『コーヒーが冷めないうちに』

『コーヒーが冷めないうちに』

川口プロヂュース(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
1110プロヂュースは劇団音速かたつむり(2000年旗揚げ~2012年1月解散)の主宰・脚本・演出の川口俊和が劇団とは別枠でより自由に活動するために立ち上げたユニット。
1110プロヂュースは「カワグチプロヂュース」と読む。理由は単純明快。1110→| | | ○→川口→カワグチとなるから。
通常「プロデュース」であるはずの「デ」が「ヂ」になっているのは脚本・演出の川口が「痔」であるという事の示唆ではない。「デ」が「ヂ」の方がお客様の記憶に残るのでは?と考えてのネーミングである。
メンバーは川口俊和のみ。脚本・演出はもちろん、チラシデザイン、舞台美術、舞台監督、チケット管理もすべて川口がやっている。
応募公演への意気込み
作品としての意気込み
この作品はよくあるタイムトラベルものである。しかし、これまでのタイムトラベルものは歴史に干渉をしてはいけないという作品が多い。過去の自分が変われば、今の自分が変わるという示唆、「リセット」である。
しかし、この作品では、過去に戻ってどんな努力をしても現実を変える事はできないというルールが存在する。人生に「リセット」はない。変えるべきは、過去の自分ではない。今の自分である。その結果、未来が変わる。今、「あの日の出来事さえなければ」と心痛める社会に、心一つで悩み・苦しみの種が幸せをつかむ「きっかけ」である事を、この作品によって贈り届けたい。

芸術まつり参加に対しての意気込み
良い作品を繰り返し再演するという事は川口が劇団音速かたつむりを旗揚げした時から考えてきた事であり、実践してきたことでもある。事実、劇団音速かたつむりでは代表作「COUPLE」という作品を4回、1110プロヂュースでも去年6月に再演している。

今回の「コーヒーが冷めないうちに」も3年前川口が講師を務める演劇ワークショップでの上演が初演となり、その1年後に音速かたつむりプロヂュース、そして今回で3回目の上演となる。前回の再演ではある出版社から小説化のお話もいただき現在執筆中となる。

もちろん、CoRich舞台芸術まつり!でグランプリを取れなかったとしても必ず再演をするつもりです。
将来のビジョン
1110プロヂュースとしての活動だけでなく、川口俊和のビジョンとしては数年前から「演劇でどんな社会貢献ができるか?」という事を考えています。

その第一歩として2011年9月に函館市芸術ホールに「演劇で社会を元気にする」という趣旨の企画書を持ち込み、市民参加型のワークショップを開催。2012年3月に開催されたステージ・ラボ2011レッツ!ワークショップ「ア・ラ・カルト」では総合監修として「RE:スタート」という作品を手掛けました。

また、今年7月~8月には阿佐ヶ谷のART THEATER かもめ座という劇場を1ヵ月借り切り、1110演劇祭として4団体が同じセットで違う演目に挑戦する企画を進行中。この舞台美術も川口が担当する。

とにかくただ公演をやるという事だけにこだわらず「演劇」がどれだけ社会を元気にできるか?という事にこれからも挑戦したいと考えています。

公演に携わっているメンバー(5)

Sayaka

出演させていただきます! どうぞ宜しくお願いします★
スズキ与太郎(劇団与太組)

もろもろ、お手伝いさせていただいてます!
morya

出演させて頂きます! どうぞよろしくお願い致します。
ハヤひさ

出演です。よろしくお願いします。
川口俊和 演出家 小説家
脚本 演出

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