迷子の部屋

劇団あおきりみかん（愛知県）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

1998年晩秋、南山大学演劇部のOB、OGを中心に旗揚げ。
人のココロを溜めて空中に浮かぶ劇場や、お客さんのニーズに合わせて裁判をする「擬似裁判所」など、一見奇抜なシチュエーションから繰り出される、『会話』と『関係』のズレを中心とした喜劇を上演している。
名古屋小演劇界で最大の動員数を誇っている。 2009年度も8000人以上の方に劇場に脚を運んでいただきました。

作・演出の鹿目由紀は、NHK「中学生日記」、メ～テレ「加藤家へいらっしゃい！～ 名古屋嬢っ～」など、テレビドラマや他劇団への執筆多数。 名古屋で注目の人気劇作家。

応募公演への意気込み

今回の作品は、初めて尽くしです。

期間は、劇団にとって初となる約一か月のロングラン公演。
そして会場は、いつものホールを飛び出して名古屋のランドマークの一つでもある名古屋テレビ塔内の秘密の部屋で行います。
ここで演劇の公演を行うのは私たちあおきりみかんが初です。
企画も、アフタートークや2日間かけて鹿目由紀と芝居を作るワークショップ、テレビ塔バックステージツアー、お花見など目白押しです。

肝心の本編ですが、「密室という名の世界で巡り巡る、移動型・純愛ファンタジー喜劇」ということで名古屋テレビ塔の、通常は絶対に入れない場所で、更に観客に上演中に移動しながら観劇していただく試みです。名古屋テレビ塔という場所を最大限に活かしつつ、「喜劇」という劇団の色との融合で観客にワクワクと、笑いと、何かをお持ち帰りいただきます。

将来のビジョン

今公演では名古屋のみのロングラン公演、そして夏には名古屋ロングラン公演に加え待望の主宰鹿目の出身地の東北公演。来年初旬には名古屋、東京、大阪、そして初の九州は宮崎公演を控えています。

しかしながら、場所は何処であれ劇団方針の、「面白いものを作り続ける」という規約のもと、団員一同これからも名古屋から発信し続けます。