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消失・ from メガロポリ子
mimimal(東京都)
公演に携わっているメンバー:8人
- 団体紹介
- 脚本、演出の増村啓悟のソロユニットとして2011年3月より活動を開始しました。第2回公演から、デジタル化で切り捨てられるノイズ(無駄な情報)をメインテーマに据えて作品を作っています。
演出の手法として、あるシーンの身体に別のシーンの台詞をレイヤードしたり、シニフィアンとシニフィエの置換をすることが特徴的です。
現在はポストインターネット時代における生身の肉体のリアリティについて考え中。
あ、あと、日本一おしゃれな劇団を目指してます。
- 応募公演への意気込み
- 過去3回の公演の集大成となる本作、テーマは「都市」です。
インターネット時代を経てのち震災を経験したわたしたちにとっての、新しい時代の都市像をmimimal特有のマジックリアリズム的手法で描きます。扱うテーマが思いのほか大きすぎて苦労しましたが、これはこれで都市の現在を暗喩する作品になったのではないかと自負しています。
また、大衆の関心がオープンソースにあることに着目して、音響や照明の操作を舞台上から行うほか、東京都内を巡る野外での公開稽古を予定しています。
台本が完成する過程もホームページから閲覧できます。(2月11日現在、未完)
来場者に限らず、多くの人にこの作品に浅く深く関わって欲しいと考えています。本作に関わった人はきっと自身の価値観をアップデートせざるを得ないでしょう。そういった作品であることは間違いありません。
- 将来のビジョン
- 小劇場演劇界に一石と言わず幾石も投じその水を干からびさせてやろうと思います。
現在の小劇場の閉鎖的な言語では内輪にしか伝わりません。ただ、この問題は小劇場界にだけ言えることではありません。ソーシャルメディアにおけるパーソナライズは大衆を小さいコミュニティに閉じこめてしまいます。ひきこもりです。もちろんこの構造にもメリットとデメリットがあるので、これからの社会全体においてそれがプラスになるかマイナスになるか、わたしにはまだわかりません。しかし、小さい社会で生きるのをつまらないと考えるmimimalでは、そういった小劇場界を含む小さいコミュニティ群を縦横無尽に右往左往、違った、往来する活動をしていく所存です。
そのためにまずは通常演劇が行われない場所、例えば個人宅や路上、ライブハウス等、そして、まだ演劇が行われた実績の無い場所での活動を通じて、あらゆる人間と社会を強制的に巻き込んでアートします。
大風呂敷を広げた感じですがmimimalは本気です!
公演に携わっているメンバー(8)