キミにとっての一秒が彼にとっての一秒とは限らない

キミにとっての一秒が彼にとっての一秒とは限らない

クラアク芸術堂(北海道)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
小佐部明広を中心に結成された札幌の劇団。2011年1月結成。

今年で結成3年目にして既に、札幌で毎年11月に行われる札幌劇場祭TGRで新人賞受賞。札幌市教育文化会館主催の短編演劇祭で2年連続決勝進出、北海道演劇財団との提携公演【Re:Z】に2年度連続で選出、さらに北海道及び北海道文化財団主催の「北海道舞台塾シアターラボ札幌」に抜擢されるなど、札幌では今最も勢いのある劇団である。

劇団アトリエは、自らの演劇の探究心を満たしつつ同時に人の心を豊かにする作品づくりを目指し、演劇の可能性を探求するため、試行錯誤しながら様々な形態の演劇に挑戦していく。「演劇においてどのような表現ができるか」を常に考え、今は繊細さとダイナミックさを兼ね備えた表現を模索中である。さらに「演劇において何を表現するか」も同時に考えており、「人間は錯覚により生きている。真実など意味がなく、個人が何を感じたかが全てだ。」という立場で作品を描く。
応募公演への意気込み
劇団アトリエの代表作の一つとなるであろう作品。

一見現代の生活を描いているようで、しかし実はその世界は崩壊しているという「繊細かつダイナミック」な技法を用いる。

そして今回新たに、観客の想像を巧みに誘導しながら袋小路へ追い込み、劇場を飲み込むような「トランス状態」の作出を意図する。「トランス状態」とは変性意識状態(日常的な意識状態以外の意識状態)のひとつであり、平たく言うと「わけわからなさから救われたい状態」であり、洗脳やマインドコントロールに用いられるものである(役者が精神に異常をきたさないよう祈る!)。

また、役者は劇団員と信頼のおける客演陣で固め、毎回意義ある稽古に取り組めることが期待され、よって上演される作品も非常に大きな意味を持つ作品になることが予想される。

劇団アトリエがこの2年少しで得てきた技術を適切に選択して発展させ、新たな演劇的体験を創造していきます。決して後味の良い作品ではありませんが、人生に一石を投じる作品となるかもしれません。
将来のビジョン
劇団アトリエは今年、先人たちの名作を劇団アトリエが上演する「名作劇場」という企画をスタートさせ、今年1月につかこうへい氏の『熱海殺人事件』を上演した。この企画をこれからも続けていくことで、名作の有する新たな技術・技法を知り、さらなる質の向上を目指す。

現在、劇団の経済力をつける方法を模索中であり、できれば3年以内に東京公演を行いたい。「若いうちは、じっくり考えるより経験が多い方が良い」という考えから、劇団の組織運営力を上げ、年4~5回のペースで公演を上演する。

今年はこの5月の公演のほか7月、9月、11月に公演を行う予定であり、11月の作品は札幌劇場祭(毎年11月に行われている、札幌で一番面白い演劇を決める企画)に出場し、大賞を狙う。そのほか、様々な賞に積極的に応募する予定で、多くの人から批評・評価をしていただき、更なる作品の質の向上を図る。

公演に携わっているメンバー(6)

りょっぺ
役者・俳優

出演します。よろしくお願いします。
at
役者・俳優

参加しますよろしくお願いいたします
まな

よろしくお願いします!
シャチ

出演しています。
ちか

参加します。よろしくお願いします。
コサベ
脚本 演出

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