のぞき見公演♯4

のぞき見公演♯4

ガレキの太鼓(東京都)

公演に携わっているメンバー:10人

団体紹介
慶應義塾大学内の演劇サークルのメンバーを中心として結成。主宰舘のサラリーマン生活→1年足らずの退職を経て、2009年3月『独走』(space雑遊)にて旗揚げ。

「人間の孤独」に焦点をあて、明るくはないまでもたっぷりとした愛情表現で人間を描く作品を上演する。
2011年より青年団リンクとしても活動開始。
劇場で行う本公演以外にも、都内のマンションや住宅にて複数の演目を上演する「のぞき見公演」を行なっている。

「毎回全然違う」と評される作風の変化が特徴であり、公演毎に表現内容は勿論のこと表現手法も大きく異なる。これは、その時最もやりたいことを自由にやろう、という主宰の願いのもと発生している。

ガレキの太鼓という名前には、「世の中でガレキの山のように思われているもので大きな音を鳴らしてやろう!」という願いが込められている。
図らずもこの劇団名が背負ったなんとも言えない意味合いに、しっかりと答えられる団体になりたいと考えている。
応募公演への意気込み
のぞき見公演、第4回公演である。2010年、演劇の「つくりもの感」を排除することは出来ないか、という思いのもと始めた公演である。人が、他人に対してほぼ決して見せることは無い日常の一幕を切り取り、劇場では無い住空間で上演する。「つくり物」である演劇が、「本当」に近づけないか、そんな演劇の可能性の一面を模索している。

今回の公演は、都内のある住空間にて5本立てで行なう。5組の住人たちがその住空間で暮らしているのである。
別れ話をしているカップル、下世話な飲み会の男たち、虐待をしてしまう夫婦、それぞれの部屋ではそんな時間が繰り広げられている。
他人には決して見せない、密室だからこそ繰り広げられる日常の一幕。その一幕を、観客に目撃してもらう、それがのぞき見公演である。
第4回となり、今回がのぞき見公演の1つの集大成だと考える。演劇は「つくり物」を越えられるのか、その先に何があるのか、演劇の可能性を見たい。
将来のビジョン
絶えず新しい表現を模索する団体で居たいと考えている。その時々、作り手がただ純粋に作りたいと欲求するものを飽きることなく表現する場で居たいと考えている。

昨年、ガレキの太鼓として初の北九州公演を行った。本年は更に地方での公演を推し進めたい。またその際、劇場にこだわらず、廃屋になってしまっている家々などその土地で埋もれてしまっている場所を生かす活動をしていきたい。
また来年には1ヶ月ロングランの公演を行い、全国ツアーも実施する予定である。

そして。
ガレキの太鼓は、人間賛歌をこれからも叫び続けたい。
特別な誰かじゃない、普通の、普通に街を歩いている誰かの物語を作り続けていく。
そんな普通の、普通に街を歩いている誰かの生きていく困難さを共に背負い続けたい。

ガレキの太鼓、これからも愚直に、人間賛歌を叫んでいく。

公演に携わっているメンバー(10)

羽原寛子

演出助手です!
上村幸穂
制作

制作、上村です。よろしくお願いいたします。
工藤さや
役者・俳優

わっしょいしょーい!!!
ししど。
役者・俳優 演出助手

はんちゃん
制作

ガレキの太鼓応援団です!
ちん

念願のガレキの太鼓、念願ののぞき見公演、初めての参加です!
脇路ソレル
ドラマターグ 照明 制作 当日運営 Webサイト

のぞき見は、超近接で役者を観察できる面白い体験です。まだの方どうぞ。巻き込まれは、かぶり物が好きな人、着物で帯を引っ張られて「あーれぇー!」とかやられるのが好きな人に向いております。
takeuchi
制作

制作です。よろしくお願いいたします。
FK

演劇人としての第一歩です。がんばります。
dat

作演出です。お祭り隊長です。斬り込み隊長です。お祭りじゃい、ワッショイ。

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