変身

変身

THEATRE MOMENTS(東京都)

公演に携わっているメンバー:8人

団体紹介
THEATRE MOMENTSは「想像から創造へ」をキーワードに【集団創作】をするトータルシアターカンパニーです。
台詞はもちろん、音楽性、身体表現など、演劇だからこそ出来る全ての表現手段を活用し、世代や文化の壁を超えて、観客の感覚にダイレクトに訴えかける普遍的作品を生み出します。

私達は演劇でしか伝えられない『何か』を創造し、観客の想像力を刺激しつづけます。なぜならば「想像力」こそが、世界中の様々な障壁、葛藤を緩和、解消する力を持っていると信じてやまないからです。

将来は、コンプリシテのサイモン・マクバーニー氏のように、文化、言語の壁を超越した創作をしていきたいと考えています。
そして、日本発ワールドスタンダード演劇として、オリエンタリズムには頼らない世界基準の作品を引っさげ、世界巡演を行なえるカンパニーになることが目標です。
応募公演への意気込み
世界同時不況など、磐石だと思われていた足元がぐらついている現代。今こそ、この「変身」は上演するにもってこいの作品でしょう。ですが、ただ徒に不安を煽るだけでは、世界は良い方向には変わらないと私は考えます。

では、この「変身」でどのように、観客に訴えかけるのか?安易なヒューマニズムを声高に歌うのではなく、かといって頭でっかちの哲学をクールに説明するのでもなく・・・。
この「変身」で、苦い現実を抱きしめ、生きていく勇気を観客に感じさせることが出来るかに挑戦します。

また、演劇ならではの表現に拘る私達は、観客の想像力を刺激します。「変身する」とは、どういうことか?その時、家族はどうなるか?
私達は、様々な表現で多義的な見方が出来る演出を心がけますが、「不条理文学」だからと、難解にはしません。

何故なら、事件に巻き込まれた家族の視点も丁寧に描くことで、観客に「これは自分のことだ。」と切実に感じてもらいたいからです。
将来のビジョン
メアリー・シェリー作、世界最古のSF小説「フランケンシュタイン」を舞台化する予定。(09年11月、dー倉庫にて)

「フランケンシュタイン」と聞くと、醜悪な「怪物」を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、原作では「フランケンシュタイン」とは、その怪物を作った「科学者の名前」であり、その醜悪な「怪物」に名前は無いのです。

私にはこの事実、なんだかとても皮肉めいていて、同時に現代的に感じられるのです。

テロ、無差別殺人、金融不安・・・。現代に生きる我々は、多くの怪物的な存在を確かに感じていますが、その姿形、居場所をはっきりと認識することが出来ていないのではないでしょうか。

次回公演は、この「フランケンシュタイン」を下敷きに、「怪物」は何故生まれ、どうして「怪物」と呼ばれたのか?また本当にそれは「怪物」なのか?その正体に迫ってみます。

そして、観客の想像力を促すトータルシアターの手法で、醜く、悲しい怪物を舞台上に現出させようと考えています。

公演に携わっているメンバー(8)

みのりんご

わたくし、この公演を機に変身しまっす!
sachi☆

出演します。 素敵な作品なので、ぜひ多くの方に観にきてもらいたいです!
おみや

今回、初めて参加させていただきます。皆さんステキで楽しいです。感性の回路を増やしていけるようにがんばります!
ゆみこ ё

制作です。 みんなの想像力・創造性、ほんとすごいです! ぜひぜひぜひゴールデンウイークはこれでスタートしちゃってください!
たえ

スタッフです。 素晴らしい作品になるよう、みんな頑張ってます。ぜひ観に来て下さい!
佐川大輔
役者・俳優 脚本 演出

主宰・演出です。 MOMENTSならではの変身をお見せします。 ぜひ見にいらしてください。 よろしくお願いします。 
中原くれあ
役者・俳優 ナレーター 制作 Webサイト

主宰の一人、くれあです! さあ、3年間、熟成しました。 美味しい美味しい作品になっています。 ゴールデンウィーク幕開け、ぜひシアターXへ!!!
やっはろ

再演ではなくリメイクであります。 非常に思い入れのある原作なので、張り切って稽古しております。 ご期待ください。

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