知
名度、まだまだ足りません。日本中のお客さんに会いに行くこと。これが今の将来のビジョンです。

公演に携わっているメンバー(8)

やのちゃん

制作として頑張ります。
とーやん

頑張ります!!!
やなぎあきこ

楽しみだし、楽しんでもらいたいです。
なりきよ

気合い入れて、皆様の何かを掻き立てます!
ぽち

いろいろします。
K村

演出を担当しています。
稲田小百合

楽しみです!
田坂哲郎
役者・俳優 ナレーター 脚本 演出 作曲

再演希望ダントツ1位の作品を、ついに再演します!皆様どうぞお楽しみに!

このページのQRコードです。

拡大