髪結う時

TOKYOハンバーグ（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

団体紹介

自分達がやってる事はスポーツみたいに勝敗が出る訳ではないから何が良くて何が悪いかなんてわからない事もある。
お客さんが沢山入ったからといって、それが芝居や表現の質と比例するかといえば、そんな事はない、そりゃ沢山の人に観て頂きたいとは常々思っている。

偉い作家が演劇はパブリックだと言う。
違う作家は演劇はエンターテイメントだと言う。
私という名の無い作家が演劇とは何ぞやと問われれば
コミュニケーションだと蓋し言える。

どれも間違っていないと思う、が、しかし、生きている時代によって違ってくるのかもしれない。

『コミュニケーション』

作家の描いたテーマやメッセージを劇場という空間で役者の表現によってお客さんとコミュニケーションが出来れば、それはそれは良い事だと思う。

色々なジャンルがある演劇の中からＴＯＫＹＯハンバーグが創作していく『心の栄養』となる芝居を追求探求していく事が２０年後も３０年後も私が生きている限り、それが将来のビジョンとなっていると思う。

しかし、自分についてきてくれる役者やスタッフ達に、たまには酒を奢れるくらいの稼ぎはあるくらいになっていたいと軽く思ったりもする。


将来のビジョン

何年後でも、明日でさへ将来になるんだろうけど今と変わらぬ自分が、いつまでも『演劇』という生きる方法で劇場まで足を運んでくださるお客様と向き合っていたい。


ＴＯＫＹＯハンバーグ　主宰　大西弘記

応募公演への意気込み

TOKYOハンバーグ5回目の公演＝主宰、大西弘記の5本目の作品。

毎回毎回、ヒューマニズム的な作品を生み出してきたけれど今回も同じように生きている人間を描いています。

劇場公演という作業を重ねるたびに物理的な意味でもスケールを大きくしていきたいという気持ちから今回は10ステージやります。

今の時代で少しずつ問題になってきている『若年性アルツハイマー』を題材として取り扱った作品『髪結う時』をリアルに更にリアルに創っていきたいと思っています。

あなたの心に栄養を。

将来のビジョン

2009年11月27～30日にラゾーナ川崎プラザソル
2009年12月3,4日三重県伊勢市の伊勢トピア
計8ステージ　上演決定。

『月光の在り処』作・演出／大西弘記

ちなみに三重県伊勢市は主宰、大西弘記の故郷です。