筋肉少女【残すは7月in→dependent theatre 1st!】】

石原正一ショー（大阪府）

公演に携わっているメンバー：9人

団体紹介

石原正一ショーは１９９５年に始まり以後年末の関西小劇場演劇の観劇納めに好評を博します。大阪はカラビンカ、OMS、HEP、ABC、コモンカフェ、東京は駅前、ザムザと劇場を渡り歩きます。年末以外にも大阪はrise-1、劇研、1stに、東京は711、アゴラと。どれも優れた空間でした。いかにもな小劇場の匂いを感じます。その劇場空間の客席との臨場感「楽しくなければ演劇じゃない！」の信念で作品と向き合ってきました。いいなと思う役者さんは直感でお誘いしました。「演劇愛」を感じた方達です。注目の一番。夢の共演のドキドキを「どこの劇場も企画しないなら」とセルフプロデュース。マンガの世界、パロディの応酬、ゴミダンス、藤子F的お風呂お色気、努力、友情、根性と「昭和」の要素満載。４０代主宰の脳内喜劇は同世代は素直に、若者は後追いで楽しんで頂いています。結構ヤミツキです。そんなのが続いて１８年です。ヒロトとマーシーのようにいつまでも初動は変わらずロックを信じてるあの精神で自分も熱い女たちの演劇バトルをやっていたいです（石原）

応募公演への意気込み

この作品は再再演になります。初演は９９年。その後の劇団のひな形になります。そして２００９年。新作に拘った僕はあの初演の気持ちを今の若い女優で創るとどうなるか興味をもつ。そして大成功。みんなが活き活きとしてました。関西にはこれだけのええ女優がいますんやでと。そして２年前のハリーポタ子で彼女たちと東京公演を打ち、その熱を披露し観客を唸らせた。そして…。僕の原点を東京ではまだお見せいていない。これはいかんやろ？とアゴラ劇場さんの協力を頂き、ついに東京上陸の作品！なわけで。僕のルーツが全て詰まってます。小難しいのん、怖いのん、賢いのんはありません。楽しいのんだけです。稽古場で役者と常に笑い合ってつくった結果が舞台にあるのが正一ショーだと、そうでありたいと思っています。
もう一度言います。この作品は再再演になります。キン肉マンとスケバン刑事とプロレスです。自信満々です。是非東京のかたにひとりでも多く知ってもらいたいです。いま輝く女優たちの素晴らしさを。（石原）

将来のビジョン

元気な役者さんともっと出会い、今まで出会ってきた役者さんとお手合わせをしてもらい、輪が広がって、各々が刺激し合う「交流戦」の場が石原正一ショーだと思って前に進んできましたのでその姿勢は変えず、且つ、大阪と東京を結ぶよう努力したいと思います。一時期は「東京は沢山面白い作品が観れるやん 大阪に来てくれへんし 大阪のが東京に来てもあんまり観てくれへんし そんならその労力を大阪に専念して地元（地方）を盛り上げよう」と考えていました。けれど今はどちらも状況は同じだと感じました。西も東もないなと。もっと引き合わねばなと。そこを又これから頑張ってゆくのが僕の役割なんだろうなと「勝手に」思っています。劇団にせずプロデュースにしてきた意味とか。そしてマニアックなとこを少しずつ本気出してメッセージ伝えて。あと家庭を持って劇場から足が遠くなってしまった「元観客」の方に「子連れ可能」な楽しいステージもご用意して帰る場所を設けたい。そこも新しい可能性だなと思っています。（石原）