スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア

スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア

青年団若手自主企画 河村企画(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
河村企画は青年団の俳優河村竜也が、山田百次(劇団野の上)の土着的視点から生き生きとした劇を作り上げる作風に惚れ込み、起ち上げた団体です。
2013年12月に上演した『珈琲法要』は、埋もれていた史実に基づき、極限状態に置かれた幕末の男女三人を描いた作品で、大変好評をいただき、今年の秋に全国4カ所のツアーが決定しています。青年団の現代口語演劇、劇団野の上の津軽弁。それまで各々が培ってきた演劇的土壌を闘わせ、更なる発展を遂げるべく、新作『スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア』(長くてすみません)に挑みます。
応募公演への意気込み
人間とは何でしょう?
医学の進歩により色んな病気が克服されています。それと同時に新たな病気も生まれてきています。世の中が便利になればなるほど問題も増え、より複雑になっていきます。
人間一人一人にはそれぞれ違いがあり、個性があります。しかし複数の人間が集まればそれは「集団」という全く別の一つの生き物になるように思えます。「軍隊」や「会社」(「劇団」もそうですね)のように統率のとれた素晴らしい生き物にもなるし、時には「暴徒」のような混乱を招く生き物にもなります。その違いとは一体何なのでしょうか?そして集団だからこそ起こりうる、未だ理解不能な「集団ヒステリー」という事象もあります。『スマートコミュニティアンドメンタルヘルスケア』(長くてすみません)は集団ヒステリーを題材に、人間の脆さ、集団という生き物の可能性とは?そして現代に到り、新たな病気が生まれる人間とは?
についての考察です。
将来のビジョン
ペペロンチーノは別名「絶望のパスタ」と呼ばれています。
それは具がなくても作れるからだそうです。しかしその上にネギをのせるとたちまち「希望のパスタ」と名を変えます。絶望の中から小さな希望を見いだす。河村企画はそんな演劇作りを目指します。

一回の公演に消費されない強度を持つ芝居作りを。
前作『珈琲法要』のツアー決定から見ても分かるように、河村企画は再演に耐えうる作品を信条としています。その為には普遍性を持ち、ユーモアを忘れず、時代を超えて受け入れられる作品でなければいけません。
良いものを全国にお届けする。それには活動歴も規模も関係ありません、河村企画はどんどん他地域に自分達の演劇を持っていき、公演を重ねる事によって演劇好きな人には「やっぱり演劇って素晴らしい」という確信を、演劇に馴染みのない人には、演劇の素晴らしさを広めるべく活動します。

公演に携わっているメンバー(5)

いさか

スマートなコミュニティをメンタルにヘルスな感じでケアできたらいいと思います。はい。照明です。すいません。
SUZUCHIKA

出演します。楽し嬉し。
斉藤祐一
役者・俳優 脚本

出演します。基本、うるさい方です…
赤刎千久子
役者・俳優 制作

制作やりつつ出演もします。
モモジ
役者・俳優 脚本 演出

作•演出•俳優です。青年団と文学座の実力派との共演が嬉し楽し。

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