ロール&ロール

ロール&ロール

ノアノオモチャバコ(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
「一つ一つのシーンが油絵のようだった。音響、照明、役者の立ち位置を駆使してシーンを構成する手腕に感心させられた。」(京都舞台芸術協会コンペ評)、と評される繊細な空間造形を持ち味に、
「言葉を伴うからだ」と「言葉を排したからだ」を融合させてフィジカルで風景や時間軸を生み出す演出を特徴とする。

人物が融合した景色は、手に取った写真をじっと眺めるように、予期しない記憶や想いを呼び起こす。
そこにただ浸り、日常に帰るという劇的な体験ができる作品づくりを、俳優・ダンサー・パーカッショニストなどと協働で行っている。
応募公演への意気込み
いつか死ぬ。そんなこと信じられない。
産まれてきたこと。生きていること。
それ自体も信じられない。政治家の言葉で貨幣価値が変わったり、場所によっては人を殺すことが認められたりする。
世の中には、頭で考えても信じられないことが沢山ある。
僕はパンよりはご飯が好きだけれども、フランスで育っていればきっとバゲットが大好きだっただろうし、韓国で産まれていれば辛い物も食べられたかもしれない。
そんな疑いがありながら、いま日本の東京に居る自分がいて、生きているという実感には抗えない。
生きるということに、わかりやすい解答があれば楽だけれども、模範解答はない。

でも、人が一生のうちで経験できることは限られている。
だから、演劇を創ること、観ることは、生きることを新しく実感する知恵の一つだと思っている。
日常では経験できない空間。積み上げた記憶。自分とは違う生の解答。それが共有される。
舞台に上がる人間(役者)は、限りなく自分たちと地続きだけれども、何者でもない。でも、何者でもないが生きて姿を晒している。
切り取られた一面ではなく、丸ごとの人間を見られるということに、演劇の面白さがある。

そんなことを考えて創る作品です。多くのお客様に、晒した人間を見て頂きたいと思っています。
でも、ナイーブなことはしません。派手なお祭りのような空間です。
せっかく見るなら、ウキウキしたいですから。
将来のビジョン
会いにいけるアイドルには一生なれないので、常に同じ場所で同じ観客を待つことはできません。
新しい観客と出会うこと、団体を知ってもらうこと。それを続けます。

具体的には、東京を軸足に日本へ活動の幅を移し、その幅を海外へ広げること。生活していくことと、演劇を創作することは密接に関わっていながら、演劇を創作することが生活の保障にリンクしていかないという状況を、活動していくために変えたいと強く思っています。

観客が作品を支えるという構図なので、活動規模が小さいと生活の保障自体も叶えられません。地方公演を含めて公演規模を広げることが1年以内の目標であり、海外での公演活動がその先の目標です。

もちろん、それで生活が保障されるという甘い考えはありません。むしろかなり苦しくなるかもしれない。
それでも、新しく出会うという経験値が、創作のレベルを上げるという確信があるため、活動圏を広げることを団体の目標としています。

公演に携わっているメンバー(5)

岩崎洋菓子店

キック!!
めがね

ロールパンにバターを塗るときは、 横に開いてその間に塗る派です。 ただ、なかなかうまく開けないorz
さち
役者・俳優 制作 当日運営

誕生月の舞台です。わいわぁい
S代
役者・俳優 ダンサー

よろしくお願いします!
noa
脚本 演出

本当に本公演はこれだけなのかしら?

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